カヤックで　ＧＯ　ＦＩＳＨＩＮＧ

　秋から今冬にかけて、月に１度くらい　しかもかろうじてのレベル　でしか出艇できる日が巡ってこない。
かれこれ４か月こんな感じだ。　いくらなんでもこれはひどいな。
　おそらく沖縄の多くのアングラーはそこまでひどいとは感じてないかもしれない。　
が、アウトリーフのジギング中心な自分の場合　波高は原則50ｃｍ以下で目線高マックス、風速は2-3ｍ/ｓ　5ｍ/ｓマックスの日にしか出ないので。　　場所選びに気を使うとか　インリーフ限定とか適宜気を付ければ波風がそれ以上のコンディションでも全く釣りができないわけではないですけどね。　
が、波風ある日は釣り２割　海況を気にするのが８割みたいに余計なところに気を使うし　根がかり多いし。
結論としてこういうコンディションの日に出かけるとなにかと不完全燃焼な日になるのがわかり切ってるので、あえて出かけることはしないわけだ。

　しかしながら、頼みであった正月前後も例年にないパターンの悪海況を食らい、
ついに好天待ちの根気が切れた。

　よし行ってやろうじゃないの　と、本日　今年初の出艇である。
決して海況は良くないが　初釣りは湾内は嫌だよな。
できればアカジン釣りたい。　
ということで、こういう日でも釣りになるポイント、数少ない冬場鉄板ポイントに出かけることにした。
鉄板と言っても海況のほうの話で、釣果はなあ、、、、　よい地形の実績ポイントのところまで行ければ釣れるが、そこまで行けないとかなり渋い。
できればイカの反応が出てくれると助かるのだが、、。


さて、出かけてみると　想定以上に海況良好、風速は3ｍ以下　波高30ｃｍ　
しばらく様子をみつつ少しずつ沖に出るが　悪くない。　小潮のせいか波風方向シンクロな割に風下に流されるスピードも極めて緩い。
もしかして実績ポイントまで行けるかな？
と思たりもしたが、ただ、どう考えても今日この海況が続くとは思えない。
しかも実績ポイントはだいぶ風上波上方向に行かねばならない。　つまりもし海況が悪化したら　風下に退避しなければならないわけだが、これがやばい。　カヤックを知らない方は　風下に向かうほうがサクッと帰れそうではないか？　と思うかもしれないが、　実際は結構なパワーの波風に後ろからケツを揺さぶられながら帰る羽目になる。　これは猛烈に危険なパターンなんです。

ということで今いるところもとりあえずアウトリーフだし、　無理せずここで頑張ることにした。

まずはイカ。　例年１月後半ごろからジグに絡むやつが出てくるのだがどうだろう？
　今日はジグへの絡み待ちなんておおちゃくはせず　ちゃんとエギをしゃくるのだが全く反応なし。

イカはいれば食ってくる　と言うのが自分の持論なので　一通り近辺を探ってここには群れはいないと見切りをつける。

　とすれば　気分は大型アカジン狙いしかない。

　が、やたらとヒロサー（ベラ）の反応が良いだけで、ハンゴーもヤミハタもこない。
少々波風も強くなってきて、潮流も早まってきた　そろそろ安全圏退避したほうが良いかなと思い出したその時

ファイヤー









このほかにも雑魚がほとんど立て続けでぞろぞろ一気にかかってきた。
激しいファイヤー。　もっとも持ち帰りサイズのアカジン１匹以外は全部リリースだが。
どうもこの潮流の変わり目でファイヤーかかったみたいですね。
でも、つまりそうれは海況悪化のサインでもあったわけで、
ここで粘りたい気持ちを抑えサクッと安全圏まで退避。
こういうことになるから波風きつめの日は出かけたくないんだよ。

まあ、あとはヤミハタと戯れておしまいです。
やっぱり　不完全燃焼ですね。

本当の好天はいつ来るんですかね、、、、、