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2018年07月14日

カーチベー(夏の季節風)がない初夏

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 大都市圏は年々ヒートアイランド現象がひどくなってるようで、毎日とんでもない気温予報が出てますね。
沖縄はヒートアイランド現象とは無縁の土地柄、最近は確実に東京大阪より夏は涼しい場所になってるような。 、、、太陽光のほうがけた違いに殺人的なんでどこでも涼しいとは言わないが、でも大都市圏のように日陰もどこも逃げ場のない暑さってのはないですわな。  
 
 で、沖縄はヒートアイランド現象はないけど、毎年のように夏 変な天気になってる気はする。
1昨年の連日朝方晴れて昼前から雷を必ず伴う雨が降る天気も変だったし
去年は結構サンゴが白化
今年は普通かなと思ってたが、台風が毎週のように現れてるせいかなんだか海水温があがらず 
そして 梅雨明け直後から始まる  季節風 カーチベー が全く来ない。
 梅雨明けからおおむね7月後半まで、 本来なら必ずと言っていいほど毎日風速5~10m/sのかなり強烈な
そして 必ず南西の向きからの風が吹くはずなんである。
 つまり、例年であれば カーチベーのシーズンは冬の大荒れシーズンと並び 1か月出艇できる日がなくてもおかしくないイヤーなシーズンなのだ。
 
 が、今年は代わりに台風や台風未満の熱帯性低気圧が南東方向から数珠なりに連なってるので、風の吹きっぱなしがなく、メリハリがあって、1週間に1回くらい、かろうじてにせよ出艇できる日が巡ってくる。


 という事で
先週ブログ更新してなかった分から。
2週間ほど出艇してなかったし、その時はカーチベーがまさかこういう展開になるとは思わず、わざわざ 台風直前のやんばる西海岸まで進出。 毎回苦戦する場所なんだが、、
出艇できるところがここしかなかったんですよ。
とにかく遠征で釣れないのほどガックシ来るものはない。 全く釣れないところではないので、ミーバイ系とフエフキ系かガーラ系を1匹ずつ確保したらサクッと帰ろうと心に決めてと、、、
カーチベー(夏の季節風)がない初夏
カーチベー(夏の季節風)がない初夏
ほとんど魚影もないポイントなので、寄り道なしで、結構遠い実績ポイントに赴き、サクッと目標達成。
あとは魚影が濃い場所は他にないかチェック、で、やっぱりないのを確認しサクッと帰りました。


 そして本日。 まあ西海岸の波はかなり低いんだけど、風予報はよろしくない。
が、そういうときでも多くの場合最も風が穏やかな名護湾湾奥なら今日も大丈夫そうだ。
夏場の名護湾は 結構頻繁に本部半島の山岳地帯へ雷雲が立つので要注意なんだが、今日は雨予報も好転して大丈夫そうだ。

ただ問題はその名護湾で釣れるかどうかなんだけど。
前回来たときはアカジン2匹だっけかな。 
が、問題は釣果というより、魚探の魚影の出方だ。 
どうも自分が期待する場所に期待通りの魚探反応が出ないんですわ。
いや、伊江島方向の湾外側岩礁に行けば、おおむね期待通りの反応は出る。
が、そもそも名護湾くんだりまで来るときって 自分の場合は天候的に他にチョイスがなくて来るわけなので、あまり湾外方向へ行くことは多くない。
で、湾内のほうは砂地が多いが地形変化は豊か。縦の深度差のある根もあれば、横の凹凸もある。
しかし、そういう場所で、自分の経験上ここなら魚影出るでしょ ってとこに魚影が出ないわけだ。 
つまり 自分の経験ってのが通用しない ってのが、問題。

なので、名護湾に来るときは 毎回結構自分なりに作戦を立ててくるんだが、毎回結果はいまいち。

さて、それでは今日の作戦は、というと、
要するに名護湾独特の地形 がポイントなんじゃなかろうか と仮定してみる。
沖縄県はほとんどのポイントにはリーフエッジというものが存在し、インリーフ、アウトリーフで全く性質の違う海が そのリーフエッジによって仕切られている。 つまり インとアウト 表と裏の概念があるといいますか、
例えば駆け上がりの縁にある根ですが、深いところから駆け上がった側が表 陸側浅い側が裏とする。 当然深いほうからのほうが魚影が濃い場合が多いので、それを表とみる感じ。
そしてそのインとアウトの出入り口の外 アウト周りでは インとアウトを出入りする潮 複雑な潮流が発生し結果として好ポイントとなる複雑な地形ができやすい訳だ。

が、名護湾に関して言えば、リーフの浅瀬はあるが アウトと仕切るリーフエッジの形成は極めて限定的だ。
先述の湾奥の複雑な地形もつまりリーフエッジの潮流とは少し違う条件によって形成された可能性が高い。
リーフエッジの影響が少ない以上、代わりにあり得ることを推測するに恐らくはくの字になった湾奥形状ゆえ西と南側から潮流がぶつかることが多く、結果としてこの地形ができたのであろう。
実際のところ 岬のような地形でなくとも 一見平坦な場所でも2つの潮流がぶつかりやすいところには複雑な地形が形成されやすいというのは間違えないと思う。名護湾奥ほど広範囲ではないにせよ、自分の実績ポイントで数か所そういうところがある。

で、実釣だが、前半戦まずは深場から浅場へと責める

カーチベー(夏の季節風)がない初夏
うーん サザナミダイ1匹と 
イカの取りそこね1回のみ

後半戦は 表裏の概念無視。 地形変化があればいわゆる裏に該当する場所もマメに攻める。
 あと、根の上側には小さなガーラ系ばかりで底ものが映らないのもパターンなのでこれも無視


カーチベー(夏の季節風)がない初夏
よっしゃ 白タマン(シモフリフエフキ) タマンより臭くないし好きです
白タマンは団子で数匹釣れるからな、と気合を入れて気配を見逃さないように、、、、
カーチベー(夏の季節風)がない初夏
時合が来たようだ。

時合が来た時のマイルール 特にフエフキ フエダイ狙いの時だが、

ジグを動かさない。

魚の活性があがったとき思わず激しくしゃくっちゃうこともあるだろうが そこはこらえて。
全く動かさないわけではないけど、じっくりしゃくる。
間合いさえ取れてればスローピッチでなくともよい。 ただ、ジグを動かさない間合いをたっぷり入れてやる。
結構ジグぶら下げてると食ってくるんですわ。
マイルールですよ あくまでも。 魚の気配はするけど食ってこないというときに効果的。
カーチベー(夏の季節風)がない初夏
作戦通り でかいタマンゲット

カーチベー(夏の季節風)がない初夏
うーん もうフエフキ系はいいんだけどな、、、 目が出ちゃった

どうもミーバイ系が釣れる気配もないしお昼あがりかな と思いだした頃
カーチベー(夏の季節風)がない初夏

フエフキ系ばかりだったが、それなりに釣れたな。ちいさいガーラも2回ほどかかったが、両方口切れを起こしてロスト。
ここは釣れないっていうのは簡単だけど、事実釣れないとこもあるし 釣れないところで釣らないってのも重要だけど
何度も通って試行錯誤するのも大切なんだなー って思いました。










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Posted by 足こぎ at 22:27│Comments(0)今日の釣り
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