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2017年08月30日

hobie の新型足こぎ mirage compass が出るそうだ

6-7年くらい前までホビーの独占市場だった足こぎカヤック。 他には確か(微妙な類似の競合程度だけど)ウィルダネスかどこか忘れたがカートリッジ式のエレキユニットを作ってたくらい。
 そのあとネイティブがプロペラカヤックを軌道に乗せて、
 昨年あたりからついに足こぎ系発売にラッシュがかかりだしたのは、以前当ブログでも触れたところだ

 その勢いは止まらないらしく、ついに
feelfree や ocean kayak 手漕ぎのターポンで有名なwilderness systems といった老舗大手も足こぎ市場に参入してきた。








その他にも足こぎ艇を出してるメーカーは出てきてるが、必ずしもすべて日本に入ってくるとは限らない。
が、もはやレボ11.13.16かアウトバックか とか フィンかプロペラか と言ったレベルでは比較検討できるものではなくなってきたようだ。


特に最近 大幅にホビーやネイティブの足こぎカヤックより大幅に安いモデルを投入してきたメーカーも数社あるし 足こぎカヤックのマーケット全体が急速に拡大しているのは間違えないとはいえ 以前と違い群雄割拠状態、先行メーカーのホビーが安穏としていられない状態なのは容易に想像できる。 

日本での異様な値上がり状態はともかく アメリカでのホビー ネイティブの値段はおおむね2500ドル前後で長年安定してきた。
そこに2000ドルを切る価格で殴り込みをかけたのが
liquid logic のマンタレイ (ネイティブのマンタレイと同じ)
https://www.liquidlogickayaks.com/product/LRMP1217.html
http://nativewatercraft.com/product/manta-ray-propel-angler-12/

そしてさらに安い値段で参入してきたのが
perception のペスカドール
https://www.perceptionkayaks.com/us/products/pescador-pilot-120

安いモデルだけでなく はやりの軽量系にも足こぎが
http://nativewatercraft.com/product/slayer-propel-12-lt/ ネイティブだけど日本ではハリケーンのものとして出てる。

なんだかトヨタや日産がスズキやダイハツの軽を使ってるみたいでややこしいね。
基本 この安い足こぎが出だした背景 今までとの違いは、 推測ではあるが
足こぎメーカー 船体はアメリカ製 パーツは中国製 組み立てはアメリカでと言うのをやらず
から 船体もパーツも中国製(組み立ては知らん)にシフトを始めたことにあるんではなかろうかと思ってる。

そもそも昔から多くのカヤックメーカーが中国で作ったものを売ってたので中国で船体を作るのが新しい訳ではないが
少なくともホビーは船体だけはアメリカ製 パーツは全部かどうかは知らんが、生産国表示があるパーツは全部中国製だし、まあ、ほとんど中国製と考えるのが妥当。 確かネイティブも以前はHPでproudly made in USA って載せてたと思うんだよなあ、、、、
なのでそれより安いのは全部中国製かな?と思う訳です。

まあ、どこ製にせよ実際のところ この安い足こぎ各モデル、アメリカでの評判なんかをリサーチすると上々なようで。
日本にも入って来てるんで上記モデルのいずれかを使ってる人も出てきてるだろう。
特にperception のペスカドールは どうも沖縄では カヤック市場さんでネイティブのスレイヤーを駆逐しちゃったようにも見える。 ペスカドールは安くて充実してるもんね。



そんな折、ついにホビーが廉価版足こぎモデルといった感じのものをまもなく発売するようで。

hobie mirage compass
hobie の新型足こぎ mirage compass が出るそうだ

船体そのものの長さ 幅で一番近いのはアウトバックですね。
そして ドライブはミラージュ180ではなく以前のGT バックは出来ず
ラダーが上に持ってけないようですね。
アウトバックにサイズは近いがハル形状は全く違うな アウトバックの特徴的なトリマラン形状のハルではなく コンパスはフラットなハル
総じてラグジュアリーなものはすべてそぎ落としちゃったような形だが、だだっ広いデッキはいい感じ。
ただねえ、、、、このコンパス船体が中国製か他のホビーカヤックと同じアメリカ製かはまだ分からないけど、米国での販売価格を見るとマンタレイと同じくらいでしょ。 1950ドルくらいのようで。 これが日本に入ってくると30万近くになるのは必至。つまりマンタレイと同じくらい。そしてペスカドールより5万近く高くなると言うこと。
競合のマンタレイ(米国販売価格1950ドル) やペスカドール(米国販売価格1799ドル) が装備充実、2500ドル価格帯のモデルと比較し見劣りしないだけにねえ、、、、

そこを考えると、今ミラージュ11.13.16 アウトバックに乗ってる人が乗り換えに買うのはどうかな? と思ってしまう。 買い替えなら中古で船体手放したお金+10万くらいで今までと同じモデルが買えるし。
アウトバック レボ13 スレイヤーの人が3-4年それらに乗った後ペスカドールに乗り換えるのはアリだと思うけどね。 既にペスカドールとアウトバックやスレイヤーとの比較はたくさんYoutubeとかに出てるし、同等の性能 満足度が得られそうなのは担保されてるし。 それでアウトバックやスレイヤーより10万近く安いんだからありでしょう。 (沖縄県みたいに干潮時の浅瀬でプロペラ使えないエリアがあると面倒だし、
ペスカドールが何が何でもベストと言ってる訳ではないですよ)


いろんなメーカの物を羅列したので混乱するし、さらにいちいち自分のわかってることを書き出すと大変なんでここでまとめると
おおむね今出てる、これから出る足こぎカヤックに3つの方向性があると思う

1つ目は 11.12Ftの昔からフィッシングカヤックで主流だったタイプ
 このクラスが良い人は 装備充実で一番安いのを買えばいいと思う。 ペスカドールは魚探振動子の凹みあるし、ラダーもスレイヤー(多分コンパスもかも)のようなトラブル(ラダー位置が悪い、ラダー紐が切れる外れる)が起きないタイプだしいいんじゃないかな

2つ目は
軽量足こぎタイプ レボ11かハリケーンプロペラ 今のところ廉価モデルはない

3つ目は
15ft以上で走破性の高い航続距離に優れたやつ
相変わらず競合のない孤高の最上艇 レボ16しかない 
主流は最近出て来たモデルでも11.12ftで相変わらずなので、廉価版の15.16FTというのは期待できないかもしれない。
@@update@@
この記事を書くまで気づかなかったがwildnessの足こぎシステムは、新しい船体ラインナップATAKとかRide Thresherとこのドライブと互換性があるようだけど? 手で操作するラダーシステムが必要なんでそのまま手漕ぎに使えると言う意味ではないが、メーカーがthrether155と組み合わせを発売すれば、この第三のカテゴリーに該当することいなる。 価格的にはレボ16よりさらに高くなるだろうが、、フィッシングカヤックで支持の高いメーカーの物だけに気にはなりますね。


、、、、、極秘情報だが 実は自分の仕事は、こういう商品の商売とは全く無関係ではなく、時間と売れる確信があれば あらたな安い足こぎとか市場投入できなくはないんですけどね。 結構商売として自分だけでやるのは大変そうだし売れないリスクも高いんで、今のとここの業界に参入するつもりはないけど。

あとはなあ、ベイロマンスさんとこが以前開発中だった足こぎ開発をまた本腰入れて再開してくれればなあ、、、、 廉価版足こぎにはならない というかハイエンド系の物になるだろうけどずば抜けた個性のある足こぎ艇ができると思うんだが。 どうも足こぎユニットのとこで躓いて中止になったようだ。 うーん 自社開発にこだわらなければ、カヤック用の足こぎユニットを比較的安価にOEMで作ってくれるメーカーはあるんだけどなあ、、、ベイさんはそういうことご存じなのだろうか?


あーそれから アメリカのほうでは昔から動力付きカヤックに一定の需要があったようだが、最近その辺がまた熱くなってきたようで。
SUPなんかにつけたりするのもはやりだしてるようだし、リチウムイオン電池とかBluetoothとか小型推進器に役立つ技術が身近になってきたせいか最近いろんなメーカーが新商品開発中。

日本では2馬力艇の333cmの縛りがあって、ほとんどのカヤックでは搭載できないので盛り上がることはないだろうけど、
10Ftの足こぎ艇に エレキ +片側に大型アウトリガー+ソーラーユニットでとても素敵な組み合わせになる予感
興味がある人は調べてみよう

大型アウトリガーは海外中小メーカーがたくさん作ってる
良さげなのは Finn Kayak のこれ かな。

エレキユニットは数社日本の代理店があって手に入るメーカーの物もあるようだが、、、、
選択には注意が必要ですよ。 
カヤックにエレキで一番問題になるのは
エレキでなく足こぎ推進の時に ユニットを水面に上げれないとものすごく水の抵抗がかかるということ。
魚探の振動子1個ですら1km近く遅くなるのに、エレキユニットの舟底固定とか絶対ありえないし、上げ下げ可能なパーツの揃わないメーカーのは買わないほうが良い。
無論それを避ける方法もパーツもアメリカのサイトをさぐればいくらでも出てくるが どういう取り付け方にせよ、安く そしていろいろ買い足さなくてうまくまとまるほうが良いだろう。

http://www.epropulsion.com/lagoon/  日本で代理店があるみたいだが、オプションパーツがない

自分的にはこっちが良いな
https://bixpy.com/  ホビーのラダーやドライブ箇所専用パーツもあるし 普通の船外機スタイルのもある セットになってるし、むちゃくちゃ汎用性が高い



他にもいろんなメーカーがあるんで興味のある人は調べてみよう どのメーカーのを買うにせよ魚探と同じで日本の代理店経由だととてつもない値段になるから 海外直輸入したほうが良いかもですね。











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この記事へのコメント
未だに手漕ぎカヤックなのですが、足漕ぎ&セイル使用のカヤックに興味があり、購入を考えています。

メリット、デメリットを冷静な視点で書かれたインプレは、とても参考になります。

釣果の方も凄いですね。イカに至っては、もはや漁の域・・・

これからも、ブログUP楽しみにしています。
Posted by 手漕ぎ at 2017年08月31日 06:06
あまり細かい比較は記事にしていませんが、やっぱり熟成されたスキのほとんどない構成とか、自社金型を持ってるゆえの強み 細かい改良(たまに改悪)が頻繁に行われるとことか やっぱり自分的にはホビーカヤックが好きですね。 
 ただ、カヤック選びのかなめはドライブ第一ではなく、無論価格でもなく、まずは自分の用途に合った船体の形や長さ優先で選ぶべきだと思います。

 あと、沖縄県に限りますが、インリーフの浅瀬で干潮時にはプロペラドライブだと使えず長距離パドルで漕ぐようなポイントも少なくありません。この心配がいらないのはホビーだけです。 その辺も考えて選ぶとよいと思います。
Posted by 足こぎ足こぎ at 2017年08月31日 20:38
アウトバック乗りです。すごい釣果ですね。自分は、足こぎカヤック持っていても、生かし切れてないなと思う今日この頃です。アカイカが7月に釣れるのも初耳です。今度マイポイントで挑戦してみるかな。
Posted by たらちん at 2017年09月07日 16:23
こんばんは、有益な情報よく参考にさせてもらっています。カヤックでのセイル使用に興味があって今回書き込みしました。足漕ぎさんも以前はレボ13を使用していたとブログにて拝見したのですが、その時代からセイルは利用なさっているのですか?現在 自分もレボ13使用で、後々セイル購入したいと思っているのですが、その事で少し迷っています。レボ13だとタガーボード?は利用不可のようですが、それでも 海での安全を考慮しれば、レボ13でもセイル使用は推奨ですか?お手数ですがアドバイス宜しくお願いします。ちなみにアウトキックは付けています。
Posted by ビギナー at 2017年09月07日 20:23
to たらちんさん
季節によるサイズの変遷を見るに8月でも9月でもサイズ無視で言えば釣れないわけではないのかなあ、とは思います。 が、確かおととしの10月頃でしたか、5kgオーバーのクブシミを釣ったことがありますし、、、、 とりあえずオフシーズンでもいつでも大型にも対応するエギ1-2本は持って出かけたほうが良いかなと思います。
Posted by 足こぎ足こぎ at 2017年09月08日 10:35
to ビギナーさん
自分はレボ13と一緒にセイルを購入です。アウトリガーはだいぶあと、1年後くらいに購入です。

が、以下ビギナーさんがそうだといいたい訳ではないですが、ちょっと安全に対する考え方、順序に関して思うことを物申させていただきます。
 

1.レボ11.13.16 アウトバック スポーツ
 セイルをどれに使ったからずば抜けて安全と言うのはありません。どれに使っても あるいはアウトリガーを付けても沈するときはします。
 より安全な方向を求めるのは悪いことではないですが、どうも最近 自分の経験の裏付けがないままに 

 この道具を使ったから安心
 これがおすすめだから安心
みたいな自分は安全に注意を払ってると誤解
それ以上の対策も考えず、言われたこと勧められたものを 過信した人が増えてる気がします。

 足こぎユニットなし つまり手漕ぎで自分は何キロ漕げるかわかってないままに3km沖5km沖に出てる人がいるような?
 アウトリガーなしで少々荒れた日の釣行が自分にはできるかどうかもわからないままに カヤック購入と同時にアウトリガーを付ける人がいるような?
 そういう人は 私に言わせれば安全に注意を払ってると誤解 過信した人 となります。

 まあ、とにかく セイルなしよりありのほうが船は重心が高くなる以上不安定になる訳で、しかもどのモデルでもセイルなしでもカヤックである以上沈する可能性があります。つまりそうである以上より沈前提の練習がより必要です。
 まずは相当な風速でも、どのモデルであってもアウトリガーなしで 釣り道具など一切積まず、いつ沈してもいい海域でちゃんとセイルができるようになるまで練習すべきです。
 もっとも自分はカヤック始めたころ アウトリガーなしのセイルでいつも風の比較的強い日にインリーフで遊んでましたが、沈したことないです。
 人間自分のスキルを自覚し気を張って集中してればそうそう失敗はおかしません。
 が、自分のスキルではなく、物や人の話に頼って判断の基準にする人は気の張りどころ、集中しどころが往々にして自覚のないままずれていることが多く危険だと思います。

2. ダガーボードが使えない13のセイルは安全でない? みたいな解釈をされているような、、、、

たしかにダガーボードをつかうと重心が安定しますが、ダガーボードって基本 アップウインドに立ちやすくするためのもので、 ホビーはドライブのヒレが同じ役割を果たすので、さほどダガーがあってもアップウインドのパフフォーマンスはかわりません。


多分 このコメントを読んだ方の多くには要点わかってもらえない気がするんですけどね。
とにかく 安全性 と言う点で言うと いろいろ道具をごちゃごちゃ揃えたくなると思いますが、
そんなことより一番重要なのは自分のスキルの底上げ だと言うことが言いたいわけで、
アウトリガーなし ミラージュドライブなしでも自分ができる範囲のところで釣行に出かけましょう と言うことです。
アウトリガーは大波食らうと折れたり外れたりしますし、ドライブはそのうちチェーン切れますから。 過信は禁物。

あ、あと、セイルはいざと言うときの保険にはなりますが、釣りのお供 保険的な使い方をするなら 風速4m/s以上の日は使うべきではありません。
セイルってのは天候からは想定出来ない潜在的な危険度をはらんでいるので。
セイルを使わないとわかんない話かもしれないが
 セイル使用時
潮流の早い鬼の洗濯岩の波を背に 追い風 風速5m・s 、、、たった風速5mですが操船一歩間違えると死ぬ覚悟(つまり 沈)が必要です。波の向きと潮流があってれば追い風パワー込みで10km/hくらい出てしまいブローチングが近く船体が不安定で非常に危険だし、追い波 追い風 向かい潮流の場合(リーフ出入り口でよく起こる)重心が高い分振り回されセイル回収しようにも重心揺れすぎで回収もままならなく非常に危険。(風波潮シンクロ時は速度はやばいが回収はまだ楽)
Posted by 足こぎ足こぎ at 2017年09月08日 12:20
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