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Posted by TI-DA at

2021年10月03日

垂水エリア3DAYS

第5期予約受付ちょっと延期します

各種パフォーマンスアップのための改造テスト実行中。 引き渡しを急いでも恐らく冬真っただ中になりますので急ぐ予定はないですが、テスト終了したらぼちぼち受付開始します。

前回記事で話したSTEADY350のパフォーマンスアップ改造、内容的にはドライブ周辺の抵抗軽減と、高級メーカーであるネイティブウォータークラフト系のラダー このタイプのラダーは高級メーカーコピーながら問題が多いというか手を入れないと使い物にならないので(詳しくは英語サイトのネイティブウォータークラフト用の社外ラダーなんかを検索すればわかる) 今回根本的な換装を行ったんですが、両方とも猛烈に効果ありで、ついに激安カヤックだから、と目をつぶる欠点みたいなものはほぼなくなったと言える。
ただ、所詮3M台中盤程度の長さのカヤックなんで、えーと もうしつこくしつこく繰り返し当ブログで言ってますが、4M以下のカヤックはとにかく外海の海況変化に弱い。 安定性だけで言えばね、そりゃ幅広で巨大なたらい舟みたいな形であれば、どんなに海が荒れてもひっくり返りませんけどね。ほとんどのカヤック購入前の未経験者の安定性に関する発想は、そういうたらい舟的なただただ、ひっくり返らない=安定性 という感じだと思うが、実際にカヤックフィッシングを初めて経験を積めばわかるんだけれど、ここで言う海況変化に弱いってのはそういう話ではないわけ。
ある程度の幅はあったほうが安定するけれど、短い船は前後に揺られます。 揺られると波をたたくので向かい風、波で速度が落ちやすい。揺られる角度が高くなると船首が波を切るのではなく波の下に突き刺さるというか突っ込む形になる。後ろから波風を受ければ、長いカヤックでも危ないが、その危険度もさらに高い。 
現実の環境に当てはめると風が少し強まったときの浅瀬や深度があっても潮流の早い日なんかでは容易に30cm超の周期の短いギザギザの波が立ちますが、そういう時に速度も出ないし不安定になるってことです。 たった30cm超と思うなかれ。 こういうタイプの波は1M超の いや1.5m 2m超の周期の長い波よりはるかに怖い。風速7-8m/s超で沖に障害物のない海側から吹く風ならまず50cm超は行くし そうなると殺人的になる。 ちなみにね、こういう日の波にあおられてる2馬力のゴムボート(大抵3M以下)たまに見ますけど 遠目から見るとまるでシーソーみたいにギッタンバッタン前後に揺られてますわ。 まあ、本人は船の真ん中位にいるので、さほど揺られてる感覚はないかもしれないけどね。
もちろん一定の幅のあるカヤックであれば、短くても、常に波を受ける向きを気にしながら操船している限り30cmの波でひっくり返るという事はないだろうが、いくら足漕ぎとは言え、そういう海況で魚を処理したりといった作業はきけんだし、後ろを向いて魚をクーラーにいれるのも気を使う。
結局のところ10ft艇程度は無論の事11-12FT台のカヤックはやはりアウトリガーを付けたほうが良いのかな というのが結論だな。 ただ、アウトリガーがパドリングの邪魔になったら足こぎユニットトラブル発生時に大問題なので、取り付け位置やアウトリガーの足を切断加工するとかの工夫は絶対必要。 アウトリガーなしでも十分安定性が良くなるのは最低でもやはり4m以上のカヤックでないとな とは思いますね。(足漕ぎの場合です。 パドル自体が安定性に寄与する手漕ぎ艇とは少し基準が違う)
ということで、やはり安定性の高いSTEADY-PRO420にも同様の改造を施し、数回テスト実行。 なんせこの改造をSTEADY-PRO420にもやらないと、最高速度と上記の安定性能はともかく、実用速度域の使い勝手というか負荷というかが、改造後のSTEADY350のほうが優れているという事になってしまう。 結果から言えばテスト成功 最高速度も実用速度域も改善、まあ、そもそもPROは船底形状が350よりスマートで、もともとドライブ廻りの水の抵抗値は低かったのと(改造しなくともそれなりに早かったという意味) 一方で重量のあるカヤックである以上、それほど出だしは速くないので、ある意味350ほど改造による劇的な変化はないのだが、改造をしないという選択肢はない。 そう言い切れるだけの結果が出た。

最近また様々な激安カヤックメーカーが、(ほとんど使い物にならないモデルばっかなのはさておき)いろんな新型モデルを出してますのでね。
今までに取り扱ってきたモデルのカヤックに加え、今回のテスト結果を見ながら欠点改善ができそうな魅力的なカヤックが見つかったらまたサンプル取り寄せてテストしてみようと思ってます。

あ、そうそう 最近の激安カヤックのトレンドは ホビーの旧型(ベアリングなし バックなし)のコピードライブを使ったやつのほうですが、
こらは前回ブログ記事でも言ったけど、重要パーツであるチェーン廻りのワイヤー元ネタのものより細く、恐らく強度が3割ほど低い。最近このフィンタイプが増えた理由は あくまで構造上のメリット ユーザー側のメリットがあるためではなく、単に安いから。 それからペダルタイプよりかは組み立てに気を使わずに済むとかはあるだろうけど。(ペダル系は組み立て時に気を使わないと問題が多発する 詳しくは当方取り扱いカヤックのスペシャルチューニングに関する項目参照)しかも、本来このホビータイプには正しい漕ぎ方というのがあって、それを守らないとホビー純正のワイヤーですら2-3年で切れる(ただし消耗品なんで、正しく漕いでもいつかは海上で切れます)のだが、恐らくこの正しい漕ぎ方を把握しているショップ 個人はかなり少ない、ゆえに、Anglers paradise kayaks ではあまり積極的に取り扱い予定はない。 無論ホビー純正で言えばフィンタイプの良さというのはあるのですけれど、現状この中華コピーフィンタイプは問題があり過ぎて魅力は半減状態と言える。

まただらだらとカヤックの構造とかについて書いてしまった、、、、  一度まとめて記事にする必要があるな。
最近さすがに釣果報告的な記事がマンネリになってきたし。 魚の釣り方的記事なんかも書けるといいのだが、釣果のほうは何時まで経っても素人同然なんで少し書き辛い。

では 最後にマンネリ釣果報告、、、
前回記事以来3回釣りに出たが、 いずれも錦江湾は垂水エリア。
このエリア、桜島の南の錦江湾エリアの中では最も安定して波風の穏やかなエリア。 予報上はね。 1000m超の山が海岸沿いに連なる高隈山地があるので東風に強いのはわかる。 そして平地を志布志湾からの風が吹きぬけて強風が吹きやすいのが鹿屋側。 鹿屋側と垂水側の陸側地形の変化はかなりラディカルなんだけれど海側に境界線が引いてあるわけではないのでね。いままでわざわざ10分15分多めに車を走らせて行くまでもないと思いほとんど行ったことがなかった。 そもそもこのエリア、海底はほとんど砂地の傾斜地。 特に垂水周辺は砂地が多そうで、坊主を食らいそうな予感もしていたし。
が、最近SCW天気予報の有料サービスによって、極めて精度の高い 局地 予報が見れるようになりまして、 そうするとどうやら本当に垂水側は鹿屋側と比べ相当凪いでいるように見える。
無論今までも鹿屋側に出かける場合、風の強い平地隣接エリアは避け、高隅山地 大隅山地に近いところから出ていたのだが、どうしても平地隣接のエリアが風で荒れるとその周辺海域も荒れる。
まあ、平地側が荒れれば垂水側でも同様の日があったにしても、垂水側は浅瀬が狭くすぐにドン深、しかも海岸線から50Mくらいのところにはずらりと防潮テトラが並んでいるため、万一の時でもすぐにテトラ内に逃げ込めるし そのまま出艇地点まで戻れるわけだ。

という事で、この季節の太平洋側は荒れるし、風が強い日も多いので、まとめて垂水側に出艇

一回目は文句なしの釣果
せっかくドン深なんで先に深場に行ってみると、何にもいない、、、、鹿屋周辺ででおなじみ無限アジはここにはなく、桜島側と同じく無限ミニイトヨリがあるのみ
が、油断してるとそこそこの良型が。 今までのパターンからアオハタ? と思ったら

でっかーーーーー でかーいカサゴ 1.1kgもある
100m超の深場にはでかいウッカリカサゴがいるというのは聞いていたけれど、大隅エリアの太平洋側はカヤックでアクセスできる範囲にそこまでの深場はないし、砂地の多い錦江湾では浅場でもあまりカサゴを釣った記憶がない。 なのでこれは超うれしい。

この日の最大 2kgのオオモンとの比較


その他オオモンよりカサゴがでかいという事実


他にも小さなオオモンを多数釣ったので、活性の高い日でアタリの日あったのはまず間違えない。
しかし錦江湾のオオモンはイカリムシ(ヒジキ虫)の寄生が多いなあ、、、、 全体的に太平洋側と比べると痩せているのも多いし。

面倒だけど小さいオオモンリリースの際は虫を引きはがしてからリリース。

2回目は例のアイツ

小魚がかかってすぐに良型に食われた感触。 しめしめと思ったらさらに何かがパクっとな。
もうこれはあれしかない

グロくない角度で撮影していますからわかり辛いかもだが、オオモンのヒレから下が楕円形にカットされてるのがわかりますでしょうか?

錦江湾名物 サメ攻撃が激しく、この日は何度仕掛けを切られたことか、、、、

もうあとのやつは写真撮ってない。 今までも これからも どんな大物よりサメのほうが大量に ガンガン釣り上げる羽目になるのは間違えないんで。


釣果的にはサメによる仕掛けロストが多く、ボーダーに達せなかった感じ。 が、おいしいウルメイワシがいっぱい釣れたし、小さいのでほとんどリリースだがスマカツオも釣れた。あ、珍しくコチも釣れた。 

相変わらずマダイやヒラメはめったに釣れないんだよな。 イトヨリ コチがいるんならマダイやヒラメもいると思うんだけど、、、


3回目 これでまたそれなりに釣れたら、垂水エリアのほうが鹿屋より釣れるかも と言い出すかもしれない。
が、この日は なんと持ち帰り アジ1匹
その他はひたすら無限ミニイトヨリだけ。 イトヨリは何十匹も釣れるが 全てミニなのは何故? そしてミニに食らいつくサメ共は健在。
アジだけなら鹿屋側のほうが無限に釣れるからなあ、、、、、

オオモンが垂水側でも釣れるのがわかったし、やはり予報と現実の誤差を勘案しても間違えなく鹿屋周辺より風は明らかに穏やか。ドン深が近いせいかカツオ類も鹿屋側より釣れそうな感触があったのも収穫であった。
が、一方でやはり海底地形がただでさえ単調な鹿屋側よりさらに単調な砂地な感じで、活性が低い日は苦労しそうだなと言った感触がありましたね。








  

Posted by 足こぎ at 13:56Comments(0)今日の釣り

2021年09月13日

久々に更新

第5期予約受付ちょっと延期します

様々な事情でしばらくブログ更新が滞っておりました。 更新を待っていた皆様すみません。


それから、、、実は予約受付に関しては、、、、すっかり開始の告知をしたものと思っておりまして、お問い合わせがゼロではないけれど少ないので、やはり昨今の激安足漕ぎカヤック販売店 モデルのチョイスの増え方からするに、当方みたいなめんどくさい販売者は避けられますわな、なんて悠長に構えていたのです。 
 ま、販売店やカヤック種類が増えたからと言って、まともな知識のある販売店は増えたかどうかはやや疑問だし(当然根拠あってそういってる)、ましてやカヤック本体に関してはもうほとんどのモデルが本格的な釣りには使えないものばかりといっても過言ではないのだけれど。 
しかしこれも考えようであるが、そもそも昔からカヤックフィッシングを始めたいという人はたくさん見てきたが、そのなかで、実際カヤックを買って、そして自分の趣味として深く長期間はまってしまってる というところまでになった人はどのくらい残ってるだろうか? 案外少ないんじゃないかなと思います。
そういう点では、安いだけで使えないおもちゃみたいなカヤックも意外と多くの人のカジュアルなニーズに当てはまるのかな とも思える。

ただ、問題は その入り口でのカヤック選びに関して完全に間違っており、結局カヤック選びの間違えのせいで、必要以上に怖い思いをしてカヤックフィッシングをやめる人が出たり、(今の激安系は殆どその間違った系のカテゴリーに入るということですよ で、それが大量に売れてるので、つまり激安系に関しては間違った選択をしたカヤッカ―がほとんどということです) そして何より怖いのは、その間違った系のカヤックで本格的な釣りをしようとして最終的に海保のお世話になる人が出るとかね、そういうことが増えるのは困りますね。


 そして肝心の第五期予約受付ですけれど、上段で書いたようにちょっと延期します。
延期の理由は 確かに昨今増えた激安系との差別化に関して もう少し考えたいというのはある。 が、それは副次的なもので、 メインの理由は
最近完了した
STEADY350 パワーアップ計画 のテスト完了に関係しているのです。
初代350ですが、結構いじくるところはあるんだけど結果としてものすごくよくなりましてね。 正直STEADY2-360がかすむレベル、というか 同サイズの高級カヤックに全く負けていない。 ここで行った改造を今度はSTEADY-PRO415にも応用してみる予定だ。
まあ、そういったこともあって延期なわけです。  手を入れないとこの性能アップは得られないし、いざ販売となると どういう扱いで販売するべきかがなかなか難しい。 そこまで高額な材料費はいらないが、まず一日仕事になるし、そもそもこういったカヤックいじりに精通していないとなかなか難易度が高く(カヤック購入前の人でそんな人いないでしょ)さらに様々な専門工具がないと作業はきついので。
その辺の方向性や415のテストやらが完了してから 改めて告知します。 できるだけ迅速に、、、 そのほかのカヤックのテストの予定もあるので時期はまだ決めれないですけれど、、、
ただ、一番の核となる足漕ぎユニット、これに関してはオリジナルのネイティブ直系である350 415 のものが一番良い。 単に激安系の中でという意味ではなく、ホビーのフィンタイプと比べてもという意味です。 だから何かいきなり別のカヤックが候補に挙がって時間がかかる可能性は低いとは言えます。

ちなみに激安系足漕ぎのユニットでいうと、今はむしろネイティブ直系のほうが少数派になってきましたよね。 同じプロペラでも、本体固定方法が違うもの、細いもの、プロペラ周りのユニットの駆動構造が違うもの そこの大きさが小さいもの のほうが主流になってきた。 が、あれは全部だめですよ。 おもちゃですしチューニングしても本格的には使えません。 単にああいったユニットは安いから最近多くのカヤックで使われているだけです。 
また、ホビータイプのフィン系に関してだが、その件は STEADY-2 360フィンVERの説明書きでも少し触れた。 リスクを理解し、使いやすいように改造しないとなかなかそのまま本格的釣には使えない。
まあ、こういったことは改めて根拠をしっかり説明しながらマニュアルなんかに落とし込んで説明してゆく予定ですが、(ブログではいちいち説明しませんよ。 他の販売者が喜んでコピペするんでね) 
、、、、まあ、あんまり公表しないのもけち臭いので フィンタイプを例に 一部そのリスク ってのを説明しよう。
まず、構造的にはベアリング使用前の旧ホビーモデルのコピーで違う構造のものはついていないですが、インチからセンチ規格に変えてある。
その際問題が発生してる訳だが それも含めて列挙すると
1. 定期交換が必要なチェーンのワイヤー部直径が2割ゆかない程度ほど細い。 ただでさえホビーの取り扱い説明書きを読まずに漕ぐとインチ規格のオリジナルですら1年2年で切れてしまうのです。 こういったものの強度は直径とイコールではなく2割近く細ければその実質強度は3割以上弱くなるはずです。 
2.STEADY-2 360フィンVERの説明書きでも少し触れた件だが、サイズ的に完コピではないため、各部パーツのサイズが微妙に違う。それによて結果としてフィンの可動範囲が狭まってるわけ。 ちなみにホビーのインチ規格チェーンワイヤーもこの激安フィンに組み込めるが、それで可動部が広がるわけではない。 フィンタイプは可動パーツが多いですからね。その各パーツのサイズが微妙に違うところからきている。 そしてチェーン以外のパーツは これはいちいち確認してないですけど、ホビーとまず互換性ないですよ。 
それからね、一部ネットで激安系フィンドライブカヤックにホビーのドライブが使えるって嘘こいてる人がいますが、使えませんよ。
3. 鬼のように漕ぎ心地が重い。 無論多くの販売側は基準点がわかってないからそんな話しませんけどね。当方のようにその改善方法を書いたマニュアルを配布していないところから購入するのは、おじさんや子供女性には全くすすめられない。単にターボフィン相当だからというだけではなく ホビーターボフィンより重い。 フィンを短くする改造で改善できるが、このフィンはですね、非常にデリケートなので、単にぶった切って接着剤でペタペタすると、信じられないレベルでパフォーマンスが落ちる。 これは旧タイプのホビーのフィンの欠点でもあったのでカヤックベテランならご存じの方も多いだろう(例:PEラインがこすれて切れ目の入ったフィンをテープ止めするとパフォーマンス激低下)

とざっとリスクってのを一部だけ具体的に言えばこんなところですかね。 激安系フィン系に関してはプロペラ系と違ってどこのカヤックを買ってもドライブユニットは同じものがついてくるので、上記の問題はすべてのフィンモデルについてくるということですよ。 


さて、釣りの話に移ろうか。
というか、、、、、ずいぶん更新をさぼったので ダイジェストで行くしかない。
基本あったかい季節ですので釣果は悪くないです。
オオモンハタはコンスタントに釣れてるので それ以外の大物 レアアイテム ゲテモノ の代表的なものを、、、

まずは定番のサメ マジで九州南部のサメの多さは異常ですわ。 既にどこでどういうとき釣れるか把握してるから釣れない努力はしてるが、それでも釣れてきやがる。 シュモクは 魚のような頭の振り方をするから特に嫌いだ。あ、サメも魚か、、、


お次は メータークラスの アオブダイ、、、、、 
なんせこの体型ですのでね。 今までの自分の釣りキャリアの中でもトップ3の引き。 当然同サイズのブリより引いた。GT並み? 
そしてこいつが顔を見せたときの落胆度は キャリア中1位。 まだ途中でラインブレイクのほうがましだったであろう。なんせ泳がせのアジに食ってきやがったし、まさかサンゴをかじる魚であるブダイが釣れたとは思わない。くちばしのあたらない絶妙な位置にかかったのが運の尽きだ。


4.5kgのチャイロマルハタ  深度10mないくらいのテトラ横でいわゆる大アジ用のサビキでアジを狙ってたらこいつが食ってきた。 アジサビキでは到底取り切れないと思い 無念の半べそをかきながらやり取りしてたら取り込めてしまった。
テトラから7-8M離れてたのと、そういう場所なんでそこが砂地だったのが幸いであったね。 漁協での呼称はハマアラだそうだ。 なるほど砂地の浅いところでもいそうな名前だよね。
この日はアジも狙い通り釣れた しかも尺オーバー連発 あ、ムロアジ混じってないか?




ブリも釣ったぞ  南九州は居つきのブリがいるのかな? 養殖が盛んなので脱走ブリ カンパチも多いのだが。 しっぽが丸いのは養殖の脱走だといわれてます。 こいつはどうだろう? 近所で養殖されてるのはカンパチばかりだし、そもそも養殖はこのサイズまで大きくしないでしょ? でも脂は養殖ほどではないが季節外れなレベルでのってたな。


別のチャイロマルハタ。 チャイロマルは平均サイズがオオモンよりでかいからもう少し釣れるとうれしいんだけどな。 去年3匹釣ったっけ。 今年も同じペースですな。


もうお前は来るなよ。  シュモクの唯一いいところは口が小さいから仕掛けが回収しやすい。


50cm超のコシナガマグロも釣った。 コシナガと言えば、去年釣ったでかいのを思い出す。全身トロでね。 こいつは殆ど脂なし。 ただし、味はやはり良い。 色はピンクだけど味はしっかりしてて、キハダやビンナガとは一味違う。 セリなんかを覗くと 初夏こいつが結構定置に入ってる時がありましたね。 ハガツオやスマなんかも同様。 つまり錦江湾 太平洋側 ともにカヤックで狙える魚ということか。 ただ、ハガツオやサワラは底もの狙いで底のほうでジグをしゃくってても釣れることは少なくないが、カツオ、スマとこいつは中層より上に気を配ってタイミングが合わないと釣れないね。



まったさめか。 というかこれ以外にも3-4匹釣ってます。 大体2釣行に1回は釣れる計算ですわ。


錦江湾に行くときいつも近場、鹿屋周辺が多いんですけれど 初めて南大隅町まで足を延ばしたら 釣れる魚が違った。 アオチビキのでかいのとフエダイが釣れた。 このサイズだから普通にここで育って産卵してるんだね。 ちなみにフエダイの脂の乗りが半端なくて驚きのうまさ。 沖縄時代フエダイ系は当たり前につれてた魚だけど、ここまで脂がのっているのは見たことも食べたこともなく、淡白なフエダイ系のイメージとは全く違う想像を絶するうまさでびっくり。

1.5kgのオオモンと1kg近いヒメジの、これはクオーターとでもいうんですかね? 大物が来た!と喜んでたから少しがっかりだけど、このサイズの4ひき一緒ってのはある意味レアな体験ではあった。  


そして最後に先日 地元内之浦にて


去年は腐るほど釣れたサバアジの幼魚が今年は全くというほど釣れない内之浦。 泳がせができないと内之浦はきついですが、この日は珍しくまともな釣果となった。 が、おそらくこういうことはもう今年中はないと思うな。 そのくらい今年の内之浦は渋いです。


ということで、また更新が滞らないように頑張ります。
カヤックお待たせしていた方 ごめんなさい。 もう少しお待ちくださいね。
STEADY-2 360に関しては ネットショップ他所で同じものを販売してるところがあります。 待てない方はそちらでどうぞ、、、てか 1台22万円くらいで売ってるから、当方ブログの存在を知ってる人はわざわざそこでは買わないか、、、、

  

Posted by 足こぎ at 20:06Comments(0)今日の釣り

2021年06月06日

STEADY-PRO420 Ultra Light

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ANGLER'S PARADISE KAYAKS
STEADY-PRO420 Ultra Light





カヤックの重さを基準とした選択について
個人差は若干ありますが、当方思うにカヤック運搬は30kgに近くなると1kg2kgそれより軽かろうが重かろうが結局段差をひょいひょい担いで運べるほど楽ではありません。
ポリエチレン製カヤックは(3M前後の釣りに使えない 海では危険なカヤックを除き)どれを買っても30kg前後の重さになりますから、要するにどれを買っても重いです。 カヤック未経験者がカヤック選びをするときに、神経質に1kgこっちが軽い 重いと大騒ぎして迷ってるのをたくさん見てきましたが、無駄な迷いです。 大袈裟でなく、、、なんなら段ボール箱に20kgの荷物を入れよっこらと床から持ち上げて階段を2階まで登ってみてくださいな。 そしてそのあと30kgで同じことをやってみなさい。 全くキツさが違うでしょう? そのあと28kgとか32kgとかやってみれば、30kg前後になるとどれも重いもんは重いな と 当方の言う意味を実感していただけるかと思います。
 個人差 そして荷物の形を勘案しても、大抵の成人男性だと 難儀と感じる荷物の重さのラインは24-25kgくらいではないでしょうかね?20kgくらいの箱なら頭や肩に載せて運ぶのも大抵可能でしょうが、30kgでそれができる人は限られてくると思います。
つまりですね、ポリエチレンのカヤックを買うなら数キロ重い 軽いを気にして選ぶより その他のスペック、長さとか装備とかを重視でより安全な釣りに向いたカヤックを選ぶほうが得策なんです。 そもそも出艇するときは、賢い人なら出艇場所にあった優れたカートを使い、装備一式を載せて一回で波打ち際まで運んじゃいますからね。 その際カヤック+総装備でまあ、ポリ艇なら45kg50kg超えるくらいだと思いますが、そこで1kg2kg軽くなっても何も変わりませんわ。 当方の専門であるエンジンチューニングとかで例えますとね、街乗り用エンジンでプラス5%以下の仕事率効果のチューニングを施してもまずその違いはフラシーボに毛が生えたくらいしか実感として感じられないのですよ。2日も乗るともうその差は完全に判別不能になる。 それなりのではあるけど違いはわかるなくらいの効果が続くのが10%超 結構満足に続くのが20%。 だいたいこういうパワーの問題はどれも同じようなもんです。

話をカヤックに戻しますが、ですからそれなりに出艇しやすい場所であれば、重さよりカート選択等に気を使った運び方に気を使ったほうが良いという話なんですが、しかし傾斜の激しいズブズブの砂浜の多いエリアとかですと話は変わります。当然バルーンタイヤのカート等を使うべきですが、それでも足りない場合 クーラーボックスやその他装備を降ろして2度分けで運ぶとかになってします。 そうするとやはり10kgくらい軽いカヤックが欲しくなります。 ただ、釣りに使える4m近い長さのカヤックで10kg軽い つまり20kg前後のカヤックなんて、いわゆる巷でウルトラライトという名で出ているポリ素材以外のプラスチックカヤックでは実現できません。 20kg前後となるとチョイスはFRPかインフレータブルしかないでしょう。

STEADY-PRO420 Ultra Light の実用運搬時重量(シートとドライブを除き ラダーやハンドル レールシステムと言った船体から外れない装備込みの意味。 一般カヤックメーカーのあらゆる装備なしの部品組付け前の重量ではありません。 ただし商品写真のベンチ板は除く。板はクソ重いので板は使わず船体付属のレールを使った艤装方法をマニュアルにて伝授させていただきます) は約22kg(若干の個体差あり)です。
おおむね一般のフィッシングカヤックから10~20kgほど軽いですので、その差は歴然。 
当方のホームエリアは装備を降ろしても坂を上り切れないほど急激な傾斜のビーチも少なくありませんが、そこでテストした結果で言います。
10kg軽いと激楽です。 
しかも非常に硬いドロップスティッチ製ですので空気充てん状態で車のルーフキャリアに載せて普通に運べます。
そして420cmの長さはだてでなく、立って踊れるくらいの安定性 もう絶対ポリ艇では実現不可能なレベルの圧倒的安定性です。 そして軽さゆえの出足の超速さ 最高速もプロペラとしては相当出ます。 フラットな船底で波をたたきそうですが、硬いとはいえ全くしならないわけではなく、それが想定以上に良い方向に効いて、波を這うように進み 普通のコンディションではほとんど飛沫が立ちません。

インフレータブルボートにも通じる気を使う点 そしてお約束の 中国製をそのまま乗ることは出来ないの法則は当商品にも適用されます。 詳しくは以下 および更なる詳細は購入後のマニュアルにて確認いただきたいと思います。
少々乗り出し前に手間はかかります。
が、
いろんな激安カヤックに乗って来て、本当にホビーレボリューション16FTに対抗できる性能を持つカヤック というのは当カヤックしかないと思っています。
当方が現在レボ16と並んでメインで乗っているほどの戦闘力を持つカヤック です。
 ぜひご検討ください。


購入の際ご了承いただくルールがございます。 購入方法 発送方法の詳細とともに
 アンパラカヤックス購入方法
の記事内にてご案内してありますので そちらを必ず確認願います



価格全て税込み

送料が他のモデルと比較して安いですよ
しょうしょう輸入時の輸送形態が他のカヤックと違うためコスト割り出しが正確にできません。
もし予想より安く輸入完了の場合、最終お支払いの際表示価格より値引きいたします。


クラス国内最安 完全自己責任バージョン (ネットショップ他社と同じノーサポート ノーマニュアル)  税込み175000円
船体充気検査もしません。 国内大手ゴムボートメーカーでも一日5%くらいだったとおもいますが の空気漏れは許容範囲内です。 それ以上の場合は自分で修理願います。 まあ、さすがにまずそれはないとは思いますが。 ただ、このカヤックはそのままで乗り出すのできますが、、未経験者は大丈夫じゃんとか思うでしょうが 全然大丈夫ではないので全く勧めません。 自己責任VERを選ぶ際は カヤック経験者でグラインダー ボール盤 リベッター その他十分な電動工具 知識を持ち、恐らく整備済みVERよりコストがかかったり 海上で漂流もするでしょうが、それを覚悟できる人だけ検討してください。

ドライブ適正化 40ページ超のオリジナルマニュアル付き 税込み185000円

 当カヤックのドライブはプロペラですが、ベルトドライブです。 元ネタはやはりアメリカのメーカーの物で、メンテのしやすさはそこそこに良く、動きはもさっとしてる割に漕ぎ心地は軽く、 ギア比 プロペラ径 ともに軽く漕げるものになっています。 
そのままの状態でも終日軽やかに漕げるので良いのですが 軽すぎてぶんぶん漕いでも最高速は6km/hでアップアップ
ご希望なら ターボプロペラも用意します(2500円) これでも軽いのでお勧め。
ただ、ドライイブ自体 ややドライブ上部に防水性の問題があり(海水は入りませんが雨とかね) そういう点に対応しなければなりません。
そのほかインフレータブルという事でツルっと何もついてない構造なため艤装に関してもその良さを損なわない方法で行う必要があります (上記のように付属のベンチ板を使うと軽量のメリットを損なう) こういったことはお渡し前に適正化できる点は行ってお渡し、お渡し前にできないこともあるので そこはマニュアルにて詳しく説明しておきます。

なにより インフレータブルという点でやむを得ないのもありますが ラダーは大幅な改造が必要です。 ラダーそのものの効きは、マニュアルに沿って適正化すれば良いのですが、(間の説明は省略 詳細はマニュアルにて)
ラーダー本体の構造的な問題の結果として
1.恐らく 出艇1回目 2回目で ラダーが海に落っこちてなくなります
2.恐らく 出艇1回目 2回目で ラダーが海上で固まって効かなくなります
3.恐らく 出艇5~20回目で ラダーのワイヤーが切れます 

3.に関してですが、ラダーの基本構造はネイティブ系なので 本家高級ネイティブ製もワイヤーは緩んだり切れたりしますが、このカヤックのラダーに関してはさらに別の原因があり切れたり緩むんですよ。 少しだけ説明すれば インフレータブルですからね、ラインの間隔 位置が不安定な訳でそれが原因。
したがってここはご自身で作業する必要があります。 各人様それぞれスキルや確保できる作業時間に差があるので、簡単な工具でできる方法、根本的に改善する方法など詳しくマニュアルに落とし込んでおきます。

かく言う当方、ラダーは初日海に落っことしてしまい、以下の商品紹介の写真では 完全改良済みのものが写っております。 あしからず。





 スペック
重量や長さはすべておおむねの目安となります。 カヤックはその製造工程や材質上各個体で大きくサイズ重量ともにばらつきが出ます。船体重量はラダーやハンドルを含む実用時重量です。 多くのメーカーがアクセサリー取り付け前の無意味な重量を公表していますので比較にならないですから注意。
例: ホビー レボリューション16の場合 実測の重さで約2.5kg重く、長さで3cm短い(弓なりに歪んでいたため)最大手ホビーのカヤックでも大きく公称スペックからかけ離れる訳ですが、それが普通、全メーカー全カヤックでそれが起きて正常です。


全長 420cm
幅 90cm 確か、、、確認しときます
自重 22kg ユニット6kgくらいだったかと シートは計ってないけど軽いです。 (基本自分はシートつけっぱなしで車載し、カートで運搬)


左右アルミ製レールインストール済み
空気入れ付き  適正空気圧はこの空気入れで5~10 一般のドロップスティッチのSUPと同じです。
ただ、 7以上入れても差は出ないので7以上は勧めません。 ホビー社製のドロップスティッチカヤックとか 英語サイトの公式フォーラムを見ると2.5 3だったかな?とか書いてあるし それでもいいと思う。



商品詳細説明




船首 船尾は硬質プラ、一般的なドロップスティッチカヤックはみんなこれですね。  多分ゴムボートを知らない人は気にするだろうけど、ここの底部はそのうち擦れてしまうと思うが、その他の船底部は意外と丈夫で 2枚重ねなんでちょっとやそっと引きずっても穴は開きませんよ。


問題の船尾部 効き自体は良い。 が、、、、 上記の通り よほど気を使わないとなくします

我ながら完璧な改造ができました。 死ぬほどよく曲がるし文句なしです。 ただ、上記の問題はラダー本体交換だけでは解決しないよ。 詳しくはマニュアルにて。


ドライブ  ペダル基部のオイルシール部分とプロペラ基部の防水が弱い というかSTEADY360 415のプロペラと比べシールが弱いという訳ではなく構造の違いによる。 360 415のドライブは構造がやや複雑で ドライブ内上下にいくつも隔壁的なものがあり、肝心なところに水が入り込みにくい構造だから。 防護対応は可能ですのでご心配なく。


幅60cm以上のクーラーボックスが横に入るという広さ
安定性と広さは圧倒的です。


さすがに床には何か板を付けたほうが良い。 基本ポリエチレンの1-2mmの板を買ってきて、ドライブ左右も形を合わせて切ってやれば完璧なカバーができる。 自分はわけあってアルミ製風呂ふたを愛用してます。詳しくはマニュアルにて。 


船体用キャリーバッグ付き 下にローラーもついてる
ただですね、シートやドライブは別に運ぶし、ラダーとかも取り外さないといけないし、まあ、ゴムボート経験者なら当たり前に事かもしれないけど、毎回たたんでバッグにしまうのは相当面倒ですよ。 そもそもこういったゴムボートはキュウキュウに折りたたむのは船体に良くないと言われてるのは周知のとおり。
当然インフレータブルという事でスペースに制限がある方が興味を持つでしょうけれど、個人的にはそういう点をポイントに買うのはどうかなとも思う。横幅はないですが縦があるのでそれなりにボリュームもあるし、膨らました状態だと肩にひょいとかけて階段上れるくらい軽いけど、キャリーバッグから出した状態で抱えて運ぶと結構重く感じるはず。 こういう手間が結構面倒になってせっかく買ったゴムボートに乗らなくなった人は多いはずだ。 まあ、とはいえ完バラまではせずに済み3つ折り程度で保管可能なら、軽トラ程度の運搬スペースがあればひょいと乗っければOK やっぱりゴムボより軽くてコンパクトなのにメリットはありますかね。


もちろん空気を半分抜いて船体形状を保った状態で倉庫内に保管できる人は、ほとんどリジットなカヤックと同じ感覚で使えるからさらによい。 車載も前述のように 普通にカートップで運べる、、、、高速も制限速度を守れば多分大丈夫 高速は当方のらないんで、、、が、制限速度60kmの道は全く無問題でしたよ。



PRO420UL ウルトラライト(インフレータブル)とPRO415(ハードシェルのポリ艇)どちらを選べばいいの?

こちらが良いという話より こちらはダメのほうがわかりやすいだろうから、、、

420ULがおすすめ ポリ艇415を選んではいけない人
1. 女性 小学校の子供さん 体力のないおっさん
2. 出艇場所に急こう配の砂浜がある人  415は死ぬぞ
3. 安定性とスピード 軽さの両立を求める人 ただし415もそれなりに速いぞ あくまで420がハードシェルでは不可能なレベルで安定していて 重いカヤックでは不可能なレベルできびきび走るので
4. どっぷり釣りにはまっており カヤックフィッシング命な人  だいぶこまごま欠点に関しては上で話しましたが、結局なんだかんだ言って420ULはフィッシングカヤックとしては最強レベルです。


415(または360)がおすすめ 420ULを選んではいけない人
1. コンパクトさだけで選ぶ人 本格的な大型カヤックですから それほどコンパクトじゃないです
2. 楽な出艇場所に恵まれ 荒れない海がある人  別にこれ買わなくても360でいいでしょう ただし、420ULの安定性は普通のカヤックではありえない ゴムボート並みですから 出艇場所に関係なく外海で釣がしたいからという場合は420ULを選ぶ価値あり
3. 購入後の作業が面倒な人  エクストラでDリングぺたぺた張ったりラダー周り工作したりしなきゃ乗り出せませんからね
4. ゴムボ一般のリスクが嫌な人 引きずりはやっぱり気を使うし 針穴とかサメ釣ったときとかね  それから寿命もポリ艇より短いでしょうから。


  

Posted by 足こぎ at 22:57Comments(1)ウルトラライトPRO420

2021年06月05日

STEADY-2 360

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ANGLER'S PARADISE KAYAKS
STEADY -2 360 プロペラドライブVERとフィンドライブVERの選択可能



STEDY2になって 違いはどこにあるの???
1.弱点のラダー周りが最高 最良のものになりました。初期設定も容易で最高の効きです。
2.船体設計がSTEADY-PROに似ています よりスマートなバウで波をたたく量が減りました。
3.優秀なラダーとバウのおかげでより思い通りの向きにまっすぐ進みます。
3.アクセサリー用のレールが増え 内蔵ロッドホルダーも増えました。
4.振動子用のえぐりが船底につきました。
5.そして フィンドライブとプロペラドライブ インターチェンジャブルになりました。(両ドライブの違いに関しては別途下記にて)




前モデルより大幅に安くなった価格と概略 全て税込み

整備済みVERのグレードは最高グレードのみで中間グレードは注文歴ゼロのため廃止しました。 

クラス国内最安 完全自己責任バージョン 両ドライブVERとも価格おなじ (ネットショップ他社と同じノーサポート ノーマニュアル)  税込み129000円

フィンドライブVER.専用 ドライブ適正化整備済み 40ページ超のオリジナルマニュアル付き 税込み148000円
フィンドライブは構造的にはホビーのドライブのコピーですが、インチ規格からセンチへの変更、海外工場の適当な設計に起因する問題を抱えており、さらにお約束の適当な組み立て作業問題もあり、正しい調整、正しい使用法を守らないと、ホビーのドライブよりはるかに早く、確実に消耗部品が破損します。(ホビーのドライブも消耗部品はいずれ破損します 破損自体は起こってしかるべきことで その時期が早いのが問題なのです 勘違いしないように) 
日本の他のショップ 他のモデルのフィンタイプ足漕ぎにおいてほとんどの物に使われているドライブは当Verに使われるドライブユニットと同じものですが、当方知る限り、この問題に触れているショップは存在しません。 が、本来この問題は、ホビー社製ドライブの正しい調整 正しい使用法を理解していれば、即座に発見できる不具合であり、 ホビー社英語サイトの各所説明書きやマニュアルを読んでいればわかる程度の 何も難しいことでも 隠された問題でもありません。 しかし現実には販売店、ユーザー、恐らくホビーのオリジナル販売店と利用者も含めですらもそれを知っている人はまれと思われます。
それからこのドライブにはホビーのターボフィン相当の物がついており スピードは出ますが そのままでは女性 お子さん 普通の体力のおっさんにも相当きついです。 一通りの工具があれば改良は可能です。
当商品のドライブでは これらの必要な補正整備を行い、必要な情報をマニュアルに落とし込んであります。
整備に関してプロペラドライブほど手間がかかりませんので その分お安くなっております。


プロペラドライブVER.専用 スペシャルドライブチューニング 40ページ超のオリジナルマニュアル付き 税込み154000円
ドライブの漕ぎ心地が激変します。 分解整備の質を高め、個体差低減、一定基準の滑らかさに達するまで必要に応じ独自パーツを追加し調整します。 毎回ほぼ全員の方がこのコースを選択、好評をいただいてます。(滑らかさは必ずしも軽さではありません。 内部ボルトを緩めればいくらでも漕ぎ心地は軽くなりますが、当然そうすればいずれギア滑落ドライブ破損。そもそもそういった個体が現実にあるからドライブ分解整備をしてる訳で。)
構造上手間がフィンドライブよりかかりますし、高い確率で大なり小なりの部品交換が必要になるためお値段も高くなりますが、丈夫でノーメンテ ノートラブルで使えるのはプロペラ。もちろんバックができるのはプロペラだけです。
また、プロペラはフィンと比べ低速域では明らかにきびきびと動きますが(フィンは上記のように高速寄りの設定なため、要するにママチャリにピットバイクのギアを付けたような状態) しかし船底部に開口部分 えぐりが大きいため、高速域で容易に水流を乱し、速度が乗りません。これもそれなりの工具と手間がかかりますが、大幅な性能アップが可能な改造方法をマニュアルに載せております。

@@特価! 両タイプドライブコース@@ 同時購入の方のみの赤字特価 SPチューニングのプロペラVER船体購入価格にプラス48000円
Steady-2 360のドライブは デカいベースホルダー部分ごと交換することで、プロペラもフィンも使えます。 (交換は容易ですが海上で交換できるサイズではありません。)
ほとんど各種通関諸費用を含む原価と同じお値段ですのでカヤックと同時購入のみです。
カヤック本体と同時購入いただく品ですが、配送希望の場合別途送料2000円かかります。
あとからバラで購入の受注も可能ではありますが その際の価格は相当高額になるうえ 送料も2000円ではすみませんので 欲しい方はぜひ同時購入を選択してください。 
価格調整が面倒ですので整備済みフィンVERにプロペラドライブ(無整備)の追加は出来ません。 また、コストの関係上、完全自己責任VERの船体の方はこの価格ではお受けできませんが不可ではないので要相談です。

***注意***
1.ドライブ整備 マニュアルの有無で価格差をつけてありますが、船体側の整備 組み立て 補修は商品到着後でないとできないため どのコースを選ばれてもご自身で行っていただきます。よって船体はすべて簡易検品としています。 当方の検品漏れ発生時も各人様で処置をお願いします。この件カヤック購入方法ページもあるので必ず確認ください。
2. 完全自己責任バージョンで壁にぶつかった方は上のグレードに後から変更可能ですが、変更しないとサポートは一切出せません。
3. ドライブチューニングは、個体差の激しいチューニング前の状態と比べ、均一で滑らかな漕ぎ心地になりますが ただし、無条件に全個体全バラシの完全整備をやるのではなく、一定の均一の基準に達するに必要なところまで各個体の現状態に応じばらし整備するものですから誤解しないでください。 もちろん全バラシののちの内部洗浄、および徹底整備を行うのがベストですが、1日仕事を超える個体も出てきますからこの価格ではできません。希望の方は別途実費で行いますのでご相談ください。



購入の際ご了承いただくルールがございます。 購入方法 発送方法の詳細とともに
 アンパラカヤックス購入方法
の記事内にてご案内してありますので そちらを必ず確認願います



 スペック
重量や長さはすべておおむねの目安となります。 カヤックはその製造工程や材質上各個体で大きくサイズ重量ともにばらつきが出ます。船体重量はラダーやハンドルを含む実用時重量です。 多くのメーカーがアクセサリー取り付け前の無意味な重量を公表していますので比較にならないですから注意。
例: ホビー レボリューション16の場合 実測の重さで約2.5kg重く、長さで3cm短い(弓なりに歪んでいたため)最大手ホビーのカヤックでも大きく公称スペックからかけ離れる訳ですが、それが普通、全メーカー全カヤックでそれが起きて正常です。


全長 360cm
幅 86cm
自重 35kg ユニット6kg強
上記すべてメーカー発表値です 実測ではありません。
本格的アングラー向けカヤックのトップモデル、ホビーアウトバックほどでなくとも重いです。 
楽ちんに運ぶ方法はありますのでマニュアルにてご案内してますのでご心配なく。

ロッドホルダー4か所 追加ロッドホルダー付き
左右多数箇所アルミ製レールインストール済み
ハッチは乗船中は使えません。が、そもそもここのハッチはどのカヤックでも乗船中使うと魚の血液や粘液とかの混じった水が船体内に入りますから、カヤック経験者はあまり使わないですよ。
後部八ッチはメンテ専用でボルトで取り付ける形になります。
フィンタイプは予備のフィン ワイヤー 各1セット付


注意
ドライブの色は写真と同様とは限りません。 (本体色 クロ またはグレー、ドライブカバーのカラーは銀 アカ アオなど各種あり) 各ドライブ共に主要部分であるドライブのフィン部分のサイズや中身は同じです。 出来るだけ黒ボディーでシルバーカバーを送ってもらってますが 購入時の選択は出来ませんのでご了承ください。



商品詳細説明

2ndモデルに進化し、いよいよ適正に整備済みであれば大手ブランドのハイエンドアングラーモデルを買う意味がなくなると言っても過言ではないカヤックです。
当ブログで再三申し上げているように、4M以下のカヤックは、どんなメーカーのどんなに高級モデルでも、フィッシング用と謳ったものでも、実際は本格的なフィッシングカヤックとして不足する分があり その点は当カヤックでも変わりません。 多くの方が安定性というと横幅を気にします。 が、実際一番肝心なのは縦の長さ。単純に長さがないと波に対する上下運動が激しいんですよ。ちょっと高い波が立つと短いカヤックは波の中に突っ込んでしまう。長いシーソーと短いシーソーで同じ高低差を動かしたときの状態を考えればよい。3m以下 3.5前後 4以上で全く波に対する耐性が違うのです。
が、安全な日の出艇を心がければ、その戦闘力は本格的な4m超のフィッシングカヤックと変わりません。

船首形状がSteady350よりスマートです

あえて言えば350より横の安定性は劣ります。 が、こういう私の一言が気になる初心者の方がいたら、その方は上述のように4M以上のカヤックを買うべきです。 絶対にどんなに幅広であろうとも3M台のカヤックを買ってはいけません。 言ってる意味は本格的に荒い波にもまれて怖い思いをしないとわからないでしょうけれど、、、、

プロペラタイプ (船首ハッチは外してあります) 


フィンタイプ


新しいタイプのラダーハンドル 中のスプロケット構造も秀逸。 負荷分散でラインのある一点に負荷が集中しない構造。 つまり一般中華足漕ぎに使われるネイティブ社の値段が高いだけでダメダメラダー設計のコピーと違いラインのゆるみ切断の心配は殆どありません。



ラダー本体も秀逸 一般激安足漕ぎで使われるラダーと比較してみれば一目瞭然

左がSTEADY2 右のやつやその他のバリエーションはアマゾンでも買えるが STEADYのはどこにもないです。 なお、一見STEADYのに似た形のものはアマゾンでも買えるが、全く別物で使い物にならない度は右のやつと同じ。 ポイントはラダー面積ではなく、青○で囲った部分。 折り畳み引き上げの支点となる物の位置。写真をよーく見ればわかるが、実は両者全長はあまり変わらない。 ただ、実際水面に下ろしてみると、これだけ水面下に入る長さが違う。 横幅は実はSTEADYのラダー位水面に入ってればそれほどの広さはいらない。右のやつの横幅でも、もし実際と違いSTEadyのラダーと同じ深さまで入ると仮定したらならばの話だが そうであれば十分舵はきく。 実際はそうでないので効かないけれど。ちなみに右のはSTEADY PRO 415にも標準装備。 当然効きが良くないのだが、もちろんマニュアルにて超優良なラダーに改造できる方法は紹介してありますよ。 かんたんですよ。


プロペラドライブのギア周りはSTEADY350と同じですが固定アーム形状は変わりました。 コンパクトに運べる。


フィンとプロペラのベースユニット比較。 プロペラのほうがやや前よりのドライブ位置になるため 15-20cmほどライディングポジションも前になります。 ハンドルが後ろに来るという事ですね。 実用上問題はありません。 その分重心も前になりますが、恐らく比較対象がなければそういうもんかというレベルなので初心者は気にしなくてもいいでしょう。 というかしつこく言いますが、そのレベルでの安定性の違いを気にするくらいなら最初から4m以上のカヤックを選ぶべきです。


実は STEADY2のフィンドライブの前に 過去数台フィンタイプの激安足漕ぎカヤックはテストしてきたんだけど、このドライブの水面に浸る位置がダメなカヤックばかりだったんです。 浸り方が浅いと船底とフィンの間で空気を噛んでしまい、フィンに気泡が絡んで全く速度が乗らない。 個の点以外でも総じてフィンって繊細なんですよ。 フィンにテープ一枚張るとパフォーマンス明らかに落ちるとかね。 この浸る位置はドライブの固定位置とかの問題ではないよ。 ドライ分固定位置は、詳細は省くが要するに不変なんで。 あくまで船体の船底形状が適正化された、フィンが適正な位置まで沈む設計かどうかという事。


STEADYのターボフィンタイプの大きさ。 STEADY2 360は時速7kmくらいは出ます。 が、当ブログでいつも言ってますが そんなもん使わない。 世間一般で言ってる 巡航6km?? そんなもん足漕ぎぶっちぎり最速艇 レボリューション16FTでも出艇直後の移動時さいしょの30分しか使わない。 釣行中9割は1.5~3.5kmでの微速移動だし、帰りの移動は頑張っても時速4.5kmくらいしか出ないです。要するに ある程度早いカヤックの良さはあるけど、緊急退避時とかね。 が、如何に長時間楽に最後まで極端に疲れずに漕げるかってのが一番重要。 マニュアルには楽に漕げるようになる改造方法も紹介してます。
ちなみに写真ではわかり辛いが ホビー製フィンは2つの材質を組み合わせた構造、要するにしなる素材のほうが効率の良い位置と傷みやすいところで使い分けてる訳。 一方でコピードライブは1素材。 当方最近ホビーのターボフィンを使ってないので何とも言い難いが、多分ホビー純正に比べるとやや効率は落ちると思う。


ついでに このフィンタイプの問題点を一つだけ紹介しておこう。 左はホビー純正。
右のほうがほとんどの激安足漕ぎで使われているフィンタイプ。
問題点を視覚的にわかりやすくするため少しオーバーに設定してあるが、わかるかな?
ホビーと違い作動角が足りない。 しかも組み立てが適当で左右の作動角がバラバラ。 さらに、ワイヤーの締めすぎがちがち多発。
若干のアンバランスな作動角の発生だけならホビーでも起こりえるし そこまで問題視することではないんです。
また、作動角が180度ラインまで行かなくとも、そもそもホビーの英語マニュアルかオフィシャル動画やフォーラムにも上がってることだが、180度まで漕ぐことは必要とされていないし、作動角狭く速いピッチで漕ぐほうが効率がいい時も多い。 ただ、この状態だと、ゆっくり漕ぐとき一番効率の良い角度まで開かない個体も出てくるね。 そして、話は長くなるからあとはマニュアルにて言いますが、破損につながる問題も出てくる。 ただでさえインチからセンチで構造惰弱になっている部分の多いこのドライブ、 だから事前に修正調整が必要なわけ。
ついでに言っておけば このフィンドライブは細かいボルト類が多く それぞれ意外と大きな仕事をしています。こういうのって当方元ネタの本家ホビーの英語サイトで勉強したことで、3回ホビーカヤックを買った時、ショップから一度も説明受けたことないのだが、みんなわかってるのだろうか? これ解ってないとせっかくの調整機能を知らずに過ごしたり、別のボルトでは最悪海中にチェーンから下が海中に落っこちたりするんですけれど、、、、  当然そういう細かいチェック事項もマニュアルに書いてありますよ。


振動子取り付け部には真鍮製のネジ穴が埋め込んであります。 GARMIN GT-20のステーの穴を少し広げれば取り付け可能。(正しいステーの位置は写真と逆向きです) ちなみにこういうステン製の物に穴をあけるときは必ずオイルを差しながら穴あけしないと穴は開かないぞ! ステンは熱で硬度が増すから。


舟底を船尾から。 けっこうラディカルにトリマランタイプ。 非常にケツのすわりがいいです。


フィンとプロペラどちらを選べばいいの?

こちらが良いという話より こちらはダメのほうがわかりやすいだろうから、、、

プロペラがおすすめ フィンタイプを選んではいけない人
1. 女性 小学校の子供さん 普通の体力しかないおっさん  ただし、マニュアルに沿って改造するなら全然OK。
2. 最高速度は全く気にしない 5-6時間以上の長時間釣りをしたい人  どういじってもフィンのほうが速く そして少し疲労度は高い
3. ジギングで釣果を出したい人 バックの有無が物を言いますんでね
4. 自分で行うメンテには自信がない 海上でワイヤー切れなんて御免だと思う人(ホビータイプはワイヤーは消耗品 いつかは切れます)

フィンタイプがおすすめ プロペラを選んではいけない人
1. 釣りだけでなくレジャーやエクスサイズ目的で乗りたい人
2. それなりにからだを鍛えてる女性 中高校生 20代の若者  世の中ホビーのターボフィンユーザーのほうがノーマルフィンユーザーより多いくらいですからね。フィンがきついと言っても鬼のようにきつい訳ではないです。 3-4時間のツーリング交じりの釣りなら速いほうが良い。
3.負けず嫌いの方  もし周りに若い足こぎユーザーがいたら必ず最高速チャレンジを吹っ掛けられます。 プロペラでは勝負に負けること必至でくやしい思いを必ずします。
4.流す釣りメインの人 バックなんてここ数年で出てきた機能ですから、うまく潮流と風の向きを計算すればバックなくても十分釣りは出来ますから安いほうでよいでしょう。 












  

Posted by 足こぎ at 00:08Comments(0)

2021年06月04日

第5期予約受付中 

購入希望者の方は以下を必ずお読みください。 未読でのトラブルは一切対応できません。


 海外製カヤックはメーカに対し個人で直接1台輸入もできますが、そうしますと通関時の扱い、コンテナ経由地数や積み替えの有無での費用が流動的とはいえ、一般的足漕ぎクラスであれば安くても18万円 平均で20万円超かかります。輸入品に関し、海外ECサイトなどで表示される商品価格や送料だけがコストではないことを知らない方がネットにいろんなうそやいちゃもんを書き込んでいますが、個人で1台購入の場合の通関時 日本の港湾業者による通関前後移動および保管費だけで軽く十万を超えるとみるべきということです。(税関は商品保管 移動手段を管理しておらず、通関後だけでなく通関中の保管や検査場への移動もすべて民間港湾業者に委託強制となり、高額なチャージが必ず発生します。 また、X線検査の有無や港湾業者の商品移動方法距離によって常にかかるコストは流動的となる。また消費税10%は商品、送料、港湾業者チャージすべてにかかります。)

アングラーパラダイスカヤックスで輸入することにより個人輸入に比べ、そのコストは数万円下がりますが、輸入定数が少ないためほとんど利益はありません。 
よって今回購入希望の方はあくまで おまかせサポート充実のカヤックショップからの購入ではなく、共同購入という扱いでお願いいたします。
無論すでに実釣実績を積み重ねたカヤックを整備後販売、メンテ情報を載せたマニュアルもお渡しします(自己責任国内最安格安コースにはつきません)し、実質上のデメリットはほとんどない思います。
むしろ保証付きという事のほうがカヤックの場合デメリットになりかねないという事もあります。
個人的な経験をもとに例を挙げれば、当方過去何隻も信用のおけるカヤック販売店で検品済みの高価な一流メーカー品を保証付きで購入しましたが、検品漏れ、修理しなければならない不具合はあって当然、保証がたとえついてても、返送修理が必要な場合、送料は購入者もち(ゴムボート一流大手も同じで送料は購入者もち、しかも製造側起因の不具合の修理も1回限定)で実質無保証 検品も意味がないに近いという現実があります。なんせカヤックの国内送料は普通に4-5万円以上かかりますからね。(販売側の送料は一般送料とは全く違いますから)

ましてや昨今増えて来たネットショップで販売される格安系の各種足こぎカヤック
そのすべてが詳細整備情報なし、あるいはマニュアルありでも肝心な点を販売者自体が把握していない、十分な出荷前整備をしていないものと断言しても過言ではありません。
一言でいうと、格安足こぎ系で、出荷前に足こぎドライブを全品分解して整備してると明記していない場合は、そのカヤックでそのまま出艇すると ドライブトラブル等で漂流するという事です。 

従って アングラーズパラダイスカヤックスでは、送料購入者側負担などという有名無実な保証提供などコストの上がることは避け、
出艇前に絶対必要な整備情報提供とドライブ整備後の販売 そして他社では出せない詳細な情報はこちらで提供しますが、購入後の整備自体や何か問題があった場合はある程度自己責任で対応いただく これをもって共同購入という方針で購入を検討いただいております。

なお、船体側検品についてはすべて簡易検品とさせていただいております。結局カヤックって実際乗らなければ完全チェックできないんですよ。なので簡易としますが、可能な限り検品します。 ただし保証が付かない点、共同購入の意味合いは変わりません。


それを了解いただける方限定の予約受付です
あれやこれやと対応が必要な方は今回はご遠慮ください。



配送 お受け取り方法


@簡易検品後お渡しの方@
鹿児島県肝属町の当方倉庫にてお渡し、 当方倉庫引き取りの日時はご希望を伺えます。
 

@ 簡易検品後 当方自身による ご自宅1階までデリバリー @ 九州中南部の方おすすめ

グーグルマップ距離計算にて
片道20km圏内3000円 片道だけで計算です 往復をいただくわけではありません
それ以降片道1~20km増えるごとに1000円プラス(例片道39kmは4000円 41kmは5000円)
安くはありませんが高速、ガス、フェリー 安ホテル代実費でこのくらいかかるので。
ただし御自宅1階まで運び 直接いろいろインストラクション出せますので高いなりのメリットあります。


@ 簡易検品後 陸送は西濃運輸営業所留め またはフェリー(奄美 沖縄向け steady2-360 、steady-pro 415のみ ) での発送 @

西濃運輸 担当営業所留め(ご自宅への担当営業所留めですので、必ずしもご自宅からの最短営業所とは限りません)

STEADY MINI 330

九州地方 鹿児島県9000円 その他エリア12000円
中国地方 14000円
関西 四国 17000円
中部19000円
関東 21000円
その他エリアも配送可能です ご相談ください。

マルエーフェリー便
 奄美名瀬港周辺営業所 22000円 那覇新港 24000円

STEADY415 PRO


MINIの送料にプラス1500円です。


その他エリアも配送可能です ご相談ください。
ご自宅まで配送も可能な場合があります ご相談ください。


  
  注 1.) 業者の営業所保管倉庫留めとなります。 各業者で若干やり方が変わると思いますが原則到着後配送会社のほうより連絡がありますので、、送り状やトラッキングがなくとも免許証で受け取れます。
  注 2.)発送到着日時指定はできません。この点見落としたり忘れたりしないでください。
  注 3.)保管期間に制限があります。 施設保管2~3日は問題ありません。が、1週間にもなると、購入者様負担で業者に保管料をお支払いいただくことになりますので可能な限り迅速にお引き取りをお願いします。当方ではその費用は負いかねます。



予約受付
メールにて受け付けます

相談電話は 07026136245 へ。 専用電話ですが 当方カヤック専業ではありません。 電話に出れない場合がありますが、こちらからかけなおしは致しませんので、そちらより再度おかけなおし下さい。

メールはホームページ等開設できた場合変わりますが それまでは tarapachi@rakuten.jp へ。
予約そのものは連絡先等のやり取りがありますから電話でなくメールでお願いします。

予約の際 デポジットとして 1万5千円(税込み)お支払いいただきます。 振込先のご案内は連絡をいただいた際にお伝えします。
船体分残額のお支払いは、商品をメーカーが輸出したときお知らせしますので その時に当方口座に振り込みでお支払いいただきます。


 残額分お支払いにクレジットカードを使いたい場合
@PAYPAYの個人間送金が使えます。 ご自身のカードでご自身のPaypayアカウントにチャージ後送金です。 1回の送金に上限があるのでお支払いは2回~3回に分ける必要があります。




色の選択
今回は 
MINI330とPRO415は
イエロー/白 のツートン
白/デザートカーキ の迷彩 
を発注予定です。 


カーキの人気が高いですが イエローツートンがおすすめ。 視認性が高く ブライトなイエローなので夏場に暑苦しくなく、色目もおしゃれ。  カーキ迷彩はかっこいいし遠くからの視認性は意外といいですが、退色が目立ちます(どの色も退色するのがあたりまえです。カーキは変化が目立ち易いという意味)。

受付期間 デポジットの扱い
4月上旬ごろまで
それまでに予約定数が集まれば メーカーに発注いたします。
 メーカー発注後カヤックが国内港湾に到着 通関完了までおおむね1~2か月かかります。海況により大きく変わりますので、お急ぎ対応とかはできません。

 なお、予約が集まらない場合 さまざまなコストの都合上予約受付期限日においての発注は出来なくなります。 過去の実績としてどちらかというと逆に締め切りは予約多数のため早まりますが、延期の可能性もゼロではありません。
予約数不足の場合、今回は受付期間の延長をいたしますが、確認として当方より
@予約継続
@予約キャンセルで、デポジット分ご返金。
いずれかを選択いただくようご連絡いたします。


 それからこれは他のカヤックショップさんでも予約時に了承を求められることで同じなのですが、
予約されたカヤックがメーカーに発注されたとしても 運送時の事故等がありますので、場合によっては、その次の発注で改めてお引き渡しとなる場合もあります。 当方側で1-2台の予備在庫は保管しますので船体で問題が起きてもお渡しできるカヤックがない事態が生じる可能性は低いですが、ドライブユニット 各種パーツにこの件起きることはあると思われます。 即座に予備パーツは用意できない場合もあるという事です。 パーツの破損はサンプル購入でも起きてますが、どの程度の頻度で何が というのを当方も把握しきれておりませんし、その対応は大変なので、それが原因でのキャンセルをしそうな方は今回は予約はお見送りいただくようお願いいたします。 (これが原因で万一キャンセルの場合は 今回に限りデポジット返金ができません。)


注意 以下未読でのトラブルは一切対応できません。

アングラーズパラダイスカヤックスの商品は保障やサポートはついておりません。 

海外製品の常、初期不良が起きる可能性は避けれません。
そもそも当ブログでも記事にしているように、初期不良は極めて高い確率で起きており、 海外メーカーはどれだけこちらが気を付けても改善を指示しても完全に改められることはなく、今後も絶対に何か起きます。
 これはなにも当方カヤックに限らず 激安カヤックに限らず 最高級品のホビー等でも起きることです。 ドライブに関しては整備済みVERを選んでいただければ、当方が事前に修理修正整備しますからご心配には及びません。
 が、船体に関してはお受け取り時に
ネジが緩い 差し込みが斜めで修正がいる バリ取りが荒い 荒すぎて仕様に差し支えない小穴が開く 鋳造時のブローホールが出る スカッパーホイール内接合部に穴が開く(ここは金型の構造上鋳造時にポリ素材の廻り不足が起きやすく隙間穴が開くことがある)
程度の事は高級メーカー製でも起こりえます、これは原則ご自身で対応していただくようお願いいたします。 修正方法などはマニュアルに記載、黄さ以外の件はご相談いただければ別途対応します。 基本ポリ素材は素人でも簡単にヒートガンなどで溶着修理可能 強度回復ほぼ100%の素材ですし、昨今の接着剤は優秀ですから何も溶接しなくともくっつけるだけで十分な場合が殆どです。 あまり心配しなくても大丈夫ですよ。

実用上修理不可能な巨大なクラック等、深刻な問題が発生している場合は、新しいものをお送りできるかどうかまず当方がメーカーと交渉します。
共同購入の代表者としてここは誠心誠意をもって交渉しますし、メーカーも各作業員のレベルはともかく、窓口対応はしっかりしており無責任ではありません。当方が実用上修理不可能と判断したものであれば、代品を用意できると思ってほぼ大丈夫です。
ただし、最終的に新しい艇をお送りするとなっても送料は再度購入者様の負担となります。 その場合破損のある船は使えないと確定していますので返送は不要ですが、処理は購入者様側で行ってください。

商品受け取り後 個別の方々へのあまりに細かいサポート依頼や神経質なクレームは一切受けかねますのでご了承ください。  
また、一般に必要なメンテナンス方情報はマニュアルにまとめお渡ししますし、当ブログに詳細をくどいくらいに紹介 記事も随時補完しますので、疑問点がある場合は、まずそちらをご確認いただくようお願いします。
  

2021年06月01日

無限アジ終了か?

第5期予約受付まもなく開始 

STEADY PRO420 Ultra Light  
足こぎインフレータブルのプロフィッシング向けカヤック登場します。 激軽 激安定 出足は激速 そしてまあまあ安い!!



STEADY-2 360 にフィンドライブバージョンも登場 
STEADY2のプロペラドライブとはベースを交換するだけでインターチェンジャブル!


山のようにテストすることが多く受付開始お待たせしました。 やっぱり激安ですからそのままで乗れませんのでね。 フィンドライブのほうは気づいた人も多いだろうが、巷のカヤックショップで見かける様々なフィンドライブの足漕ぎに使われているものと同じだ。 が、ですね、このドライブ、ホビーと同じ構造だけど、同じではなく決定的問題があるよ。 まあ、乗り出しで即問題は露見しないとこにあるしホビーのドライブの整備方法やホビーの英語サイトやマニュアルで使用説明をしっかり読んで理解してない人、ショップにはわかんないことなんで、まず普通の激安販売店はわかってないことだと思うが。 でも解ってないとマジでこの問題は危険ですよ。 しかし、、、、このことに限らずなにかと激安品に発生する問題の解決法は自分だけ納得すりゃあいいってもんじゃないんで、皆さんにできるだけ納得いただける解決法迄考えるのは大変。 今度は商品紹介ページ更新しなきゃ。 更新即予約受付開始ですが、予約が多ければお渡しも早くなりますので、気になる方は早めにお問い合わせください。
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 ここのところ梅雨前線が離れて梅雨らしからぬお天気が続く九州南部。ただ、前線が離れたと言っても北に行ったのではなく、本来この季節の定位置である南に行ってるだけ。 またすぐ戻ってくるのは間違えない。 が、ともかく2日前に錦江湾ならまた出艇可能なチャンス。 ここのところ錦江湾では良型は釣れないという事ばかりなため、最初から期待せず、いつもの無限アジポイントへ行くことに。
 なにせ5月の無限ぶりがすさまじく、おまけにアジの群れの上に高い確率でイワシの群れまで廻っている。 季節的に言ってもいくら釣れない錦江湾でもそろそろ青物とかイワシを追ってやって来てるのではないか? なんてほのかに期待もしつつ、、、 いや 贅沢は言うまい。 とにかく無限にアジが鈴なりについてきてくれたらよい。

出かけてみると深度10-30mくらいのところはあたり一面水面でワラワラするイワシだらけ。 ただ、それを追う魚もいないのでナブラは全くなし。


ちょっと深目のところの反応 どっちかというと上に点々でばらけてるのがアジっぽい  サバやイワシはもう少し上にまとまる



浅いところだとアジの良型はまとまった影ではなく結構個別に映る感じ

もう少し後の季節 でこういう映りだったら30~40cmのブリ カンパチの幼魚系にも似るが ただしブリカンパチはもっと上下運動が激しくばらけた感じに映る。

が、何の魚であれ、魚探反応はあれども魚は釣れない、、、


唯一の大物は 例の

サメ
80~90cmの間位かな。
昨年の夏毎回錦江湾に来るたびサメは釣ったし、この日もあちこちで中層にゆっくり泳ぐ大きな魚影が映ってたから、全く驚きません。
ただ、こいつはいつものメジロ系ではなくシュモクザメなので引き方がだいぶ違った。 もさっとしたサメの引きの中では頭を振るほうで、むしろにべに近いかも。 せめてニベだったらとは思ったが、なんせ中層できたのでね。 サメ確定と思いつつ こいつのせいで安物とはいえアジのサビキ!!を失いたくない一心で 丁寧に上げましたわ。 中層でかつモッサリの引きなんで丁寧にしぶとくやり取りすればサビキでも上がってしまうのがサメ(一応船サビキなんで幹糸ナイロン7号と最低限の太さはある)。  拳が入るくらいの口の大きさはあるけど、案外シュモクの歯は小さめで、噛まれて指がちょん切れる心配はなさそう。 この日はインフレータブルのSTEADY-PRO 420 Ultra Lightできてたので気は使ったが、うまくジグ迄回収できた。 小さめのサメで助かったぜ。1.5Mとかも普通に来るが そうなると近寄ってほしくないしリーダーの根元からカットだもんね。めんどくさい。

あとはアジも全く来なかったわけではないが口切れでロスト多発 結局あじは1匹刺身サイズ。 そして唯一まともな魚はサビキにかかった小鯖で釣ったオオモンハタ1kg。 


以上。 あ、あと唐揚げ用のイワシ5本、わずか5本だけどから揚げ激うま 持ち帰る価値あり。

釣果的にさほど期待してなかったから、これで十分ではあるんだけど 昨年このポイントを見つけて以来 どんな寒い時も 通年アジだけは釣れ続けたこの無限アジポイントも ついに自分が継続中のスランプの波に飲み込まれてしまった。
釣果以上に 唯一、今日は最低でもまったりなごみの釣りができると思えたポイントがなくなってしまったのがショック。 いや なくなったというのは正確でないな。 エサもつけないサビキでアジが釣れる、という適当な戦法が、他のポイント同様通じなくなっただけか。 
実際写真は撮ってないが、魚影が映るところではジンタンサイズのミニアジは10匹くらいはかかったし、いなくなってしまったわけではない。 
問題は、以前の流れであればこれから適当なサビキでもうなるほど釣れるはずのアジやモジャコ カマスなどが(どうやら魚探には映ってるのに)今年は全く釣れないってのが問題な訳で。


それから 間もなく予約募集開始の
STEADY-2 360 プロペラ & フィン VER
STEADY-PRO 415
STEADY-PRO 420 Ultra Light
4種類あって選び辛いと思うので そのへんもまとめてブログでアップしますね。
釣りならやっぱり長さのあるPROが良い。 ベストはUltra Light  ただし、これはメーカーの完成品状態だと非常に欠点が多いので、それなりに手間をかけて改良したほうが良いです。 無論乗り出し不可ではないですから その点で言えば 激安系足漕ぎすべてのメーカーのすべてのモデルに通じる絶対のお約束、 とにかく手を入れずそのままで乗るな がいつも通りこれにも適用されると言えるだけな話。
特にその広さ

軽さ そして本来プロペラ系はフォワードバックの切り替えが非常に重いんだけど、、、、あ、足漕ぎを知らない人に言っておくが、足漕ぎのバックって 本来のバック運転なんて移動中はまず使いませんよ。 そもそも海に道路は通ってないわけで、ただでさえ風や波で直進に修正が常に必要なのが海。 そのうえバックではラダーが先頭にきちゃうし、バックミラーもついてないのにまともにまっすぐ後進なんてできやしませんぜ。 移動中にバックを使う場合はほとんどの場合ドライブの逆回転はブレーキ替わり。 ただ、時速4km以上程度の速度で前進移動中、いきなりバック回転させるとペダル激重 負荷が無駄にかかるのがプロペラドライブの欠点なんだけど(つまりブレーキの利きが悪いという事) 420UTは船体の軽さ、ギア比の関係でフィンタイプとまでは行かないがそれに近いくらいビタスパッとブレーキがかかる。 あ、この件 移動中って言ってますからね。 微速運転中のつまりロッド操作中 ポイントを攻めてるときに位置の微修正にはバックも結構使う。 
ただし、今回の記事でも言ったように インフレータブルですからそれなりに気は使います。 要するに他のゴムボートと同じで 普通に使っててもいずれ穴は開くから、修理しながら使わなきゃいけないという事。まあ、これもボート初心者は知らないことだろうけど よほど神経質に気を使わない限り小さな穴は開きますってば。 ただ、その程度の穴で風船みたいにパンクするもんじゃないし、大抵の場合その日の釣りが終わってから あれ?いつもより船体の張りが緩めかな? という事で気づく。 
ま、その程度の穴の修理は超簡単だしそこまで心配はいらないが、気遣い無用ではないし、船体寿命の問題はあるのは事実。 そういう場合重いけれどPRO415が良いだろう。 で、所詮4M以下のカヤックは どのメーカーの物であろうがあらゆる面で初心者向け カジュアルアングラー向けですよ ってのは当ブログでしつこく言ってる通り。 こういうことを少しまとめてブログにアップしますね。




  

Posted by 足こぎ at 21:13Comments(0)今日の釣り

2021年05月27日

ようやく出口が見えたのか?

第5期予約受付まもなく開始 

STEADY PRO420 Ultra Light  
足こぎインフレータブルのプロフィッシング向けカヤック登場します。 激軽 激安定 出足は激速 そしてまあまあ安い!!



STEADY-2 360 にフィンドライブバージョンも登場 
STEADY2のプロペラドライブとはベースを交換するだけでインターチェンジャブル!


山のようにテストすることが多く受付開始お待たせしました。 やっぱり激安ですからそのままで乗れませんのでね。 フィンドライブのほうは気づいた人も多いだろうが、巷のカヤックショップで見かける様々なフィンドライブの足漕ぎに使われているものと同じだ。 が、ですね、このドライブ、ホビーと同じ構造だけど、同じではなく決定的問題があるよ。 まあ、乗り出しで即問題は露見しないとこにあるしホビーのドライブの整備方法やホビーの英語サイトやマニュアルで使用説明をしっかり読んで理解してない人、ショップにはわかんないことなんで、まず普通の激安販売店はわかってないことだと思うが。 でも解ってないとマジでこの問題は危険ですよ。 しかし、、、、このことに限らずなにかと激安品に発生する問題の解決法は自分だけ納得すりゃあいいってもんじゃないんで、皆さんにできるだけ納得いただける解決法迄考えるのは大変。 今度は商品紹介ページ更新しなきゃ。 更新即予約受付開始ですが、予約が多ければお渡しも早くなりますので、気になる方は早めにお問い合わせください。
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 なんと 2か月もブログ更新をさぼってしまった。
長い長いスランプにはまってましたのでね。 というか本人が努力しなくても自ずと釣果のあがる季節に入るころ、荒れがちな春の前半が過ぎ、安定した晴れの多い時期に入るころ なんと梅雨入りだ!!
そういう訳で ざっとダイジェストで釣果状況を話せば

前回ブログ記事の三月末から四月いっぱいは太平洋側が荒れており、ひたすら錦江湾。 相変わらず無限アジ釣りな訳だが、特に4月後半はすさまじく無限。 しかもイワシや小鯖も混じりだして、いよいよマイホームの内之浦やその他太平洋側での釣りが楽しみになってきた。 今年は泳がせやるぞー って感じでね。

10匹くらい持って帰ってから揚げにすると最高ですわ。

なぜかサビキでヤリイカ?も釣れる
これで大物が釣れれば文句ないのだが、ここは錦江湾エリアでも我が家から比較的近いというだけで行ってる場所。 錦江町側 鹿屋垂水側となん箇所か出艇場所はあるが、どこも大物はまれにニベ 後はサメ ほかは全く釣れない。
それと、このポイントでアジの釣り方をマスターしつつあるとはいえ この無限アジポイントのようによそでも釣れるかどうかは今のところ未知数。 試しに桜島のほうまで行ってみたことはあるが、うーん アジはごく少数 アジの群れかと思う魚探反応はたくさんあったが、なぜか全て小さなイトヨリ。 無限イトヨリ+マダイ1匹で終わってしまった。 イトヨリだと泳がせてもあまり釣れないのよね。
そして 梅雨入り直前にようやく内之浦への出艇チャンス。
昨年もこの季節から先、ほっといてもベイトがワンワン釣れたので、いよいよ泳がせで良釣果が出せるかと期待したら、
何と全くベイトが釣れない。 いや 確実にベイトはいる。 魚探真っ黒エリアがあちこちにあるし。 でも、小さなアジ1匹2匹釣るのに何時間もかかる。 そしてせっかくアジが釣れてもかかってくるのは
にべにべにべ

まあ、でかいこたあですよ にべですから。 ただ、デカいからそりゃよく引きますが、このサイズ重さにしてはもさっとしたひきなんで あ、にべだとすぐわかる。 

もう一丁、、、。 ちなみにこいつをさつま揚げにすると激うま なんだけどねえ、、、、、1匹釣ると自分とワンチャン向けのご飯のおかずが何回分もとれますんでね。 無駄にキープしてもこれからの季節クーラーボックスの氷がバンバン溶ける原因になるし、セリに出しても安いし、リリースが妥当ですわ。
ともかく希少なアジはにべに食われてしまった以上 残されるのはこの冬全く結果が出なかったジギングしかない。 最終的には


オオモン2匹をジギングで釣る。 救いなのか 結局泳がせの結果が出ないので救いになっていない気もするが、、、、それに なんだか冬以来ジギングの反応がとにかく悪いんですよ。 しゃくっているときにヒットすることがほとんどない。 大抵フォールとか何となくぶら下げてるときに食ってくるだけ。
まあ、泳がせとジギング2本立てで頑張ればなんとか釣果はあがってくるかと期待はしてるのだが、、、、 なんせですね、今年の確定申告の際にショックだったのが セリに出した魚の年間総売上高の変化ね。 日南時代の半分だ。 普通に考えて逆だろうと思うのだが、、、 ともかく今年はもうスランプに陥ってるゆとりはないのだ。

ところが梅雨入りからしばらくして 貴重な出艇チャンスが2度ほど訪れ、 最初は絶好の海況という事で、佐多近辺まで遠征 で、 屈辱の持ち帰り坊主。 佐多にもいろんなとこがあるけど、出艇したところはまずもってベイトが少なく、魚探に映る良型も少ない。 なんか出艇して2-3時間でこれは魚いないぜ と感じたのだが そのまま一日が終わりました。 いちど地形変化が多彩な佐多の先っぽに行ってみたいですけど、今度はいつ行けることやら。 2度目は1度目ほど海況は良くなく、近場アジポイントの垂水側も厳しい。 で、あまり行かない錦江町エリアに行ってみる。 ここは一度大漁 多魚種の時があったが そのほかはあまり釣れた記憶がない。 で持ち替えりボウズを食らい、 え、 佐多とか錦江湾の南側 という 釣れそうな場所で屈辱の持ち帰り坊主の2連発やないですか! 

そしてもう釣れる気がしないまま絶好の海況は昨日また訪れる。
これはもう近場のホームで勝負
この日も全くアジは釣れず ジギングのみでの日となった。 最初に通る比較的浅い岩礁で いるはずのモジャコ類 これも日南では腐るほど釣ったものだが今年は1匹も釣ってないのだが、この日はフックオフ連発で1匹も釣れなかったがひとまず数匹フッキングは出来た。
そして肝心の本命は
大漁だ。

オオモン 合計9kg イトヒキは2kg
このほかにも途方もなくドラグを出したリーダー切れの大物1匹、 そしてフッキングまでは至らないまでも ジグを追ってるのが魚探に映る魚影多数。
ひとまずへたくそなしゃくりだけでそれなりに釣れる季節到来ってとこですな。
しかし、今朝釣ったオオモンをもってセリを覗いたら、まあアジのすさまじい水揚げが! 尺オーバー多数 小型も多数、、、、、 いるのに釣れないんだ、、、、。 こうなるとむしろ錦江湾の無限アジポイントで釣れるのになぜ近場で釣れないのかが謎だ。錦江湾アジポイントなんてもう魚を捕る本職はいないほど衰退しちゃったとこなのだが。  なんにせよこの調子で次回も釣れてくれればいいな。 まだまだあと2か月も梅雨が続くわけで どれだけ出艇できるかが心配ですが。






  

Posted by 足こぎ at 22:20Comments(0)今日の釣り

2021年03月27日

無限アジ釣り

第5期予約受付まもなく開始 

STEADY-2 360 在庫完売しました。 ありがとうございました。
STEADY-2 360 と STEADY-PRO 415の予約受付まもなく開始します。
お引き渡しは夏ごろ予定、予約が多ければお渡しも早くなりますので、気になる方は早めにお問い合わせください。
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いよいよ春本番になってきて 前回の釣りでも極渋な釣果から脱出の気配を感じさせてくれた。
釣果そのものというより 小魚とかのにぎやかさというかね。 まるで春の山が急激に一斉に華やかになるように、
海も水面に生まれたての小魚があちこちで泳ぎ始め、その小魚がぴちゃぴちゃ追われて音を立て 追うほうが水面を飛び跳ねるボチャンという音がしたり そういうざわついた感じがするわけです。 沖縄で釣りをおぼえた自分にはちょっと新鮮な感じ。 沖縄のカヤックフィッシングに関してはそこまで冬は落ち込まないし(というかビッグアオリイカシーズンなので魚が釣れなくてもあまり気にしない)。

そして昨日 波風の関係で錦江湾側に出動。
あまり大物は期待できないが、アジはたくさん釣れる錦江湾。 桜島の北側エリアは評判いいが、当方宅からは遠いので 基本行くのは鹿屋か錦江町周辺ですね。 昨年春夏はそれなりにオオモンも釣れたけど、あまり欲張ると期待を裏切られたとき辛い。 
よってこの日は地味にアジ釣り。 アジを泳がせても内之浦のようにすぐ喰ってくれないし、それ以上は欲張らないが、海況よさげなので行けそうならいつもは行かない150mのドン深まで出かけてちょっと泳がせをやってみよう。思わぬ大物が釣れるかもしれない。

実際出かけると、絶好の凪 のんびりアジ釣りには最適だ。 
普段ジギング中心にやってると どうしてもまずは地形変化 そして深度を見つつ魚影が出そうなところを重点的に移動しつつ攻める習慣がつく。  
しかし自分が行く錦江湾ポイントエリアは陸沿い20~30mくらいまでやや平坦で、そこから急激に深くなってゆく地形のところが多く、30mまでもさほど変化がある岩礁がある訳でもなく その先深場も単に傾斜があるだけでべたっとしたところが多い。 
従ってジギングするにはここはやや単調なところなので、このエリアでは広く攻めてアジ釣り そしてまあ、これから先の季節はそのアジを使った泳がせの効率アップを目指せば、もとより少ないポイントをうろつくジギング一辺倒よりおもしろいのではないかと思う次第。

それに錦江湾のアジは 定番の地形変化のある場所にもいるが、結構無差別に何もないところに あちこちに群れが散らばる感じがする。実際何もない50~80m深度のただの砂地の傾斜にアジの群れが広く広がっておりぽつぽつそういうところで釣れるんですね。
 

という事でまず定番の30m前後の深度変化のある際部分、相変わらずアジはいますね。 ものすごい群れの反応が魚探に出ます。
ひとまずアジだけ狙いなので ただの細いサビキを使って落とすと
バンバン釣れる てか着底前に落とすたびに食ってくる。 しかもいつもの干物サイズよりかはデカい。
一気に今日の干物分を確保してしまうのだが、この魚の反応の良い状態というのは冬の激渋状態でしばらく忘れていた感覚。
鈴なりのアジを釣ってはリリースと しばし無心で釣りまくる。

群れが去ったりその周辺をチェックすると

反応的にアジ以外のもいるはずだが、ジグにも そして釣れたアジの泳がせにも反応してくれないのよ。唯一イトヨリだけは反応するけどイトヨリは大きいのがなかなかいない。なお、こういうまばらな反応でもアジは釣れる。

いい加減アジ釣りに飽きて海況は絶好のままなので、そのあとドン深150mまで行くが これはスカ。
あとはアジの群れを探して深度80~60mに戻ってと。
いるいる。
もうアジばかり釣っても仕方がないので今度は大型アジ狙いと、小型が釣れたら泳がせ、ただし、上記のような地形なのでポイントを探してうろうろしない。
ひたすら潮流と風に吹かれて流すのみ。 丁度この日はそうするに絶好の天気だったしね。

いつもと違い ポイントを探してうろうろしない分 この日は初めて通るエリアが多く これで発見があった。
まず、思った以上に何もないエリアにアジの群れが散らばってるね。 何もないので同じところにとどまってはいない。
が、とにかく群れは思いのほか多い。 そして上のような写真の 何かいるような映像もよく出る。
うーん 内之浦とか日南とか志布志湾ではこんなに何もない砂地に反応出ないというのもあるが  岩礁ポイント狙いで 自分は視野が狭かったんだな。


地形的に何もないところにこういう反応が散らばってる訳ですよ。 太陽光反射で見づらくてすみませんな。 ただ、この写真は群れの周辺の画像で 群れのど真ん中はもっと魚影が上に盛り上がる。

ただ、問題は、、、、今まで同様なかなかそのアジを食ってるはずのもっとデカいのが釣れない、、、、あるいはいない?

が、この日はいつもと違う戦法を使いそれでもうろつかず、仕掛けを 根気強くひたすら流して泳がせた続けたおかげか


1kgと0.7kgのアオハタが釣れた。 アジは尺サイズと泳がせ用で弱ったやつだけ持ち帰り。 実際は50~60匹くらい釣ってると思う。 アジだけ狙ったら100行っただろうな。

まあ、アオハタはもともとあまり大きくならないらしいし 釣果は大物とは言い難いが、無限アジ+家で料理に最適サイズのハタ がセットで釣れれば文句ない。 それにこのエリアのアジの狙い方に発見があったし、それにアオハタ、こいつは今まで釣ったことのない魚種。 
小型オオモンはこの日も数匹岩礁で釣ってるので、


両者棲み分け、アオハタはおそらくこういう何もない砂地エリアに適応した魚種なんだろう。
新たな釣りの選択肢ができた気がしてちょっとハッピーでした。

あ、そうそう 結構頻繁に地元のおっさんたちに聞かれることなのだが、サビキにエサかごとか付けませんよ。 ただのサビキ仕掛けだけ。 落とすだけです。 濃い群れに当たれば着底前に食ってくるからしゃくりもありません。 もちろんしゃくりあげで喰ってくるときもあるし、 内之浦あたりだと昨年岩礁ジギングで40cm近いのが出たりもして、それはそれで面白いのだけれど、無限アジポイントでは、長いシーバスロッドに100円くらいのサビキと錘。 以上で釣りができます。 前回ブログ記事でも サビキと落とし込み太仕掛けの食いの違い疑惑を語ったが、今回大量にアジを釣って思ったが、確かに違う。 まあ、3割がたは単にサビキ針の数の違いと言えそうですけれど。(大物狙いのタックルに針が5個も6個もついてるといざというとき、カヤック上では取り込み困難になりますから、泳がせの際の落とし込みサビキ仕掛けは短くちょん切ってサビキ針2-3本にしてある)







  

Posted by 足こぎ at 22:13Comments(0)今日の釣り

2021年03月25日

ようやく結果が

第5期予約受付まもなく開始 

STEADY-2 360 在庫完売しました。 ありがとうございました。
STEADY-2 360 と STEADY-PRO 415の予約受付まもなく開始します。
お引き渡しは夏ごろ予定、予約が多ければお渡しも早くなりますので、気になる方は早めにお問い合わせください。
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 昨日は久しぶりにレボ16FTで出艇。
こうやって 間が空いた状態で乗ると、そのカヤックの特性とかいいところ 悪いところがはっきりわかる。

以前から当ブログで触れて来た、
フィンタイプの足漕ぎのほうが疲れる という事実も久しぶりに乗って 原因まではっきりわかりましたね。
プロペラ系に乗り出してからすぐにその差は気づいたのだが、最初は多分フィンタイプのカヤック 特にレボ16は腰の位置が低いので、そのポジション故(足の位置が足上げ腹筋ポジション)なのかな と思ってた。 確かにフィンタイプの場合、足を休める際、足をペダルから降ろしたほうが楽だったりという程度の違いはあるので。 がどうやらそれが主な原因ではないとみた。

あ 話を続ける前に言っておくが ターボフィンだから疲れるという話ではない。 ノーマルフィンの話。
また、だからフィンタイプがプロペラに劣るという話でもない。 あくまでもそれぞれ一長一短ある中で、運動不足なおっさんとしてはちょっとこれは欠点と言わざるを得ないな という部分の話なだけ。 
このフィンとプロペラの優劣の話は、どちらもみっちり乗りこなしている人に話すならともかく、片方しか、あるいはどちらもよく知らない という方向けに話すとなると、延々とその構造 特性まで前提として話さなくては ろくでもない早とちりをする人が多発、 勘違いしたままネットで情報発信してしまう人が出かねないので細かい説明はあえて割愛する。
この おっさんにとってはつかれる という一点に絞ってその関係部分を比較をしてみよう。

まず、効率に関しては おなじ力と推測される力加減(両者全く構造が違うんで正確に同じ加減は出来ませんよ)で漕ぐと
巡航域までは両ドライブ効率はほとんど同じです。

が、両ドライブ 効率の良い漕ぎ方が違う。 

プロペラは漕いでいると惰性回転するので必然的に効率のいい漕ぎ方は同じピッチで均等に漕ぐこと 同じ回転数であれば力を籠めようが込めなかろうが速度は変わりません。 自転車のようにワンウェイクラッチがついてれば別ですがついてませんからね。 立ち漕ぎ風(休み休み体重を使って漕ぐ)をしようにも 却って力を入れていないときの足がプロペラの慣性回転に対しブレーキになって負荷がかかるだけ。 ブレーキ替わりの逆回転は激重なのは当ブログで以前言った通り。 必然的に急激な減速や波をたたく速度での航行を避け均一な比較的ゆっくりした速度で漕ぐ習慣がつきます。  高回転 高速域に関してはキャビテーションを起こし、船体のプロペラユニット周辺の形状がデコボコして水の抵抗を引き込む故あまり得意ではない。
一方でフィンタイプはバックのブレーキの利きが極めて良い、2-3ストロークでびったっと止る つまり水の抵抗が低く 漕がずに慣性でフィンがパタパタ動くという事もないという事。実際に使わないとわからない話で、説明は難しいんだが、結果的に一番漕ぎやすい漕ぎ方は プロペラと同程度のピッチで漕ぐときでも、やや自転車の立ち漕ぎ的な踏み込みに強弱をつけた漕ぎ方のほうが楽だ。  高速域はプロペラと比べ抵抗になる要素が少ないため、効率よく漕げる。


以前当ブログで プロペラはギアのないママチャリ、フィンはギア付きと例えたのをおぼえている方はいるだろうか?
ここでは立ち漕ぎのイメージを使うのが一番わかりやすいと思うが、ママチャリをゆっくり長距離漕ぐのがプロペラ ギア付きスポーツをたち漕ぎである程度力を入れて漕ぐのがフィン と思えば良いと思う。 
当然ギア付きだってママチャリと同じピッチで漕げるわけだが、要は立ち漕ぎポジションのほうがしっくりくるとなると下手にゆっくり均一に漕ごうとすると、却って早く漕ぐより効率悪い。 結果的に同じ人が同じ力加減で2つのチャリンコに乗ると、同じ加減で乗ってるつもりでもツボにはまる漕ぎ方が違う以上、両者の平均速度が変わってくるのではないか? というニュアンスで皆さんお分かりになられるかな?
フィンが均等にゆっくり漕ぎ辛いとまではいいませんよ。それはフィンだけ所有のユーザーは100人中100人に否定されてしまう。

どちらかと言えば フィンのほうがついつい速い速度を出してしまう というのが このフィンのほうが疲れるの本質的なポイントです。
結果として 

例えばレボ16の場合
自分の出艇直後の波打ち際 穏やかな場合巡航速度は5.5~6km/hくらいです。
1時間後 巡航 4km/hくらい
後半 2.5km~3.2km/h  3.5と書けない位 意外なほど速度低下が起こる
くれぐれも言っておくが これは本人は同じ程度のピッチで巡航してるつもりなのだ。 事実ピッチ自体は若干さがるにせよほとんど同じはずだ。 ただ、だんだん足が疲れて いわゆる立ち漕ぎポジションのエイやっと踏み込むときの力の入れ具合が下がり、ここまで極端な差が出るという事。 じゃあ最初は意図的に速度を落として漕げばいいじゃんと思う人は、上記のギア付きスポーツの例えでわかってほしいのだが、それはそれでママチャリのように走るのは結構コントロールしがたいところがある。

そこへ行くとプロペラは前述のように同じピッチであれば力の入れ具合は関係なというのは前述の通り。
で モデルによって差はあるがおおむねスタート時 4.0km/h 後半も3.0km/hちょっと PRO415や 360のマニュアルで紹介している
抵抗低減チューンを施せば+0.5km/hは行くね。
くれぐれも勘違いして欲しくないのだが ここで言ってる速度は 巡航を意識し 均一に 同じ程度のピッチを心がけて終日動き回ること実釣を意識しての速度の話だ。 レボは後半速度が落ちますよという性能の話をしてるのではない。力さえ入れればやはり最速域まで加速するのだから。

カヤックフィッシングをやればやるほど 無駄な動きを省き、 出来るだけうろうろと無駄な移動時間の発生を避け 出来るだけ無理をせず釣れる場所を見つけて、釣れる時間にそこにいる という方ができてくるはずだ。
例えば何もない遠浅の海であったり リーフエッジが沖にある海で釣りをする場合 ある程度の高速域で一気に移動できるカヤックを選ぶというメリットはあると思うし、逆に近場にポイントがある人にはそれは無用の長物。
例えばレボ16は 今の自分にとってはどちらかと言えば無用の長物の時が多い。
まだ寒い季節お尻びしょびしょになってつくづくそう思った。 ただ、夏場 内之浦湾の湾外まで行けるようになると、さすがに少々釣りの後疲れようが、全体的に高速域が使いやすい16FTが威力を発揮する。 

それぞれ一長一短がありますのでね。 皆さんよくそこは考えて購入しましょうね。 ここでは触れていないが そのほか バック性能であったり 安定性であったり いろいろ考えることはありますから。

さて 釣りのほうはというと、
ようやく冬の苦しみから解放されつつある予感のする日でしたね。
ここ内之浦湾では 養殖用のモジャコや あとカツオ釣船用のエサ イワシ? などを求めて県外からも様々な漁船が集まってき始めている様子。 要するにベイトが増える季節に突入。
もうすぐサバ子がどこでも釣れるようになるだろうし モジャコも釣れるだろう。
そうすると、、、、

泳がせ天国じゃん!

実際 内之浦では特に冬場でも泳がせエサに食らいつく魚は多かったわけで これは間違えない。

問題は泳がせスキルが相変わらず低いのと、なかなかつれない泳がせエサそのもの

今回は前回全く釣れなかったネンブツダイ サクラダイはバシバシ釣れました あとカガミアジの幼魚が山のように でもこいつらはあまり魚の食いつきがよくないのよね。 カガミアジはもう少しデカくなればいいエサになると思うけどね。 ネンブツサイズだったのでね。
が、今回はぽつぽついいエササイズのマアジも釣れるのです。 

しかし、最近泳がせとジギング併用で ラインを切られないように 短めの落とし込み用サビキ(リーダー12とか14号用の針の小さなサビキ 一般的なジギングサビキはサビキが大きいから小魚があまり釣れないため)を使うスタイルなのだが、
この落とし込みのサビキ、普通に釣れるときもあるが いわゆるただのサビキと比べると食いが極端に落ちる日もある。
この日は後者、ただのサビキは落とすたびに小魚が付き 落とし込みに替えると途端に食いが止まる。
ただのサビキについた小魚を即食いちぎられ 結局辛抱して落とし込みサビキを使うしかないと思ったころ
ブルブルと明らかにアジのかかった気配
緊張して大物を待つこと30秒 早速気配が!
バクっと おそらくオオモンの食い なかなかデカい

オオモン 1.5kgと1.9kgのダブル
1匹はアジに 一匹は下のジグについてた

小魚の活性も高く 時合いが来てると思い そのままジグだけ落とすとすぐにイトヨリ良型


そのあとピタリとエサが釣れず ジグだけでは厳冬モード継続中な気配。 魚探にジグを追う魚写りませんもんね。

場所移動後 しばらくネンブツ カガミ サクラダイは釣れるようになったが やっぱこいつらはあまり人気でないね。
ようやくぶるっと アジがかかった気配
そうするとやはりすぐに大型魚の気配! ほんと錦江湾もこうであってくれたらと思うわ。

ズゴーんと大物

これはホウセキハタのほうか?  3.1kg ひさびさの3kg越え

このあと刺身用にアジを2匹釣って あとはアジの気配がなくなり 続きの良型もゼロ
やっぱまだ厳冬脱出まで入ってない感じですね。
でもハタ類だけで6kgオーバーは十分な釣果 きょうはこれでOK。

しかも この後 夜の仕込みでうれしい誤算が。
さすがに良型ハタはセリに出ますんで 自分用はイトヨリとアジだけなんだが、
イトヨリを捌いた時、腹に肝臓が破れたような肌色のパテ状の物であふれてたわけ。 単純にそういう事だともって捨てちゃったんだけど、骨でだしを取ってたら驚きのアブラ

自分は魚の頭はほとんど煮付け等に使い 骨でだしを取ります。 捨てるなんてもったいない。 むしろ頭と骨が一番うまいところな気がする。

もとよりイトヨリは癖のないまろやかな出汁の出る魚。 アブラも出て極上のだしが作れた。
うどんやラーメンの水代わりにこれを使うと美味しいのだが、こういうときは出来立てにわかめと塩コショウだけでスープにして飲むとよい。 気が遠くなるほどうまい。





  

Posted by 足こぎ at 16:01Comments(0)今日の釣り

2021年03月19日

ものは考えよう

STEADY-2 360 売り切れ間近! 


たくさんのお問い合わせをいただき 既に購入意向でのお問い合わせが在庫数を超えております。
購入に向けた連絡の途中でコンタクトが途切れる方は一定数おられますから、購入ご希望は引き続きお受けします。
販売可能台数は 多く見ても残2台です。 在庫分販売はデポジットを伴う予約販売ではありませんので、基本お支払いをもって購入が確定します。 気になる方は、お問い合わせ お支払い共にお早めに。  問い合わせの途中で連絡が滞ってらっしゃる方は お手続きお急ぎください。先に問い合わせた方に配慮しながら新規のお問い合わせには対応していますが、あとから問い合わせされる方々に宙ぶらりんな返事しかで
きなくなるのも問題ですのでさほど猶予は設けられません。 この点ご容赦ください。

PayPayがお支払いに使えます

税込み価格  350より安くなりました
完全自己責任バージョン (ネットショップ他社と同じノーサポート ノーマニュアル 購入時にこの件念押し確認させていただきます)  138000円
スペシャルチューニングVER. ドライブ分解整備済み 40ページ超のオリジナルマニュアル付き 155000円

注:本年度4月より税込み価格表記が義務付けられますので、以前の税別価格表記と違います
注:チューニングのない整備だけのVerは需要もありませんし、何よりSPチューニングとの差も大きいため廃止しました。
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まずは、Steady2-360の件ですが、結局商品案内更新をしないままに売り切れ間近となってしまい、 商品案内を待っておられた方にお詫び申し上げます。
なんせ本来なら今期の入荷はSTEADY350だったところを 急きょ新型Steady2-360に変更した関係上、どうしても情報公開が後手に回ってしまってですね。 
単にコンテナで輸入してそのまま売ってるのならともかく、もとより何かと問題の多い激安カヤック、新モデルの変更点チェック 実釣テストを繰り返し修正点を洗い出し、解決法を考え、さらにテストを行い、その結果を新たに何十ページにも及ぶマニュアルに書き出して、 おまけに各ドライブユニットの分解整備チューニング作業まで行わなければない。

しかし 今回もやっぱり分解整備をしなければヤバかった と思わせる症状の出ているドライブは少なくなかった。
もはや定番のパーツを組み合わせるボルト自体が入ってないものは相変わらず発生。


Oリング入れ忘れも定番なんだけど今回は新たなパターン、本来のサイズよりでかいOリングが使われており、防水の役に立ってない。 このリング どっから持って来たんだよ!


もっとすごい入れ忘れもあった。

オイルシールとサークリップが入ってないじゃないか どこみて作業してるんだ!このタコスケ!

こういうわかりやすいポカミスもだが、実はこういったことは素人販売者でも気を付けてれば見つけられるし、きちんと予備パーツを持っていれば慌てるほどの事ではない。
が、もっと機能的な問題で解決が難しいのもよくあるわけだ。
なんせ高額な手数料を取って超精密チューニングをやってる訳ではなく 激安販売品を使い物になるように仕上げるというのが絶対的な方向性。 基本は元からあるもので何とかしたいのだが、そうは問屋が卸してくれない。
今回一番手間がかかった個体は 最終的にギアそのものを別の物に変更。

各部調整してこれで大丈夫なはずというところで組み込んでもなんかギアのごろつきが激しい。動きも足で漕いだらほとんど差はわからないとは思うがやや重い。
あ、勘違いして欲しくないんだけどエンジンオイルに浸された内燃機関のギアとは違いますんでね。ごろつきは限度問題であって、どのユニットも出ますし、上記のように価格的な制限もあるんですべて均一化するほどの作業はやりませんよ。
ましてや ただでさえ許容誤差を逸脱する個体が出やすいギアパーツですのでね。例えば海外のホンダのエンジンのギアパーツでも 国産品と比べ妥協できる程度の個体誤差に収まる製品が安定して作れるようになったのはここ10年15年の話。 ましてやこういうノーブランド品など 個体誤差は大きくて当たり前だ。あくまでそれが実用上看過できるものかできないものなのかというのがポイントであって ごろつき感の個体差などあって当然という理屈。
が、ごろつきと動き どちらか片方ならともかく両方となるとやはり全バラ 徹底原因究明の対象だ。
あ~またこの面倒なユニット部分を全バラか~

これね、これをばらすの結構手間なんですわ。 
で、全バラに向けて工具を引っ張り出してるところではたと原因はここではないのではと思いつく。
上の写真のユニットは問題がある場合は内部に組み込まれたオイルシールの巻き込みが原因であることが多く、今回はどうも感触 症状が違う。
とすれば 先に他の原因を考えると、駆動シャフトのギアだな。
ギアとギアの間には広めのクリアランスがとってあり、さらにもともとギアってパーツは切削部分が多く目視でわかるほど個体誤差があるパーツなので (それが音やごろつき具合の個体差を生む)問題が起きた時、サイズを計測してどうこうという判断ができない。いや、できないわけではないがかえってめんどくさいので、 ギアに問題がありそうと推測したら、とっかえひっかえ別のギアを入れてみるしかないんだな。
これも珍しいことではございません。 海外製ノーブランドのバイクエンジンのミッションなんてクランクケースにきちんと組み込めない個体が混ざってるのなんて日常茶飯事だ。 疑うなら当方宅までどうぞ。 そういう製品を作るメーカーの物は当方販売しないが、例として倉庫にそういうミッションがストックしてあるからお見せしよう。 
おっと、話を戻して まあ、つまりのところ大きいもの小さいものがあるという事で、大きすぎると思ったら小さいものに交換するまで。 ただ、この部分の予備パーツはすでに用意してある。 が、別に大小があるのを前提で購入するものではないので、在庫品のサイズが合わなきゃ万事休す。
幸いストック品がうまく機能して全く問題なくなった。 上の写真部分もばらさずに済んでよかったよかった、、、しかしこの部分のギアだけに起こるもんだとは限らずすべてのギアで起こる事 おまけにギアはどの部分のギアも非常に高額なんで交換となると薄利が吹き飛び さほどうれしくもないんだが、、、、、 それでも次回はあちこちのギアの予備も注文するしかないな。 予備パーツ1個所得のため予備ドライブをばらすなんて羽目になるよりましなので。

あとはこんな個体もあったなあ

組み込むときにここのOリングが微妙にゆがんでるのに気付いてよーく見てみると 溝がささくれてます。
傷 凹み やささくれは日常茶飯事でよくあることです。 実用上問題なければ何の対策も施さない。 
が、これは場所的に組み立て 再分解と繰り返すと確実にこのささくれがOリングを切ってしまうね。 典型的な整備してすぐ浸水の原因パターンなので ちょちょいとささくれ周りをリューターで削っておく。

そのほかにもいろいろあって 

こういう組付け辛いところにある6角ネジのボルトの頭が半ば潰れてるのなんかはむしろそれが定番というか。これは品質とかでなく作業上不可抗力 で起きること仕方ないんですけどね。 で、しばしば固着を起こしてるので そういう時の6角は非常に困る。 こういう際は無理くりインパクトで叩いて何とか緩めてきたが、 恐らく使用後はどんどん潮が堆積してゆきさらに固着している可能性大。 まあ、大きな声では言えない 非公式意見として言えば、SPチューニングしたドライブは、漕ぎ心地に変化が出ない限り2年3年ノーメンテでも構わないので(非公式意見です。 公式には半年に1回程度でメンテに出してください) 固着してた場合 無理に緩めようとしてネジ山をつぶすより 先に当方に整備依頼してもらったほうが良いかな。

とまあ、これは全部今回の例で しかも同様の複数発生例までいちいち挙げてない。 コンテナ1台でフルに入れてカヤック2ダースも入らないわけで、つまり分母から計算して ノーメンテで激安足漕ぎに乗ろうとすると、トラブル発生確率はどうなるかな? 


さて、最後に釣りのほうだが、
相変わらず 内之浦ホームグラウンドは渋いままだ。
セリにはイシダイが日に100匹揚がった とか マダイが大漁とか ヒラメがいっぱい入ってきたとか 
あるいは宮崎からわざわざ巻き網漁船団が来て根こそぎ持ってった とか
これから養殖用のモジャコ漁が始まるとか
いろいろ威勢のいい話があがりますが、

当方は相変わらず厳冬
先日出艇時はいよいよ金魚も釣れなくなった。
が、ボーズ覚悟しだしたころ合いで
なんだか もそっとしただけで動かない 50cm位のにべの擦れがかりみたいな感触。
5mほど巻き上げた時 魚がお目覚め すわ大物パターンか! と一瞬期待するが そのあとが続かない。
その鈍さ 今までに経験のない引き もしやヒラメの擦れがかり?
とにかく擦れがかりに違いないと あまり期待せずあげてきたら 銀色の魚体
擦れがかりでもなく予想よりでかい 60㎝手前くらいの大きさだが、、、、
あ~ にべじゃないけど スズキ系? がっかり~
ん? しっぽに点々が?


オオスジハタ 2.7kg
写真で見るとハタらしい容貌だが、 実際は鱗の感じとか顔つきとかハタらしくない魚で、WEB魚図鑑でハタ系として見覚えがなければなんだか判別つかなかった。
なんとクエ以上にでかくなる魚らしいね。 これは幼魚?。 内之浦でオオモンハタの次に遭遇確率の高いチャイロマルハタは、同じようなサイズだと、猛烈に真下に突っ込むのでやり取りが相当難しくなるが 此奴は優しい引き。 うまかったよ。
結局持ち帰りはこいつだけの厳冬釣果継続。

しかし物は考えようで、思えば家から数百メートルのところから出艇出来て、数は釣れないが、なんだかんだでおいしいの1匹は釣れるのが内之浦。 相変わらず予報の2m増しの風が吹く状況にも変わりないことだし、この際 海に春が訪れるまで、 良型1匹釣ったらサクッと帰るというのも手かな、と思いました。












  

Posted by 足こぎ at 01:52Comments(0)今日の釣り