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Posted by TI-DA at

2018年04月25日

激安足こぎカヤック 先行1台限定 激安価格よりさらに値引きで販売のお知らせ

 どうやら明日あたりから来週前半 超団子で釣り日和が続くようで。

 すでに当方準備万端。 普段の仕事は全部片づけ、あとは釣りまくり、、、、どうせだから離島遠征でもするかな?
そして肝心の激安足こぎカヤックのテストも追い込みをかけねばならない。


以前ブログで紹介していた、当方が販売予定の

激安足こぎカヤック

問い合わせ等は頂いていたがその後なしのつぶてでやめちゃったのかと思ってた方も多いのではないかな?

いえいえやめてません。 あんまりはっきりしないうちからあれこれ小出しに情報を出すのはどうかなと思うし
あとは自身どっぷりはまってるカヤックアングラーである以上いろいろこだわりがありましてサクサク事が進んでないだけ。
こだわりと言っても激安をうたう以上、オリジナルの金型で一からカヤックを作るとかはできないです。
もとよりホビーカヤック等超高級ブランドのカヤックですら傷凹み組み立て不具合パーツ破損すべてあり得るのがカヤックの常識ですので、品質面でのこだわりなどという話ではないし、激安物にあまり日本人丸出しで神経質な期待はすべきではないかと思う。
が、あくまで激安の範囲であってもやはり実用上沖のジギングで使える船でなければ困る訳で、そこににこだわってる訳です。。

最初のアイディアは、すでに当ブログで2年前くらいに語ったように、3M前後の小さめの足こぎで 1馬力付きがいいのではないか という線でやる予定であった。
実際日本国内でもそういった3M前後の足こぎカヤックを扱ってるお店はあると思うのでご存知の方もいるかと思う。 数種類出ていますが、すべてプロペラタイプ。
で、半年ほど前 当方検討中のやつを紹介しましたが、自分の場合フィンタイプのやつでした。 プロペラは抵抗になるだけですが、フィンタイプのほうは横にエンジンを付けてもフィンがダガーボード代わりとなって非常に直進性にアドバンテージがあるかなと思ったわけで。 

がテストを通して感じたのは やはりエンジンなしカヤック単体としてはもう少し長いほうが、、、、
これは多くはここで語らない。
なぜなら すでにずっと以前より ソルトでのアングラーが使うカヤックは350cm~400cmと言うのがボリュームゾーンな訳であって、
すでに統計的にこれだけはっきりしてることは個人がなんだかんだ言わなくてもそれなりに根拠ある結論が出てる訳で。
 自分がこの激安フィンタイプ足こぎをテストして行く中で、その中のいくつかの根拠と言うのにぶち当たったという訳だ。
無論ソルトで300cm前後のやつに乗る人もいるし、400cmとか あるいは当方のように485cmのに乗る人も相当数いる。
が、4M超に乗る人は、ソルトで使う際のアドバンテージ優先でかつ、保管場所や移動手段に支障のない人であるということで例外はないと思うが、300cm前後に乗る人が同じ理由で選んでるということは絶対にない。 300cmの場合カジュアルユーザーでそもそも何となくコンパクトで軽いほうが便利そうで選んだか、セカンド艇として選ぶ人がほとんどだろう。

まあ、とにかくそういう訳で結論として1馬力搭載はあきらめました。
年配の方であれば全釣行でエンジン積んで出かけるかもしれないが、常識的に妥当な距離、エリア、天候で、普通の脚力があれば大抵の場合エンジンはいらない。そもそもゴムボートじゃないんで荒れ気味の天候でエンジンなんて余計なものを使うと逆に怖いし。 という訳。

なので、やっぱりもう少し長い艇に方向変更、
 多くの方にとってあまり長いカヤックは積載時 保管時に問題がある訳なので、長さ的にホビーアウトバックとかの12FT 350~370CMくらいが妥当かなと考えた次第。 本当は400cm以上が自分好みだが、370cm以上だと軽自動車には乗せれず、警察に止められると切符切られますからね。それ以上長いのは難しいかなと。
という訳で
別のメーカーに別のサンプル発注、湯水のように経費が膨らむだけでなく、こうしてどんどん時間も過ぎてしまう次第。 

全くこの激安足こぎカヤック販売、 なぜやろうと思いついたのやら、、、、
なにしろ船体もですけど、輸入にかかる運賃と税関で払う分の経費というのが死ぬほど高く、 一艇 2艇だけ輸入しますと、当方が予定してる販売価格よりトータルで高くかかる。
所詮何百隻もいっぺんに買うもんじゃないので 数量割引はたかが知れており、 要はこの死ぬほど高い輸送費をまとめてコンテナで輸入し少し安くできるのだけが当方の利ザヤだ。 しかも愚痴って言えば 他のお店で買える激安300cm艇より当方販売予定の12FT艇は高い。
 が、ペスカドールにせよホビーのコンパスにせよ激安とまで行かないが税別25万くらいのカヤックがトレンドである以上、あまり300cm激安系より高くするわけにもゆかない。
ま、いいかこれは。

えー とにかく 新たなサンプルも届き、いろいろチェック、簡単に乗ってテストもやり、この艇で行こうとなり、そろそろ実釣で使いブログでも記事をあげる頃合いとなりました。
本格的に販売する前にHPかフェイスブックなり詳しく紹介するものを立ち上げると思うので、ここでは雑な写真だけ

カヤック作成大手の商品なので、結構完成度高いです。


プロペラユニットは強度が必要なとこに鍛造アルミが使われてたりする。 てか、プロペラユニットって今アメリカ系のカヤックメーカー5-6社出しており、構造的に似通ってるから見かけも似てるけど、このモデルのやつはネイティブにそっくり、、、、 が、特許関係はクリアーなのは確認済みだ。


フロントトランクスペースは ホビーとかのタダ穴にふたをしてるタイプではなく 生け簀型だ。 これがいいよね。 ホビーのようなタイプはカヤックに乗ってる間使い道がない。 これなら 実際生け簀として使ってもいいし、魚の血抜きバケツ代わりにも使える。 ちなみに以前ブログで書いた アカジンの血抜きだが、答えは 頭を突かずに放血だけバケツの中でゆっくりさせる であった。 1kgのアカジンはバケツに頭下で放り込んでおけばいいのだが、3kgのやつはしっぽをもって支えておかないとバケツにうまく入らない。その間釣りもできないわけで。 ここを生け簀にすれば手間が省ける。 
スカッパーホール2つあるのでビルジポンプと排水パイプ装着で本格的な生け簀にもできる。 泳がせ釣りのムロアジが入れれるという訳だ。

 激安物にしては作りもよく、 ラダー周りの構造が非常にシンプルで、案外こわれる心配をするところは少なそうだ。 ただ、プロペラユニットだけは極めてメンテナンスには気を配る必要がある。 要するに足がエンジンなかわりなだけで腰下は船外機と同じ構造なので。
 そもそもプロペラカヤックユーザーは爆発的に増加中だが、ちゃんとネイティブとかのメンテナンスビデオとか見てしっかりメンテしてる人はどれだけいるのだろうか? ユニット分解の工具すら持ってない人のほうが多いのではないかな?



 という訳で、これから実釣テストなのでまだオーダーは受けませんが、実はサンプルは2台取り寄せてある。
これはまもなく先行販売します。 その分の色は黄色。  
命がけの趣味であるソルトでの釣り、車じゃないので見たくれの好みで色を選んでいいのだろうか?
やはり視認性で言うと黄色か白な訳で。 また、沖縄の夏に濃い色は非常に暑いのも忘れてはならないポイント。
ただ、写真に写ってるサンドベージュ?/白の迷彩はあるかも。 遠目から見たらほとんど白に見える。
実は迷彩は海中から見たらサメ除けカラーになるかと踏んだが、そこまできれいに縞々でないのでその効果はなさそう。 あと黄/白はありかな。
いずれにせよ 緑とか青 暗色系の迷彩などは視認性が悪いし、オレンジも光が弱いと意外と目立たないし(特にオレンジ/黒暗色系の迷彩は全く目立たない)、当方のビジネススタンスは なんでもお客様が言う通りではないので、そういう色は取り扱うつもりはない。
 価格は 税込みで14万円  赤字価格で販売です。
購入者様決まりました。

そのかわり、1回か2回 写真撮影のモデルとか その辺のお手伝い 1回か2回お願いしたい。
そのため 出来ればカヤック未経験者は出来る限りご遠慮願いたい。 お手伝いも曜日は調整できますが、この週も次の週も全体忙しいから忙しいから協力できない云々が多い方はご遠慮ください。
詳細 連絡方法はまずどの程度希望者がいるかみて決めますんで、この記事下のコメント欄に希望とでも書いてメッセージを残しておいてくださいね。








  

Posted by 足こぎ at 22:31Comments(4)足こぎカヤック

2018年04月16日

ライトゲームで不調脱出なるか?

  今日は完全に冬型の波風なので、冬場に強いポイントに出動。
ここなら風の強い朝方を避けて出かければ終日波高目線より下、風速も3-4m/sで釣りができるだろうという場所だ。
どちらかというとライトゲーム向きの場所でさほど大物は期待できないし、イカも釣ったことはない場所だが、数は釣れる。

 まあ、大物はともかく、相次ぐ渋い釣果の連鎖からようやく脱出の気配があった前回に続き今回もそれなりの釣果が出れば、ひとまず不調脱出と言うところ。
 ただ、渋い釣果連続病とともにアカジンのサイズが出ない病も患ってるので、そちらのほうがどうなるかだな。 今日の出艇場所だと後者の脱出はきびしいかもしれない。

 天気のほうは結果から言うと、波風は予測通り、比較的無理なく釣りができたが、まさかの終日曇り。 帰りは雨。 ずっとどんより雲がかかってるだけで、変な風とか連れてこなかったんでいいんだけど寒かったですね。

 魚のほうだが、朝からビタロー ヤミハタの類はポロポロ釣れる。 ここのところ小物がいくら連れても良型が来ないことが多いので、小物がたくさん釣れたからと言って今日は活性高いのかな?などという期待はしない。


45cm位のタマンが来た。

クチナジサイズも来ました。

基本自分がライトゲーム中心でやるときは、場所的にビタローの数釣りに適した場所でやる時が多い。 なので、タマン ガーラ ミーバイ等も釣れますし釣りたいですけど、主役はビタロー。
クチナジより一回り小さいビタローですが、小さいなりに良く引くし、食すればクチナジタマンよりおいしく、お魚屋さんに持って行けばタマンよりずっと高級魚扱いだ。 数さえつれれば最高のライトゲームターゲットと言えよう。

で、釣れるんですけどね。ビタロー君。が、いかんせん小さい。 



いちいち全部写真は撮ってないが、測ったように25cm位のやつばっかり。
クチナジの場合30cm位で3-4歳(クチナジは15年前後生きます)くらいらしいので、ビタローのこのサイズは若いなりにすでに成魚なのかもしれんが、ちょっとキープする気にはなんないですね。

とか言ってると恒例の、、、、


またもや同じようなサイズが立て続けに続く ちびアカジン地獄、、、、
アカジンの場合40cm以下なんて多分2歳くらいですんでね。 下手に釣れてリリースできないほど弱られると困るんで ほんと釣れてほしくない。 
 というか、ほんとにちびアカジンばかり最近よく釣れる。 過去の釣果から見える傾向からするとあり得ないバランスで徹底してチビばかり。 何か原因があるのであろうか?

いい加減チビ攻撃にうんざりしてきたころ

ようやく35cmくらいのビタローゲット  こういうのを5-6匹釣りたいんですけどね

と、続いてパックーン の良型ミーバイ系のあたり

底から引っぺがすと あとは根性のない引き。アカジン ナガジュー以外のミーバイだな。

よっしゃ! 良型ジセーミーバイ。 マジで煮付けがうまい魚。 煮つけるとトロトロになる皮のうまさでは右に出るものがない。

そして締めくくりは

スマガツオ
でかいやつは脂がのってクロマグロみたいだけど このサイズは まあ、ただのカツオですね。 タタキにするか。

ということで、主役がいない釣果、ちびアカジンばかり といったうれしくないパターン継続中ですが、とりあえず数は釣ったし、渋い釣果地獄からは脱出したような気がする。
あとは、相変わらず出ないイカの釣果が気がかりだが、、、、今後の海況どうなるかな? 










  

Posted by 足こぎ at 20:09Comments(0)今日の釣り

2018年04月10日

年に数回あるかないかの好海況

 半年ほど前から天気がおかしいとブツクサ言ってたら、昨日やってきました好海況。
gpv予報なんかで言えば、沖縄本島ほぼ全域、風速 紫表示 つまり3M/S以下 波高は当然1M以下なんて感じの日なのだが、
恐らく本土の瀬戸内海とかでは当たり前の海況でも、沖縄全域でそんな海況の日年に数回しかない。 
 西海岸はまだ波高50CM以下で風速3とは言わないまでも4M以下の日みたいなのは月に1回くらいはあるが、
 東海岸ではそうはいかない。とうより太平洋直でのうねりの入る東では波高50CM以下で風速3M以下という、それぞれ年に数回の日が重なるなんてことは年に1回あるかないか。 
 
 ということで、西に行くか 東に行くかだが、数日前の寒波の影響で、うねりはやや高め。ただ、冬型の波風にはある程度東海岸も強い。
もし昨日程度の好海況にケチをつけだすと、東海岸のいわゆる波裏風裏ではないポイントには一切行けなくなるわけで、当然出動は東海岸である。

 あ、その前に 話は一昨日にさかのぼるが、まず昨日の好海況日を前に、前哨戦として、一昨日、風予報が午後いい感じになっていたので 午後限定で出艇した。
 一昨日は多くの場所で相当数日前の荒天のなごりがうねりに出てるはずだったが、波方向が完全に真冬型。
そうすると東には波裏に入るポイントが数か所ある。 予報をまめに分析してる方は数百キロ沖は大荒れなのに沿岸だけ波高50CM以下とかの予報が出てる場所があるのをご存知かと思う。そういう場所に出たわけだ。
 まあ、翌日の天気を考えると、何もわざわざ午後からでなくてもと思うのだが、どうしてもやりたいことがあったのでね。
 それは 今年まだ十分な釣果が出ていないイカのポイント探し。 好海況の日に延々とイカのいない場所でエギをしゃくりたくはないし、
ちょうどこの波裏に入るポイントと、自分が考えるイカのいそうな場所がシンクロしてたのでね。

 実際出かけると、波高は50CM以下で結構なことだが、我慢しきれず10時過ぎに出てしまったのが間違え。 風速は5Mくらい出てる。
あ~やっぱり午後からにすりゃーよかったと思いつつ、延々とエギをしゃくる。
 うーん 実績ポイントも数か所探ったが、全く反応ないね。
午後に入って風はグンと収まり、好海況といえる状態になったが、それでもイカの反応が拾えないので、気分転換に魚狙い。

例によってちびアカジン。
こういうアカジンの40CMいかない程度のやつは、1歳からせいぜい3歳程度の幼魚だし、そもそもアカジンはアウトリーフのイシミーバイというか、アウトでは最も生息数の多いハタ類の一つなんで、この程度のサイズなら結構どこででも釣れるし、道具やテクニックお構いなしで釣れやすい。 でも、成魚でも40-50CM程度の魚とはわけが違いますんでね。 40CMのをポンポン持ち帰りしてたらどんどんアカジンは減ってしまう。
ハタ類なんで膨らみやすいが、海に戻せる奴は戻してあげよう。
、、、、それにしても最近アカジンは幼魚ばっかだな、、、、


オオマチはこの季節がシーズンなのかな。 通年釣れる魚だがこの季節は特によく釣れる。


またちびアカジン  もう45CM以下のアカジンは釣れなくていいです。

さて そもそも魚影が薄く釣果が期待できないのがわかってる当ポイント。 魚狙いを続けても埒はあかないので、あとは撃沈覚悟でイカ狙い。
そして泣きそうになるくらい頑張って

ようやくゲット。 でかいオスがついてきていたのだが、それは取り損ねた。 そのあと近辺で団子を探すがこれもなし。
うーーん まあ、1杯とは言え 自分の狙った場所に実際イカがいたということで良しとしてこの日は終了。

ちなみにイカ墨で汚れたカヤック掃除だが、最近のブラシは凹凸面に沿ってしなるやつとか、歯ブラシみたいに毛先補足加工されてるのとかある。 これに墨の主成分であるメラニン系の汚れに効く色物用洗濯漂白剤を使うのがナイスな組み合わせ。 いわゆる昔ながらのハイターはカヤック船体を痛めるので使わないほうが良いと思う。


では昨日。

波高は決して低くはないし、おそらく目線は越えるのだが、この風速。 リーフの出入り口が荒れるのを十分警戒する必要はあるが、干満も穏やかな日だし、おおむね東海岸どこでも行ける。
悩むのはどこに行くかですね。基本やんばる東海岸か 近所の東ポイントだろう。
やんばる 特に東はもう2年近く行ってないんじゃないかな? 例えやんばるであっても知らない場所でやると渋い釣果を食らいやすいなあ。
近所東ポイントももうずいぶん行ってない。なんせ風が猛烈なエリアだし、ここ1-2年どんどん釣れなくなって来てる気配があるし、、、

いろいろ悩んだが、要するに釣果を求めるというより、普段の海況では行けないところに行くのが正解であろうと思い場所を決定。
そこは、普段 リーフの出入り口が猛烈に荒れやすい場所。
波高1M以下でも風速4M超えるとかなり怖い場所だ。 東海岸はどこもその傾向が強いが特にここはひどい。
沖が荒れやすいのではなく、近場が荒れやすい訳だが、そうすると沖に出るのはいいが、帰りの海況が気になってしようがない。なので、普段全くここから出艇しないわけではないが、リーフより少し外に出るだけで、沖にはめったに出ない。

で、当日だ。 浅いところはあまりよくないのでカットして少し深めのところから開始。
ここは回数こなしてないから釣れる釣れないはわからないが、 少なくとも大型は数匹釣れた実績が、、、
ぽろぽろっとハンゴー他の小物が来てそのあと

早速タマン 一応2KG超えてるので大型かな。


しばらくして良型ミーバイ確定なアタリ。
同じ赤でもアカジンとナガジューで天国と地獄。 が、ここはビッグアカジン2回ほど釣ったポイント。
祈りつつ巻き上げると

ガク 1.5KGくらいだと思うけど、、、ナガジューか、、、  比較的深い場所で釣った良型ナガジュー、以前は非常に高い市場価値があったわけだが、もはやリリース対象魚でしかない。

そのあと巨大なメータークラスのツムブリのペアがカヤックについて回ってくれた。
やっぱり面倒でもすぐに投げれるように準備したキャスティングのロッドは必要だな。 なんだかんだで年に数回はこういうチャンスが巡ってくるんで。 あとはエギをぶら下げたロッドも2本あれば完璧だが、、、、カヤックで4本も5本もロッド運びたくないしなあ、、、

スタートが悪くないので続けて釣果を期待するが、 やはり最近の不調は引きずってるようで、釣果が続かない。
というか、これもパターン化してるが、そのあと大型が食らいつくもフックオフ3回、、、、、
イカの実績があるのでそれも期待してるが反応はない。

めったに出れない沖のポイントにまで出てるわけだが、たぷっり3時間空白の時間を食らったため、その間についに過去通ったコースは流し終わってしまった。
さてどうするか? 一応この出艇場所も初めてではないわけで、基本的に釣れそうな場所はすでに調査済み それほど新たに攻めたい地形がある訳ではない。
同じ道をたどって帰るか、 平坦な海底に隠れる小さなポイントとの出会いにかけて リスキーなコースを通るか?

選択は後者
で、帰り道の釣果 なぜここに魚影が?みたいな地形があって、そこでファイヤーがかかったけれど、

タキベラ 見た目は悪いが結構うまい


またナガジュー

またまたナガジュー


定番オオマチ


ホオアカクチビ 釣れてもブログで紹介してない分がおおいが この人も最近よく釣れる


カタカシとしてはmaxサイズ


またちびアカジン


リリースオオマチ

なんだか数釣りは出来たがドラマのない釣果 主役のいない釣果と言った感じ。

うーん最近の不調の中では随分ましな釣果とは思うが、これならもう少し狙う深度を深く取って
撃沈覚悟で大物狙いでもよかったかな。 なんせ東の深場狙いも年に2-3回出来ればいいほうなんで。
まあ、それは次回のお楽しみということで。
それにしてもイカの反応が全くないな、、、気になる。






















   

Posted by 足こぎ at 14:11Comments(0)今日の釣り

2018年04月03日

カヤックアングラー改めカヤックダイエッター

 今が沖縄で最高の季節ですね~。
ほとんど毎日晴れ。 そして太陽パワーはすでに本土の夏並みだが、特に今年はカラッとして少しひんやりした強めの風が吹いており、非常に心地よい。
が、しかし、、、、カヤックフィッシングの海況的にみると 相変わらず天気予報がおかしい。 大体北風でもないのにこんなにひんやりした風が、高気圧にすっぽり覆われた日もビュービュー吹くことばかり続くのはおかしい。極端におかしいとかではないけど、やはりここ半年何かが狂ってる感じはしますね。 実際去年まで風速4m/s以上の予報が出た日は出艇しなかったのだが、それでも当ブログでご覧になれる通りそれなりの回数出艇できていた。 が、ここ半年は、終日本当に風速2-3m/sで安定の日が何回あっただろうか? 2回? 3回?
このまま続けば数年後自分はどこか風の穏やかなところに引っ越すのは間違えないな。 沖縄県と比べりゃどこも風は穏やかだからなあ。

 ということで昨今、西海岸は波高低くで安定なのをいいことに、釣りというより減量目的という言い訳で、風裏エリアを選びつつ 予報風速5m/sでも出かけているわけだが、
昨日もそんな感じ。 風はここ数回の釣行よりややましな程度。
わかってて出かけてるんだけど、風速4m/s以上の日はほんとに釣り辛くてほんとに嫌。 船が流されやすいとかは潮流と風向きによるけど、例えば船上でライン組むとかそういった作業はし辛いし、風速5m/s越えると釣り以外に気を配ることが増えるし、常に漕いでるの疲れるし。

ということでこの日は風裏は当然だが、それだけでなく インリーフが狭く陸とリーフエッジの距離が短い場所を選択。
西海岸なら場所によって陸とリーフエッジの距離が短い場所だけでなく インリーフ事体存在しない地形もちらほらあるので(東にもあるが、自分の住む本島中部にはない) 陸の陰からあまり離れて沖に出なければ少しは楽な釣りができるだろうという訳だ。

 実際行ってみると 朝方は予報通り微風。
特に陸の影を意識するコンディションではないので 実績ポイントでしばらくしゃくり

ここのところのパターンとしては珍しく、
アミフエフキやエソ ハンゴー 等小物 雑魚の類の反応がすぐに来る。


ドスンとそれなりの良型も来た。

続いてアカジン?

ガク、  ナガジュー

と、風もだんだん強くなってきたので 予定通り陸裏エリアへ。

ところが、そのあとは全く何も釣れず、 コツンもなし。
またか、、、、、、またもやまたまたまたまた呪われた不調は続くのか、、、、
もはやカヤックは釣りのためではなくダイエットのために乗ってると思ったほうが良いレベル。


ここ数回の釣行の特徴だが、 とりあえず全く魚がいないとかではなく、魚探は一応それなりに魚を拾っている。
が、全く釣れないのだ。

そして この日は11時ごろに撤収しないと干潮で岸に戻るとき苦労する日。
ラストスパートもなく 午前中あがり。

もっとも釣り日和の海況が期待できるシーズンである4月。
どうなるでしょうね。 すでに今週末は強い寒気の影響のため大荒れなのは確定してるが、、、、
なんかもう沖縄県の海況は今みたいな感じで固定されるんじゃないかっていう気がしてきますね。



  

Posted by 足こぎ at 11:14Comments(1)

2018年03月28日

呪われた2日間 またまた&またまたまた苦戦

一昨日と昨日出艇したのだが、相変わらず風が強いなあ、、、、朝方無風でも9時過ぎごろからバンバン吹く。 予報が良い感じでも直前になって風予報だけ悪化する というのが続きに続いている。

 年間平均風速5m前後の沖縄県なので、そもそもカヤックフィッシングに適した3m以下の風の日など月に2-3回あればいいのはわかっちゃいるが、問題はその絶好の海況、昨年後半からず~~~~~っと大なり小なり妙なケチがつく海況ばかりで、本島どこでも完璧な行きたいところに行けるなーんて海況は、すでに半年ほどお目にかかっていない。 本島どこでもってのは年に数回なんで仕方ないが、それに準ずるレベルの海況もここ半年で西海岸が1回か2回? 東海岸はゼロだったと思う。 
 統計上極端に例年より波風が強いという状況ではないので、要は元からまれにしかない微風&低い波高の日のかみ合わせがうまくいってないだけだと思うが、自分の釣果のほうも不調な足音が、、、、天気で出艇場所の制限はあるし、釣りにくい海況のせいもあるが既に2回、絶不調な釣果を食らってる。 そして今回記事のタイトルにもある通り、一昨日 昨日も激渋である。
先週食らった苦戦とまた苦戦 そして1昨日のまたまた苦戦 そしてついに またまたまた苦戦、、、、
 
こちらのほうはなあ、、、どうもかみ合わせがうまくいってないだけとかたまたま とか思えないのだなあ。 何か原因があるんではなかろうか、、、、などと考えてしまう。
まず、こういう渋い釣果を食らう というからには当然出艇場所は西海岸である。
が、もう1年以上前から 西で渋い釣果を食らう最大原因である
深場の大物狙い 
は封印継続中だ。 むろん深場に行くときもあるが、大物は狙ってない。 出来るだけ小さいジグを使うし、しゃくりもふり幅をあまり大きくしないし、タックルも常にライトジギングロッド、ラインは最近はPE2号か2.5号にリーダー8号、そもそもクーラーボックスからして、内側55cm位のやつを使ってる訳で。(各社リッター表記だとボックスの実サイズが全く違うんで長さで言いましたがシマノの3500クラスより10cmほど短いサイズ) このクーラーボックスに6.4kgのウムナガーも入ったわけで、イカ15kgも入る訳で、それ以上のサイズのクーラーボックスなんか持って釣りに行くのは 何を狙ってるんですか?という感じ。
で、さらに 深場リスク低減を狙い、ポイントの攻め方の効率化を図り、テクニカルな面も自分なりにいろいろと工夫を重ね、
結果的に数年前のように、不意の超大物はめっきりかからなくなったが、その分、ようやく西もそれなりに釣果は出るよね、と言えるようになったかと思っていた今日この頃。  この4回の釣行で、あっさりとそれは否定され、気のせいでしたということになってしまった。


 さてそれでは呪われた2日間の記録である。
 一昨日はやっぱり風予報超悪化なので、ほぼ完全に体を動かすのが目的。 朝9時過ぎには風が強まるようなので、強まるまで釣りをしてとっとと帰る予定
まず朝カヤックをおろすため車を駐車したところから呪いはかかる。
ガツンとルーフに隠れて死角となった木の枝が車にぶつかり、 チーン 5万円の板金修理確定、、、、。

朝方の海況は ほぼ無風で絶好。
魚探反応も良好  ほくほくしてしゃくるが、

良型ハンゴー 写真は撮ってないのも含め4匹。 
これだけだ。 普段 西で最もライトジギングで釣果があがっているポイント 毎回確実に大型魚もめぐんでくれるところでやってるだけに激苦戦と言っていいだろう。
この日はやはり10時前から耐えがたい強さの爆風になってきたのでさっさと帰投。 翌日が勝負だ。

ということで昨日。こちらは予報悪化は限定的で、お昼までは普通に釣りができそうだ。
懸案のここ時期にかなりディープなエリアでイカは釣れるのか検証するには良い天気。
実際行ってみると ほぼ無風のパーフェクトな海況。
100m超の深度でイカをやるときは、非常にシンカーが重いわけで、下手場所移動の都度巻き上げるのは大変。 むしろそのままエギを海底近くでぶら下げたままゆっくり移動し広範囲に探るほうが、能率が上がる。 時速1km以下で動けば シンカーの重さのせいもありエギはさほど横に流されたり上昇したりしない。 ズル引きなだけだが、それでもエギを抱くイカ少なくないしね。


が、しかし、エギを3時間ほど広範囲にしゃくってみたが、イカは全く反応しない。
うーん、1度の試行だけで だからここにはイカがいないとか まだ深場は活性上がってないとか そういう結論は出せないが、
がしかし、既にそれなりの回数を重ねた経験よりイカの釣れ方の傾向を推測するに
魚のように時合いが来たら活性があがるというより 釣れる日はまず、ジグをしゃくっていてもガンガンイカが絡んでくるし、それなりのメリハリはあるまんべんなく終日釣れる。 釣れない日は 突然時合いが来て釣れだすことも稀で 基本1杯確保で精いっぱい、 ということは言えるかと思う。

ということでイカ調査は3時間スカならもう十分。 これにて終了、あとはジグで魚狙い、、、だが、ここは浅場は釣れないのよね。なので、深場一本勝負だ。 ここは数こそ少ないがサイズはそれなりにいい釣果出てるから そこを期待して、、、
まずは

毒なしサイズのナガジュー。 食いたくなって確保しようか迷ったが、まあ魚探反応もいいし、ほかにも釣れるだろうとリリース。

次に来たのは、猛烈に上に登ってくるやつ。
フッキングして少し走ったのち ふっとラインが緩みジグが重みを失う。 あ~切られた と思ったが、ライン回収中に重みが復活。
あ、カツオだ
と思って鬼巻きで巻き上げると、


なんだ、、、、カマスか、、、、

深場ではライン自体もかなりの水の抵抗を受けてるので 水面上に見えるラインがはっきり緩んだり、全く重量感がなくなるということはありません。 そうなったときは深度変化に強い魚が上に向かって走ってる可能性が高いので、怪しい時はまずはリール鬼巻きをすべき ということですね。

カツオの期待を裏切られたが あきらめずに。 深場なんで大物狙いで しゃくりを大きくしつつと、、、、、

ゴン!
ズザザザザ~~~~

うりゃ! 久々 ヒットの瞬間 4-5kgサイズを確信させられる引き  
二十数回しゃくりあげたところでかかったから、底まで15Mくらいの余裕はあるな。

が、しかしだ。
ロッドはやや強めのライトジギングロッド。 非常に優秀なロッドで 例の6.4kgウムナガーもこれであげた。
が、問題はライン というかリーダーの太さ。

深場ではわかりずらい魚の走る進行方向だが、こいつのこの走り、明らかに真下だ。 スピード感から言ってほぼカンパチ確定。
深場の場合、浅場と違う部分があって、70cm位のタマンなら引きは弱いとは言わないが、そこまで鋭くないし、継続力もカンパチほどではないから、底から15mもあればたいして焦らない。 が同サイズやそれ以上のカンパチとなると別だ。
なにしろドラグを出させてやり取りするとかそんなことを考えてればすぐに底まで走られて アッという間にラインブレイクだ。
でかいやつはドラグもヘチマもない、力ずくで走りをとめて引っこ抜く必要がある。
しかしながら一方で、ドラグ全閉でガチンコをするとなると、丈夫で重いタックル、PE5号6号 リーダーも14号だの16号だのと、、、
やめたほうが良いですよ カヤックフィッシングでこの太さのラインの ガチンコタックルは。 もちろん体力的負担 片が痛くなるとかもあるが、何よりジグが根がかりしたときヤバイ。 この太さとなると、フック以外引っかかってるところがない場合、どう引っ張ってもラインは切れません。
実用面を考慮した最大ラインサイズはPE4号 リーダー10~12号だな と思うのだが、そうすると結局4-5kg あるいは5kg超級とのガチンコでは負けて取り切れない場合も出てくる。 まあ、大抵の場合リーダーやフックのラインが擦れて切られるんだが。

大物釣りたさでどうしてもタックルはヘビーになりがちかとは思うが、トータルで言えばそういう大物と出会う確率はわずか。
なので結局 自分の場合 PE4号 リーダー10~12号のタックルすらもはや大型イカ用になってしまい
現在の主戦力は PE2号か2.5 リーダー8号 という訳だ。これで3kgクラスはドラグ調整に気を付けさえすればまず問題ない。

が、このサイズのカンパチには、、、、ずばり厳しい。
ひとまず15mの猶予があるので、ファーストランで相手のサイズやドラグの強さの調整を、と、、、
うん ドラグはかなり勢いよく出るが、負荷はいい感じでかかってる。 
ファーストランが止まって 最初のやり取り、 軽い綱引き状態の時に 最近忘れていた大型魚独特の不気味な感触、 ぐわ、これは 思ったよりさらにでかいかも、、、。
セカンドランが始まって あ、これはドラグを締めても切られる の感触。
やむを得ずドラグはそのまま 底につく前にとまってくれることを祈る。

が、ドラグは止まらずいよいよ底が近くなり、
トンと嫌な感触。 ふっと軽くなり、 が まだ魚はついてる感じ??
ぐいと引っ張ると なんだか横に走られてる感触とともに ガツンと根がかり!? そして ふっとラインブレイク。

くそーーー
気を取り直してエギをぶら下げていた例の大物用タックルにジグセット。
まあ、これは大物タックルと言っても超軽量。 だが、1.2mくらいと1.5mオーバーのサメを釣り上げた実績のあるタックルなんで、リーダーさえ切れなければ今のがしたサイズくらいは余裕で上がる。

しかし なんということだろう。 そのあと4回ほどジグをパクっと咥える良型はいたが、すべてフッキングできずにすっぽ抜けだ。
そして時合は過ぎ  魚探反応は良好ながら 全く魚信は途絶えてしまう。
絶望で息も絶え絶えになったころ ようやく良型がヒット

よっしゃ これはでかい! 3kgは余裕で越えてるな。
しかもそこから離れるとほとんど抵抗しなくなる。 微妙にアカジンではない予感がなぜかするのだが、ミーバイ系だろうと思われる。
が、途中で なんとなく重さの割にロッドがしなってないのに気付く。 うーん 擦れがかり? いや、それでさっきのやつより小さくても、こっちのほうが値千金 などと考えつつ巻き上げる。

と姿を現したのは


THE KING OF 外道 正真正銘毒魚  センニンフグ

カヤック越しの写真って距離感おかしくなりがちだが、実物は確かにでかいこたあでかい。
これは呪われてるわ。 




時合いが来るまで魚のいるところで粘りに粘る というマイルールを忠実に守っている航跡が痛々しい、、、、、
魚探反応は良い。 なのになぜ釣れないのか? 理由がわからないのが最悪。

(ちなみにこの魚探画像、ここのところ紹介してたハイワイドチャープ振動子の物だが、今回はローランスレディーの蓋をして撮影してる。 やはり深場では蓋のせいでノイズが増え解像度が悪くなってますね。 HWチャープはもとより80khzほど深いところに強くないんで、やはり深場は蓋なしのほうが良いと思う。 60m深度くらいまではノイズはあっても映るべきものも全部写ってる感じなのだが それ以上だと画像が怪しくなる。)

まあ、深場でのチャンスは限られているわけで 
1回のチャンスを逃すだけでTHE ENDを覚悟せねばならない。
2度あるチャンスは3度もない という深場マイルールもある訳だが、、、、


ということで 釣果に恵まれない日々に打ちのめされて帰りました。
ちなみに この間イカは一度もジグに絡んでない。 やはりこのポイントはまだシーズンインしてないかも???
あ、帰りに浅場で一度イカのあたりを拾った。 しかもイカはあんまりいないと思われる急斜面の真ん中で。

全てわからなくなりました、、、、









  

Posted by 足こぎ at 13:37Comments(0)今日の釣り

2018年03月20日

また苦戦

前回のアオリの釣り方記事は随分皆さんに見てもらえたようですね。 やはりイカは人気のターゲットなんだなあと実感。
釣りの醍醐味って 自分で工夫して 自分で考えて 自分なりの釣りメソッドをじっくり作り上げてゆく ということにあるというのが自分の考え方で、なんでも人にすぐ聞くとか、人がこう言ったからからとか自主性のない考え方は好きではない。 
 なので、そこまで役に立つようなことは書けないかもしれないが、少しづつ他の魚種とかについても書き足していこうとは思う。


 ということで昨日だが、 その前々日くらいまでは、西海岸一帯絶好の釣り日和になるかと思われる予報
せっかくなんで深場のイカについてシーズンインしてるか調査してやろうと思ってた。
 が、昼から午後にかけての風の予報がどんどん悪化。
、、、んー まあ、どうせ大潮の後の長潮だから午後猛烈に潮が引くから 午前限定出動。 長居せず帰ればいいか、、、、
しかしさらに予報は悪化して、到底深場はアクセス不可能な風速に。
 最終的に 釣り目的としては出艇キャンセルのレベルまで風予報は悪化。
 エクスサイズ目的で出艇はしたいので安全重視の場所に行くしかない。

 予報を見る限りこの日、西海岸は都会側でなく恩納村側であれば波高に関しては非常に低く問題ない。
当日の潮流は北より、お昼ごろから南寄りに変わる。
が、問題は風だ。 南西から吹くという最悪の方向なので、都会側は無論、恩名村側も陸やリーフ沿いに平行に風が吹くことになる。
しかも朝方を除き沿岸5-6m/s 午後は7-8m/s

 いつも言ってることだが、陸側からの風であれば、波高さえ低ければ、かなり強烈な風であっても急激に恐ろしい海況にはなり辛い。
あ、 ただし、
だから沖に出ちゃうのもOKなんて死んでも考えないように。
これも以前言ったが、基本足こぎカヤックで、どの程度まで沖に出れるのかを決めるのは
自分が@@@@@手漕ぎで@@@@@どこまで漕げるかで決まるということを忘れないでほしい。
悪い海況の日とかに往々にして足こぎユニットが壊れたりするもんです。
陸からの風の日、ってのはつまり、そういう手漕ぎな状態になった日に
向かい風で何キロか漕がなきゃいけなくなる ってことですよ。
足こぎに限らないですけど、
幅が80cm 長さ350~400cm程度が主流の、波風の抵抗を受けやすい非常に足の遅いフィッシングカヤックで、向かい風6m/sのコンディションで、しかも潮流も向かい風方向だったら、
あなたは手のパドリングでどの程度の距離を自分が漕げるか把握してますか?

どうも足こぎでアウトリガーを付ければどこにでも行けると思ってる人が増えてるような気がするし、どうもその流れを作ってる原因の一つが自分のブログなのは間違えない。なので、この件は強くここで言っておきたい。

おっと話をやリーフ沿いに平行に風が吹く場合に戻すが、
無論海況として陸からの日より悪化するわけだ。
例え波高が低い予報の日でも、これだけ風が吹くと、潮流次第でものすごく危険なことになりやすい。
風と潮流の向きがシンクロすると波周期の短い鬼の洗濯板。
風と潮流の向きが逆方向方面だと 洗濯板ではあるがもっとぐじゃぐじゃ三角波系。
どちらもやばい状況になると 妙に海面がジャワジャワ騒がしくなるのでわかるが、その怖さはかなり別質のもの。

 風と潮流の向きがシンクロすると波周期の短い鬼の洗濯板
のほうは基本後ろから波風を受けない限りそれなりにしのぐことができる。
が、背に受けるとかなりケツをゆすられるだけでなく、波に乗るのに近い状態 いわゆるブリーチングに類似した状態になるので、カヤックがグリップを失い一気にひっくり返される危険がある。 当ブログで以前紹介したカヤッカーたちの沈動画等でも明らかだが、多くの沈アクシデントは波を背に受けているとき (後方監視を怠り)コントロールを失って起きる。 そういう時の波高は1M2Mでなくとも50cmでも危険だ。ただし、後方監視さえしっかりすれば、 なんというか カヤックサーフィンと同じですんでね。よほどのことがない限り絶体絶命とはちょっと違うかもしれない。

 逆方向方面だと 三角波系。 ...系としたのは 必ずしもぶつかる波風の方向は定まっておらず その方向により波の立ち方もそれぞれだが、 要するにシンクロ系と違い、一定方向に揉まれるのではなく ぐしゃぐしゃにケツを振り回されるのが特徴だ。 しかももまれる方向が定まらない状態で、漕いでも進まないしやはり船体はグリップを失ったような挙動をするので、はっきり言ってこれが一番怖い。 
起きやすい場所の代表的なのは岬とかの名称がついた地形 つまり潮流が方向転換しやすく、2つの違う波がぶつかりやすいとこですが、
沖縄県の場合、特に風がリーフ際を横なでする際、リーフ際にそって流れる複雑な潮流とガチンコするときこれは起きやすい。
 この現象は必ずしも強い波風の日でなければ起きないということではない。 また、 その現象が起きやすい場所は比較的決まっており、波風穏やかな日でも そういう場所は頻繁にジャワジャワと音がしたり、あるいは鏡面コンディションの日なのにそこだけウサギが飛んでたりする(細かい白波が立つこと)。
以前にも何度か言ったが そういう場所は上記のようなはっきりとした予兆がなくとも微妙にカヤックに乗っててケツをが重心を失ったような揺られ方をするのでわかる。
 意味が解らない人は 古宇利島地図上向かって左側のリーフ群少し北側    宮城島東沖リーフ出入り口灯台から向かって北側沖 万座毛北西沖近辺  伊計島向かって真東60M深度位置の根の上周辺 に行ってみるとよい。 穏やかな日はいい釣り場ではあるが、海況にかかわらず常に局地的にざわざわしてる場所がある。 残波や真栄田岬と言ったわかりやすく荒れやすい場所でなくとも いろんなとこで起きる。 そういうとこに少しだけ中に入ってみれば自分の言ってる意味がわかるだろう。


随分波風指南が長くなったが、ということで
この日は選択肢は1つ。 残波岬しかない。 残波は普段波が高い傾向があるので、めったに行かない。 3年ぶりだ。 
が、この日は波高は低く、岬の恩納村側の壁地形の陰で釣りをする限り完全風裏、壁も高いので 例え風速7m/sになっても周域が同じ風速になることはない。が、特に潮流が変わり風向きとシンクロするお昼以降が怖い。 岬の灯台側とか北側の壁は半分風裏でしかなく、例え瞬間安全に見えても当然ちょっとした海況の変化で大荒れに豹変しかねないので、あくまで安全圏限定。 
 風の様子を見つつまあ、10時まで釣りができれば上等 の気分で早めに夜明け前に出艇。

 海況は上々 風速0~2m/sくらい。  魚探反応上々。  よしよし さっさと釣果を上げて帰ろうと思ったのだが、
2時間地獄の修行。 こつんが1回のみ。

こういったよい魚探反応があるにもかかわらず、2時間あたりがない日は、まず苦戦確定。 こういう日はどこをどううろつき どういう道具を使い どうしゃくっても釣れないわけで、結局 恐らく一度は巡ってくるであろう短い時合いを確実につかまなければ今日の釣りは惨敗確定 というのが自分のパターン。
いや、まだ2時間。 本来なら大きく移動、環境を変えるという手があるのだが、何分この海況。
9時前現在、まだ風速3m程度だが このあとを考えるとなあ。
そもそも自分はこういう風の日は 例え出艇に問題なくとも こういった制約が多いのがわかってるから、本来出艇しないわけで、、、、
何をいまさら出艇しておいて、と、この日は気の早い白旗、妙に納得したあきらめの心持、、、。

実はこの時まで 少し離れた沖でイカ釣りらしき船がずらりと並んでおり、 この前も別のポイントで見た時も思ったが、
多分彼らの狙ってる地形と 自分が狙ってるイカ地形は違うな、と。
狙いが違うというより 乗ってる船の特性が違うからというか。
基本船はパラシュートでゆっくり流してティップランなので広く浅く狙う感じ。
足こぎカヤックは1m単位で同じ場所に居座る、戻ることができるので、団子状態の群れ狙い。
 ということで、わざわざイカ狙いで漁船のまねをする必要性も感じないし、
ま、もう今日はいいや、あとは惰性でのんびりと同じところで。

この日少なくともこのエリアにいる限りは安全で、風速5m/s越えだしても

ちょっと信じがたい穏やかさ。 ちなみに潮流と風は真向かい方向。
が、妙な波は起きず、むしろカヤックが風下にあまり流されずに楽。


まあ、良型のハンゴーくらいは釣りましたよ。 ハンゴーミーバイの口の中にいるタコ。

まあ、シモフリフエフキ?だっけ?くらいは釣りましたよ。 

まあ、サイズ的に毒なし?ナガジューくらいは釣りましたよ。  自分はアカジンよりナガジューのほうがうまいと思う。ただ、黒い斑点もちのは毒ありのイメージがあるのでこれはリリース。

この日はこれで終わり。 干潮前に帰らないと大変なので11時には納竿。
帰り11時過ぎ 風速は6-7m/s なのに



まあ、西岸よりや北岸に行かない限りここが南西の風に強いのはわかった。 カーチベーのシーズン位にまたお世話になるかもな。

  

Posted by 足こぎ at 14:37Comments(0)今日の釣り

2018年03月15日

アカイカ系アオリイカの釣り方

いつも釣行記事だけではなく、タックルや各魚種に関する記事なんかも書きたいとは思っているのだが、いかんせん
決定版と言えるほどの記事を書くほど自分の腕は高くない。
 それに、これはどうかな? いいかもしれない? なーんてフラシーボ込みの推測口調で話すのは楽しいんだけど、あまり無責任な情報をまき散らすのもどうかと思う。 
 さらに、当方の考えだと前置きするが、、、、このロッドだから ジグだから釣れるとかこのしゃくりだから釣れるとか、そういう道具やテクニックへのこだわり話はネットに満ち満ちていますが、 それって無意味ではないにせよ、かといってその辺にこだわったからと言って何割も釣果があがるとは思わない。 せいぜいそういうこだわり個々の効果なんて数字にすれば数パーセントアップくらいではなかろうか。 
無論その小さな積み重ねがいくつも重なってものをいうというのはわかってるが、そこはプロの世界と言いますかね。

それよりまず普通のアングラーにとって第一に重要なのは、
ターゲットのいる場所で 釣れる時間に釣る ということだろう。
そこをわかってないのにやれインストラクターのおすすめだ フィールドテスターのおすすめだとか ネット情報にばかり振り回されるのはいかがなものかと思うのです。
まあ、高級な道具を眺めるだけとか 実績の伴わないうんちく話でも楽しい人はいるだろうが、少なくとも自分は、必要と思われる以上の出費は絶対にしたくないし、(頭を使わないと魚は釣れないにせよ)やっぱりあまり難しいうんちく話はなしで楽ちんにポンポン釣りたいと思ってしまう。
 

 ということで、現時点で という前置きの上で 自分が意味があると思ってることについて書きます。 
来年は全く違うことを言ってるかもしれない。 あんまり道具やテクニックのうんちく話もないので参考になるかもよくわからない。
 とにかくあくまでもこういうのは個人の主観の話なのであって、当ブログを読んでくれている方々においては、
ご自分より当方の釣果があがってるなと思う方は 参考にすればよいし そうでなければ まあ読み飛ばしてくださいな。


では本題です

アカイカ系アオリイカの釣り方

基本カヤックで狙う場合の話となります。




@ シーズン
  おおむね2月くらいから7月初旬くらい
  5月くらいまでは深度20~50Mくらいのところ、 はっきり切り替わる訳ではないが後半は徐々に深いところでの反応があがってきます。5月初旬までは30M前後で普通に釣れるけどそれ以降は苦労するので、それよりとっとと深場に行ったほうが良い感じ。 後半は80M~120M深度がメインです。 それより深いとこでも釣れるらしいけど調査してません。

@釣れる時間
 一般の魚より食いが立ってる時間帯は非常に長いと思う。  いわゆる魚の時合いとはペース 時間配分が違う。 
 おおむね そこにイカがいれば、全く釣れないことはない という感じで間違えない。 それだけにいかにイカがいるところを見つけるかが重要。

@釣れる場所
 基本駆け上がり周辺という点で魚狙いと変わらない。
が、駆け上がりと言えばリーフ正面に必ずあるものだが、ちょっとあまりに白波バンバンのリーフ正面の駆け上がりで釣れてる気はしないな。 リーフ正面だが若干波裏気味の駆け上がりや、リーフから離れた沈み根の駆け上がりとかでよく釣れる。波裏すぎて岩礁の発達があまりなく砂地が多いとこや、平べったい地形のとこでもイカはいたりする。そうかと思えば普通に魚影が多いところにもいたりする。  どこにでもいるが いつでもどこでもいるわけではないという話になりこれがイカ狙いを難しくしてるのだが、、、、、

 ひとまず駆け上がりで狙うことがほとんどなので その分布を図にすれば

こちらは30~50M深度の場合、 一番釣れるのは駆け上がりの底、の際。 際から深い方向にある程度平坦な場所があるところ というのが自分の場合一つの法則になってるな。 平坦な場所がないただの駆け上がりではほとんど釣ったことがない。 あまり崖のような急峻な駆け上がりは厳しいが、それなりにメリハリのある所がよく釣れる。 ただしこの点はそこまで法則性はない。
 底の際だけでなく トップの際や根の上もまれに そして、周辺の砂地をうろついてる場合はたびたはありますが、団子になってるのはまず際周辺。


こちらがさらに深いところの場合。 実際はともかく、これはどうしても深場では魚探の解析情報が大味になってる部分を反映した図だということをご理解いただきたい。 基本変わらないのだが、結構際以外のべたっとしたところにも広く分布する場合が多い。 解析情報が大味であるにせよ、際の底ではなく むしろ根の上の平たいとこにたまってることも多い点が特徴。

@場所の探し方
 多分一番確実でイライラしないのは 自分が良くブログで書いてる 普通にジグをしゃくって、イカのアタリが来たらエギにチェンジ作戦です。
3-5月は活性高いですから、それで一日1回くらいはイカがジグに絡んできます。 とにかく時合いが長く、食いが立ったシーズンのイカはなんでも反応するので、無駄にイカのいないところでエギをしゃくるより この方法が良いと思う。 そこで1杯釣ったら追加を目指しエギで周辺を狙う。周辺地形情報がまとまったら、次に似た場所を探して試す。 の流れでよいかと。 

@どういうエギを使うのか
 今のところ 何色でも関係ないです。 特に深場では、サメと取り合いをする関係上 予備のエギは大量に必要なので、自分もたくさん買い込んでますし、いろんな色も使ってます。 が、再度言いますけど、時合いが長く、食いが立ったシーズンのイカはなんでも反応するわけで。
色に違いはあるでしょうが、そのうんちく心配するより釣れる場所探すほうがはるかに重要。 墨だらけのエギでもつれるしね。
 ただ、上記のサメの件があって相当強引なやり取りが必要になる点や そもそも普通に3kgオーバーが釣れる点を考えると、傘針は丈夫でなければならない。 普通の4号エギの針では 浅場ならまだしも深場ではのされてフックオフは避けれないと思う。 丁寧にやってると確実にサメにエギごとやられるし。 かといって3段針の高級大型エギを使うと、それでもやっぱりサメにやられたときが痛い。
 お金持ちは2000円の高級3段針の4.5や5号を買えばよろしいのだが、けちな自分は200円くらいのエギにカスタムで大型傘針つけるか、某社の500円バーゲン品4.5号を使ってます。 


@どういうタックルを使うのか
 普通に3~5kgの魚とガチンコ勝負ができる強度のライン リール ロッド。
 狭いカヤックですんでね 普通に考えていろんなタックルをわんさか持って行くより、タックルは2-3本で済ませたいでしょ。
とすると、上記程度のクラスのジギングロッド一択ではないかな? どうしてもエギンガー気分に浸りたい人以外はこれで十分。
浅場の場合はサメにやられる確率は低いので、やり取りを楽しむゆとりはあるしライトジギングタックルでもよいと思う。 
 深場はPE3号~4号くらいはいるかな。 4kgクラスをドラグを出させず、100mくらいひたすらゴリ巻きで揚げる訳なんでね。 面白味はない釣りになるけど、サメに寄付するよりましでしょ?


@しゃくりについて
 うーん いろいろ自分も試すけど、ほとんど差がない。 というか またまた言いますけど 食いが立ったシーズンのイカはなんでも反応するわけで。 大抵の場合 普通に大きくミドルスピードのジャークを3-4回 そのあと5~10秒ステイ これをワンセットとして、ワンセット目の時点でイカはエギを抱いている。
 まあ、このセットを2回か3回繰り返し、 反応がなければ底を取り直し の繰り返し。
ただ、結構な確率でフォール中のエギを抱くことがあります。 なので、妙な位置でエギが止まるとか 微妙に沈降速度が変わるとか そういう変化があるときは迷わずフッキングを入れること。 餌木投入最初のボトム取り前に抱くことも頻繁にあるので、ボトムが近づいてきた時点で落下速度を遅めるのも有効。
 かなりゆっくりのスピードで広く探るので、忙しくしてもしょうがない。移動の際もエギを回収せずぶら下げたままにするのもありです。 運が良ければ魚探に何か反応が出るかもしれない。 またいろんなしゃくりを混ぜて悪いと言ってる訳でもないんで各人試してみましょう。

  ちなみに魚探に イカの群れ確実で写ったときの映像はこちら


 振動子が特殊なんで、普通の振動子ではここまではっきり映らないかもしれないが、、、
エギを追って上下するイカが写ってござる。 この前も後も釣りましたんでね
 
えーと なんかほかにもあった気がするが 今日はこんなところで
最後に

@総評
 アカイカ系アオリ釣りは自分も結構釣り方がわかんなくて、どこぞのメーカーのエギがどうこうという情報を見ていろんなエギを買ったり、どこぞの動画を見て参考にしたりと、それでも釣れなくて悩んだジャンルなのですが、
いざ それなりに釣れるようになって、つくづく思うことがあります。
それは、
道具より テクニックより ターゲットのいる場所で 釣れる時間に釣る
の原則が一番痛感されるのは この深場のアカイカ釣りではないかということ。
魚のほうがまだ道具やテクニックに違いが出てるのは明らか。

 まだイカ大漁を経験していない方は、一度ネット情報等でいっぱいになった知識を捨てて、ただひたすらジグに絡むイカを待ってみることをお勧めする。 そうすれば ジグに絡んじゃうようなイカですから、エギが落ちてくればしゃくる間もなくフォールで抱きます(8割くらい)。
そしてそんなイカの周りには似たような食いの立ったイカが数匹いることが多い訳で。
お試しあれ。


  

Posted by 足こぎ at 22:15Comments(1)アオリイカ 

2018年03月13日

浅場のカンパチに救われた

減量もかねてマメに出艇しなければならない今日この頃。

 今日は西海岸はかなり波高は低いが、残念ながら風が強め。
数日前ちょっと風邪をひいてしまい、病み上がり。 回復はしてるので、軽い運動はむしろ調子を取り戻すのにいい感じだと思うが、無理はしたくない。
ということで、波風コンディション重視で久しぶりに西海岸都会側に出艇。
 基本西海岸都会側は 自分の腕ではあんまり釣果はあがらないのでめったに行かない。 というより、年に1,2回は訪れる持ち帰り坊主、思えばほとんどここで食らっているような気がする。
 まあしかし 今日は無理しないのが一番、 海況的にもここが一番ましだし、カヤックの出し入れも楽。
それに去年同時期にここに来たときはそれなりに健闘、イカも釣った。

 さて 現地についてみると、風は予想通り3-4m/s 波高は低い。
まずはイカも視野に入れたジャークでジグをしゃくってると、早速イカパンチの感触。
もらった! と早速餌木投入、、、、、、、、 あれ?
相当しつこく探ってもイカは来ない。
おかしいな? 間違えなくイカパンチだったし、このジグエギ入れ替え作戦成功率は極めて高いんだがな、、、、 しかもここは去年イカを釣った位置だ。
ふと、 もしや今日は激渋だったりしてね、という予感がよぎる。

そして当然いつも通り激渋修行。 こうなるとこのポイントは辛い。 どれだけ広くさまよっても、時合いが来るまで居座り粘る価値があるほどの広範囲に魚影の濃い場所など存在しないのはすでに調査済み。 あちこちに散らばる小さな反応を丁寧に拾ってゆくしかないのである。

 が、追い打ちをかけるように、今日北寄り方向から差してくるはずの潮流が南から差してくる。 そして風は南東。 風のほうは強くても5m行くか行かないかだがシンクロしてるので、猛烈に流される。 平均で時速2.5km/h超えてるからやりきれない。 風上に普通に漕いで移動しようとすると、時速2km/hくらいしか出ないわけだ。 まことに効率が悪い。
 
 結局頑張ってそれなりにあちこち移動したが、良型の魚影はほとんどなく、あたりはゼロ。
そう。 アタリすらゼロ こつんもなし。 もちろん小物 雑魚もなし。 
つまり 純正 ボーズ。

 うーん カヤックを初めて最初の時代に1回や2回は純正ボーズは食らったはずだが、はっきり覚えてる範囲では純正ボーズと言うのを食らった記憶はないのではないか? ある意味エソもヤミハタもシジャーも釣れないなんて珍しすぎる。

 昼前には潮流も緩やかになり 風も収まってきたが、とうの昔に戦意喪失。
とっとと帰ろうとゆっくりしゃくりながら帰途に就く。
ここでも一切あたりはない訳だが、 それにしてもこの天気はどうだ。
予報と違い 風速1-2m/sくらいになって来て、風はさわやか、 カラット晴れて気持ちのいいこと。
こりゃ西海岸田舎側に行けばよかったな、、、、

と、 沿岸浅場一歩手前 25m深度のところで しゃくっていたジグが突然なくなる。

ジギングの場合、良型がかかるとスナップでは頻繁にジグが外れてしまう現象が起きます。 魚がかかってなくてもどうかすると外れる。
なので、大抵の方はスプリットリングか あるいは自分のようにオーシャンスナップ(スナップという名だが一種のスプリットリング)を使ってると思うが ちょっとコスト的にお高いんでね。 今日はちょっと外れなさそうなスナップを試してたのです。

 あれ、やっぱスナップはダメだな。その時は魚とは思わなかった。
が、ダメだと言いつつ同じスナップでジグを付け替えると、今度はゴンと魚がヒット 即スポでジグロスト。

 やめればいいのにまた同じことをすると(すでにモチベーション底辺まで低下なので) 今度はフッキングまでいった。

おっと それなりに良型!
 底に強烈に走るんで 良型タマンの予感。

ん?  ん? 頭の振りが違う? 50-55cm位の個体だと思うが サイズのわりに走りが鋭い。
ガーラかな、と思いつつ 慎重にやり取りするのだが、
プツ と嫌な感触、フックが外れたか? そしてもう一度プツ、、、なんかギリギリで魚はぶら下がってる感触。


 かろうじてランディング成功
上がってきたのは


おっと 想定外のカンパチ。 最近浅いとこでカンパチよく釣れるね。
フックはダブルだったが 1本噛み切られ ジグはロスト、危なかった。



続いてアカジンもきた。

この後、ほかにもカンパチがうろついてるようなあたりはあったが、
完璧なボーズ回避できただけで今日は満足、深追いはやめた。

この好天を楽しみつつ帰りました。

あ、今日もハチ見たな。 今年はハチ多いのかな? 注意しよう。


  

Posted by 足こぎ at 20:08Comments(0)今日の釣り

2018年03月05日

イカの季節っていいもんだな。毎年そう思う。

 昨日日曜日、またまた出艇。

基本西海岸がよかろうとは思っていたが、週末西海岸、特に自分の住むうるま市からのアクセスで言えば、読谷 恩納エリアとなるが、
このエリアと言えば 特にこれからの季節避けたほうが良いことがある。

それは ダイビングとかツアーとかカヤックツアなんかも含め 観光客商売系の多いところを避けるということだ。

しかも毎年この手の商売を営む人 船は増殖中。
残念ながら 自分は船にはねられそうになったり そういう商売をやってる輩にむちゃくちゃなことを言われたことも数回ある。

まあ彼らにすれば トロいカヤックなんかがうろちょろしてること自体邪魔臭いだけなわけで、しかも観光好調な沖縄県、これからますます彼らの数は増えてゆく。
要するに 君子危うきに、、、 とにかく彼らに近づかないに越したことはないということ。


しかし、 朝起きると濃厚な霧。

沖縄県は あまり朝もやとか霧とかは発生しないところなんですが、 ただ、まったく発生しない訳ではなく、こういう海況穏やかであったかく湿度の高い日は霧が出る。 風の穏やかな日と言うことで 出艇日と被ることもあり、自分もなんだかんだで年に1回くらいは霧を食らってる気がする。
この霧で気を付けることは無論、視界の確保。
基本陸の見えないようなところに出かけるのは厳禁なのは言うまでもないが、
霧を初めて食らった人とかは、出艇時は1km先まで見えてるから とかで安直に判断してしまうかもしれない。

少なくとも自分の経験では、 この沖縄の霧、
@下手すると 10時くらいまで晴れない
@ 早朝が霧の濃さのピークではなく、結構濃くなったり薄くなったりを繰り返す
と言う特徴があります。 つまり 朝もやではなく霧なんです。

まあ、だから出艇するなとは言わないが、 絶対に守ることが一つ。
陸から離れないこと。 霧の薄めの時でもせいぜい陸から100mか200m 濃くなって来たら即陸に退避。 
濃くなる時はあっという間です。

要するに ジギングであれば
インリーフ形成のほとんどないエリアで かつ リーフ際の波のブレイクが発生しないエリア
でしかできないと言うことです。

うーん 先述の自分のお家の近辺、恩名 読谷エリアでこの条件を満たすところって、商売系も多いのよね、、、、、
とにかく 商売系の船がわらわら活動を始める9時前には絶対安全圏に移動しておこう、、、、


と言うことで 霧を見て少し遅めに出発し、西海岸 深場ポイントに到着。 あ、ちょっくらライトゲーム浅場もあります。

まずはとにかく霧が晴れるまで 陸からすぐのところでライトゲーム


ズゴンと最初に来たのは2kg超のアカジン。 大潮の日に修行の時間がないのはまれだぜ。




良型ハンゴーもテンポよく。 写真でわかり辛く 自分でもどれだか憶えてないが、1匹は700gもあった。 ハンゴーとしてはマックスサイズかと思う。

続いて

1kg弱のユダヤー

と、この辺で 朝9時半過ぎなのだが、 ようやく霧が晴れてくる気配が。 同時にあっちこち猛スピードで走る商売船が増加中。
一応距離は取ってるつもりだが、彼らにとっては目の前にいるハエも500m先にいるハエも同じかもしれない。 そろそろ深場に行きますかね。

その深場 魚探反応は上々

が、、、、釣れない  釣れない

カタカシ1匹だけで あとは2時間釣れない、、、、、

俺的深場の鉄則
深場はそんなに魚影が濃い場所が散らばってないので、うろちょろせず 魚影の濃いところで粘る。

大潮の鉄則
大潮の日は時合いが短く集中しがちなので うろちょろせず 魚影の濃いところで粘る。

と、経験則上は そのまま粘りに粘る と言うことになるが、 大潮時に時合にはまりやすい最干潮前後はまだまだ先。
しかも午後はやや風が強くなる見込み。
久々に深場でどっかーーん という大物を釣りたくはあるが ここは我慢で浅場に移動。

今度は霧の心配はないので商売船の通路から大きく距離を取った浅場の場所でライトゲーム。




う、、、ん まあ、ライトゲームだしね。
何気にミーバイ系だけで5kg近く釣ってるし、釣果として悪くないけど もう一つ物足りない。

と、はたと 今日ずっと気になっていたことの答えに気づく。

まず気になってたこととは、
普段まず漁船を見かけない砂地のおおい緩い駆け上りエリアに漁船がずっととどまってる。
理由まで考えなかったが、今になってふと、どの船もパラシュートで下に流してはもどり流してはもどりを繰り返してるのに気付く。
個人的にはあまり見かけない光景なのよね。

で気づいた答え。
あ、イカ狙いか。
ちょっとズルをしてる気分だったが、邪魔にならないよう数百メートル離れたところで自分もイカ狙い。
というか、漁船群がイカ狙いかどうかもわかんないし とりあえずジグで探ってみる。
というのも、常々魚影が薄くてもイカはいるのは当ブログ記事でも明らかだが、、ここは魚影全くない訳で、、、、
あまりすっからかんなとこはイカ実績もなく ここはダメだと思うんだけど、そんなに漁船が並ぶような魚影出てるのかな?

しばらく流してると、ぽつりぽつり、何気に駆け上がりについた魚影はそれなりにある場所も散見されることに気づく。
、、、ふむ、、、、魚少なめの駆け上がりはあるのか、で 砂地多し、、、、もしかしてイカ好み?

と、
プツ
例の感触 が、8割がた藻かな、、、、
ジグを落としなおす
落としなおしたジグの着底距離も違和感がなく、まあ、藻だな、、、、
と、 ふわっとジグに重みが!

速攻餌木投入で、 ジグは回収
ん? あれ?  回収してるジグをイカが追ってるのか  プツプツと断続的にジグに感触が、、、
あ、いや あなたそっちじゃなくて こっちのエギを追ってください。
ちょっとどうなるか焦ったが

うまくゲットできた。

いやあ、やっぱりイカのシーズンていいもんだな。
ちょっと微妙な釣果の日もイカが1杯混じるだけで様になるもんな。


あ、最後に重要なことを。

みなさんハチよけスプレー持って出艇してますか?
特に沖縄県民!!!

以前からブログで紹介してるが、たまに海上でハチが襲ってくることがあります。
経験上2回。
過去にハチに刺されたことがある人はミツバチでも重篤なアナフィラキシーショックを起こすし、 海上でこうなると海保呼んでも死んじゃうかもしれませんよ。
特に春夏はハチが多いです。

2月以降出艇回数が増えたが、実は毎回ハチに遭遇してます。
ただ、ハチはチョウやトンボのように、たまたま通りすがりですれ違いましたよ、と言う挙動はしない。
明らかに様子を見るために近づき、何も気にならなければ去ってゆき、気になるとこちらの体にとまろうとする。
ハチは哺乳類と違って、見た目で怒こってるかどうかなんてわかんないですから、
下手に刺激せずに、なーんてじっとしてても刺してくることがあるし、場合によって ハチの種類によっては仲間を呼んでくる。

基本、ハチを見たらそのあと10分は上空警戒。(体にとまらなくともです。特にミツバチ)
ハチの羽音はブンと特徴的なので、常にハチに備えて心がけておけば、見逃す 聞き逃すことはない。
体にとまられたら即刻スプレーで退治。
今年に関しては、2月以降出毎回遭遇してるのはミツバチですが、1度体にとまってきたやつは速攻で退治しました。 去年襲われましたからね。 即座に手にとれるところにスプレーを用意してますから。


サメのほうがなにかと話題になりがちですが、
間違えなくサメの心配してるよりはるかに遭遇率高い上に、襲われる率も高く 実はハチのほうが怖いです。
みなさん気を付けましょう。







  

Posted by 足こぎ at 19:09Comments(4)今日の釣り

2018年03月02日

イカ大漁 ようやくお目覚め

 今日は東海岸 絶好の海況になるかと思ったら、9時か10時ごろから結構強い風が吹く予報になってしまった。
 決して波高はさほど低くないし、海側からの風だし、用心に越したことはない。 風が南から吹こうが北から吹こうが うねりさえさほど高くならなければ釣りになる、かつインリーフにすぐ逃げ込めるポイントに出艇。
 場所柄あまり魚影は濃くないので、風が強くなるまで(相変わらず今年初が来てない)イカ狙い。 風の時間帯をしのいだ後は好海況になりそうなので、魚のほうの実績ポイントにでも行く という作戦だ。

 それにしても ディープエギングで狙う今年のイカ、世間はとっくにシーズンインなのに 自分だけは未だにシーズンインできないでいる。
エギをしゃくっても釣れないし、そもそも例年2月ごろからジグに絡むイカの感触がかなり頻繁に出てくるはずなんだが、今年はその感触が未だ1度もない。
 ちょっとわかり辛い感触なんですけどね。 エギを抱いた時のやり取りと違い、生体反応がはっきりするケースはまれ。
基本 ぺリ とか プツ  と言う感触が伝わるのみ。 ジグを底に落とし、海藻かなんかに絡んだときの感触とほぼ同一だ。
ただ、そのぺリプツが、海底深度で起こるか、底より上の不自然な深度で起こるか と言うところが違う訳だ。 

 で、今年はまだ、このジグに偶然絡むぺリプツもない。 イカ狙いでしゃくっても釣れない。
昨年何となくイカの狙い方、イカの好む地形なんかを理解したような気がしたのだが、 こうも今年結果が出ないと、自分の理解したことって気のせいだったの? みたいな自信喪失になってしまう。

 が、ついにもう3月、シーズン中盤と言ってもいい時期、いい加減まぐれ当たりくらいは来るんではないか?

 と言うことで、今朝、予定の場所に出かけてみたが、曇りではあるが思いのほか風は穏やか。 天気予報的に、風が強まるとき風の向きも変わるんで、多分その時黒い雲がわくか、晴れ間との境目が近づくかだな と思いつつ、予定通りイカ狙い、、、、、は今年の調子ではリスクが高いんで、ジグで魚狙い。 が例によって1時間以上何も起きない時間が過ぎる。 大潮だしな、、、大潮はろくなことないな、、、、

 と、底を取ってしゃくりあげた刹那、わずかにジグにぺリ っと例の感触が!!!!!  ん? と思いジグをステイさせるが反応はない。
で、もう一度ジグを底に落としてしゃくりなおし と思い フォールさせるが、 直前にジグを着底させたタイミングでジグが着底しない。 猛烈な違和感。 念のためジグは回収せず、餌木を別ロッドで投入。
 エギのフォール中 ジグに伺いを立てると、ずっしり。
 ついに来た!!!! このパターンは9割がたもらった!
  たいした深度ではないんでここでぺリッとジグは回収し そしてエギには

やったぜ母ちゃん! ようやく今年初のイカゲット。

いや、ここからが勝負です。 イカは団子になってるんで この後何杯かけれるかが勝負の分かれ道。


早速1杯追加したが、〆てる時間が惜しい。 で、もう一杯追加。 3杯ゲットでシーズン初にふさわしい滑り出し。

ここでアタリは止まったが、周囲も地形的にはいい感じ。風が心配なのであまり広くは移動できないが、、、、
と ほどなく

ビッグウウー この時期としてはマックスサイズではなかろうか?
エギのほうがこのサイズを想定しておらず小さかったので相当丁寧に上げました。

そしてもう一発


ここでアタリが遠のき、どれだけしつこくエギをしゃくっても反応がないので ジグにチェンジ

30cmないくらいのミニアカジン  リリースですな。

と、またもやジグにぺリ っとな。 イカの活性高い日って、ジグにガンガン絡むんで魚狙いさせてくんないんだよな。

先ほど ついメスをキープしてしまったが、今回はリリース。

このあと再度あたりが遠のく。 というか、強風は何時になったら訪れるんだろう?
やむを得ず同じところでしばらく修行に励むが、 そろそろ予報的に風が収まる時間になって来て、空もパカパカに晴れてきて、どう見ても天気悪化の気配はない。
うーん よそは知らんが少なくとも自分のいる場所は結局強風の時間帯はなかったってことだな。
イカは十分釣ったし、予定通り魚の実績ポイントに行くのもいいが、 今後のためにイカポイント開拓も捨てがたいな。

と言うことで さらにイカ続行。 だいぶうろついたが、ようやくイカ好みの地形発見。

やっぱりイカはいた。

すかさず団子狙いをやってると ずしーんと 本日最大級の手ごたえ。
というか3月初めにこんなサイズもいるなんて考えてもみなかったぜ

ロッドがお辞儀し、ラインが潮流に流されず、水面に垂直になっており、要するに重しをロッドにぶら下げた状態と同じ。これはBIGなパターン。
で、クブシミではなくアオリなんで、この重しがぎゅーーーんぎゅーんと引くわけだ。

超慎重にやり取りし イカが見えてきたが、、、、

何しろイカとカツオはカヤックの船体が見えてくるとむちゃくちゃ暴れますんでね。
このビッグイカとも水面直下での綱引きを何度もすることになる。

これは、このエギではとり切れないな、、、、、
いつフックオフしてもおかしくないんで、せっかくだから写真を取っとくかと思い

うーん カヤックが大きく写ってしまってサイズ感でないね。

が、しかし最終的にランディング成功

3.8kg  シーズン後半の超ディープエリアではこのサイズも珍しくはないが、自分的には今日がシーズン初めなわけで。 超うれしかったりする。

さらに続きまして

大きなメス。 既に大漁なので余裕のリリース

この辺で今日はお腹いっぱいになってきたし、この量を釣るとクーラーボックスの氷がガンガン小さくなってくる。
午後もいい天気でちょっと変えるのが惜しかったけど、 ということで、本日は終了。

帰りにちょっぴししゃくって

40cmないくらいの ちびアカジン

いやはや今年のイカはどうなるのかと心配していたのだが、 ようやく自分のイカシーズンも開幕できました。 












   

Posted by 足こぎ at 19:33Comments(0)今日の釣り