2019年06月07日
大物じゃなく アジ イワシ サバがほしいかも
アンパラ ステディー350 第三期夏の予約受付中
既に予約ポンポンいただいてます。
予約受付締切日が早まるかもしれません。
コンテナに入る量の制限で入荷数は決まってますので後日追加はできません。
前回もそれで5-6件お断りをさせていただくことになったので、気になる方は連絡お早めに。
試乗会参加募集もやってます
カヤック購入予約していただいた方は試乗会参加無料ですので、九州地区近隣の方は是非ご利用ください。
さて 昨日は午前中はベタなぎ お昼から爆風の予報。 もはやこれがこの地区の定番なんではないかと思う。
いわゆる風を除く 空の天気 怪しい雲が増えるとか視覚的に遠めから事前に察知できるようなサイン、そういうのはあまりなく、風向きが変わったと思ったら爆風になる感じが多いね。
午前だけだし出かけるとしたら大島の影の湾内で、タイやイトヨリ カサゴ サイズは出なくともうまい魚を釣るというのが妥当なところだが、前回こけたカタクチイワシのサビキ釣りもしたい。
ということで、例のオオモンハタ大漁だった遠浅ポイントへ出動。 ここなら探さなくともベイトはいっぱいいる。
浅瀬の狙いであとはハタやタイが少しつれれば文句ないので今日もさして高速移動を繰り返す予定はない。
それに帰りは爆風を背にする可能性が高く、それではと、今回もそういう時にレボ16以上の性能を示すSteady350で出動。
このSteady350の安定性について ブログで何度も触れてるが、結構眉唾だとか大げさだとか思ってる人もいるんじゃないか?
確かにゴムボートではないんで安定性といっても限度はありますよ。が カヤックの中では相当優れてるのは事実。
カヤックを知らなくても、かんたんな物理的な原理原則がわかれば なるほどと思える根拠を2つだけ挙げておこう。
まず、ネイティブ系ドライブであること これ大きい
説明するより見たほうが早い。

ホビーのドライブと並べてみた。
ホビーのカヤックにはセイルキットが装着可能だが、セイルで風上に走るときはまず、ラダーをラージラダーにしないとケツが風下方向に滑って安定しない、そしてフィンドライブは漕がずに立ててやると、ヨットのダガーと同じ役目を果たし風上に走りやすくなる。(あくまで漕ぐためのフィンであるから しなしな なんで、相当量の揚力が抜けてしまう。 よってヨットのダガーほど効率は良くないんでラージフィン&ラダーでも風上左右50度より角度が浅いと非常に遅いですけど。 )
まあ、とにかく この水中にフィンが出てる=ダガーと同じ仕事をする=安定性が良く風上走行に強いというわけだが
で、隣のSteadyのドライブはどうかな? 実際海で装着した状態だとSteadyのドライブはもう少し下にもぐります。
そしてプロペラ基部のフィンは下方向だけでなくシャフトの通る上部もフィン形状に成形されてるのがわかる。
さらに、そのフィンの総面積は、ホビーのノーマルフィンと同等までは行かないが十分効果を期待できるサイズと言えないだろうか? しかも、Steadyのフィンはしなしなしないので
*まさしくダガー的な効果がある。
*また、下部プロペラ周囲を中心に重量があり これも安定性を高めている
ということだ。 また、ホビー レボ16にダガーボードも持ってる人ならご存じかと思うが(ほとんどいないか)
ダガーをつけると安定するだけでなく、流される方向も横移動傾向が強まったり、あとは風上斜めに向けて進むとき明らかに効率が良くなるのを体感しているであろう。
当然Steady350も極太で短めの船型の割に 風上斜めが楽に漕げます。 楽であって速くは無いけどね。普通のカヤックだとまず風が強い時は船首が風下に流され、風上に向くこと自体が大変なわけだが、レボ16やSteadyはその辺が比較的楽だということ。
こういうダガーというかフィンというかそういったものの効果は見た目より大きく、例えばゴムボートなんかでも正式名は忘れたが、船首に取り付ける正面固定のラダー状のパーツがある。 これをつけると風下に頭を向けやすく、左右に頭を振りやすいゴムボートが風上方向を向きやすいそうだ。スパンカーと似た効果があるということ。 風にせよ水にせよ、それらとフィン=翼の推進力。 ほとんどのカヤックがたらい船船底形状であるため、カヤックの世界では語られることも、カヤック選択の基準として考慮されることもないが、こと足漕ぎカヤックにおいては考慮すべき様々な挙動が存在するということだ。
昨今いろんなプロペラドライブを持ったカヤックが市場に出てますけど、ほとんどのドライブはこのフィン面積が狭く、さらにネイティブ Steady系のドライブより無駄に水中へ頭を出している(ドライブが浅瀬でぶつかりやすい)構造をしているようだ。 こういうのはダガー効果がほとんどなく、そして 固定方法も差し込むタイプ2点固定が多いね。 ドライブ自体は軽量かもしれないが、こういう差し込みタイプは浅瀬でぶつけると一気に負荷が、水上でカヤックが何かにぶつかるとものすごい荷重がかかる、その負荷がドライブにかかる。 壊れる場合も多いだろう。
が、ネイティブ Steady系であれば、以前ブログでも話したように、膝上くらいまで来ても大丈夫、実際自分自身釣行でパドルは一切つかわない。
また、万一の時を想定し浅瀬でドライブのホルダークリップを外しておけばぶつかってもドライブは上に持ち上がるだけ。 このクリップ外したままでも普通に漕げますしね。 何から何までいいこと尽くし。
欠点は、車載時かさばること、あとは一般のカヤックだと、前述のように風が強いときに微速スローに風上斜めに漕ぐと、船首が風で風下に向き、風上に修正するラダー操作に苦労するわけだが、Steadyの場合風下で風上に向きたがるという逆のことが起きる。これは風上時のメリットと一心同体ですけどね。
あとは、余談だが、トイレが超楽。 ドライブの上下のスペース確保で大きい開口部があり、しかも手すり付き。(ドライブ本体)まるでおまるですから。 トイレのしやすさは 何気にカヤックアングラーが忘れるべきでないポイントNO2くらいに重要なこと。
そして毎回触れている、他の足漕ぎカヤックにはないSteadyの船尾にある大きなキール。
列挙したこれだけの根拠から見ても、荒れ気味の海況や風上への挙動が一般的なたらいカヤックと同じわけがないという意味は伝わるであろうか?。
ということで実釣。
、、、あ、あと 広大なトランクスペースね。 これも眉唾だと思う方がいるだろう。
まず、船首方向のスペース 60cm長程度のいけす型トランク。
この船首のトランクスペースってのは、基本海上でそうそう物の出し入れをするような使い道はできないですよ。 ドライブを超えて前に出ないと先頭まで届かないし。 なので、特にホビーのようにただの穴にふたをしただけのトランクだと海上では全く死にスペース、使い道はない。
Steadyのような形で水抜き穴もドライブ側についてるといけすに使えるし、(魚はタモを使えばいい)取っ手のついたバケツとかちょっとしたものもおける。 なお、このトランクとドライブの間にレールが取り付けてあるカヤックもありますが、ここは使い道は少ないですよ。 ドライブ乗り越えて魚探操作なんかしなできないいし、ロッドホルダーをここにつけるとキャスティングの邪魔、いけすを使うのにも邪魔。 まあカメラでもつけたい人向けかな。
で、問題は船尾側スペース
これ、これからカヤックを買おうと思ってる方は写真を見てトランクスペースのサイズを推測するくらいしか考えてないでしょ?
結論から言えば トランク長はほとんどの場合どうでもいいこと。 斜めにクーラーを差し込めばどんだけ長いクーラーでも積めますから。
まあ、クーラー斜めだと均等に冷えないとか魚がどうこうとか言ってる方の記事をどっかで読んだ記憶があるが、そういうのことは知りませんぜ。
だがトランク長より重要なことがあって、
シート側のトランクススペース横幅はそこそこあったほうがいい
あまり深くないほうがいい あまり深いとさすがに氷とか寄ってしまい、夏場とか少しね。
で、もう一点は、、、、写真見たほうが早いな

シート位置は標準よりやや長身の自分に合わせ、かつ漕ぎやすさ重視でかなり後ろに寄せた位置
まず、シート下にジグ入れとかナイフが入り、シトーすぐ後ろはバッテリーの上にタックルバッグを積んである。
で、ポイントはメンテナンスハッチ部分。 ここが空いてるが、この位置にカートが来る。で、ご覧の通りクーラーが最後尾に入ってます。
斜めに入ってないって? そうなんですわ。3か月くらい前から コンパクトさ重視で2000円台でかった55cmくらいの背の高いクーラーを買った。 キャンプじゃあるまいし、一釣行で氷が持てばいいわけだし、内寸52cmも確保できて、頭尻尾を切ればメータークラスも入る。
おうちの中(風呂場)で洗うときもコンパクトで楽。
あとこういう安もんレジャークーラーは背の高いペットボトルサイズだからね。ビッグな魚も縦に入れれます 横に入れると氷や他の魚でつぶれるでしょ?縦入れなら65-70cmクラスも三日月形のまげて詰めれるし、その上に ミドルクラスも縦並べて入るし 縦入れができる方が絶対いいけど、ほとんどの釣り用クーラーは背が低く横に長いのが多い。 大物を横たえたイメージには合致するが、実用上はどうかな? 自分はダイワクーラー、Iglooを経てここにたどり着いた。
おっと話がそれたが そういうわけで小さめのクーラーにしたんで すっぽりトランクに入っちゃってるが、これを斜めに入れてると仮定してください。 で、ホビーとかのトランクだとね、 あー、写真は後日アップしますわ、で、ホビーは 上から見るとトランクスペースにシートの背もたれが覆いかぶさってるわけですよ。
つまり、トランクのそこの幅は死にスペースに近いんです。 クーラーとか背の高いものは置けない。 上のSteadyのようにバッテリーの上にタックルバッグはバッグが背もたれでぐしゃっとつぶれるが入る。 でも固めのタックルバッグとかEVAバッカンとかは入らないですよ。 このBASSPROSHOPの黄色い防水タックルバッグも この入らない問題にさんざん悩んでいろいろ試した挙句ようやく見つけた代物。 ギリギリカートもはさめます。
さらに問題なのはクーラーが斜めでしょ? ズリズリとシート側に圧力がかかってるわけですよ。後ろを向いてタックルバッグを取ろうとするとクーラーに押されてカートごと全体前に来てちょっとバッグがつぶれすぎたり転げ落ちたりするわけ。 あとクーラーサイズが60cmくらいだと、バッグをつぶしてスポーンととトランクスペースに入っちゃう。 当然背もたれに干渉するから元の斜めに戻さねばですが、 クーラーは船尾側を持ち上げなじゃ斜めに戻せない、海上でそこには手が届かないですからね。 戻すの大変です。
で、一度上のSteadyの写真に戻っていただきたい。 まずトランクスペースにシート背もたれがかぶってないでしょ? しかも間にメンテナンスハッチがあって、クーラーを斜めに入れようがすっぽり入れようが、クーラー位置はハッチより前には来ないわけ。バッグやカートをずりずりしないんです。
もちろんネイティブ系を始めSteadyに似たようなトランク形状の船はいっぱいありますんでね。 何を買うにせよ単なるトランクの長さではなくこういう点をチェックポイントとして加えてほしいと思う次第。
あと、余談ですけど、こういう道具一式絶対に、しっかり固定しようと思わなこと。 ロッドとかにバンジコードや紐付けてカヤックに結んだり、クーラーボックスをトランクに固定したりバッグをバンジーで固定したり、多かれ少なかれ何らかの固定をする人がほとんどかと思う。
が、私はそういう人を
命より道具を大切にしたいケチンボ
と呼んでいる。
水の抵抗というのは強大なんですよ。 沈したときこういう高価な道具がひっくり返ったカヤックにぶらぶらぶら下がるわけです。 そんな状態のカヤックをひっくり返しなおすの大変ですよ。 たとえ復旧ができたとしてもですね、ロッドとかは引き揚げれるかもしれないけど、クーラーとか大物は引き揚げに苦労しますぜ。 大荒れの海で沈した挙句にそんなことするゆとりあるわけ? 全部結び付けないなら、沈したとき海にごみを散らかすかもしれないが、命より道具を大切にするとか、、、命を落としても仕方ないですよ。 どうしても道具をなくしたくないなら各道具にフロートでもつけとけばよろしい。 もしかして沈の後カヤックと離れてしまったときとか、ぷかぷか浮かんだその道具が浮き輪になってあなたの命を救ってくれるかもしれない。 とにかく命より道具を大切にしたいケチンボはだめだと思いますね。
あらあら 釣りのことを書く時間が、、、
まあいいか。数行で語り終えるないようなんで。
だってベタなぎの海 潮も午前中は満潮を挟み、お昼ごろから魚が釣れそうな時間帯は暴風開始。
あれほどいたベイトも少なく、カヤックについてきたカタクチや、20cm超のアジの群れ サバの群れはサビキでは1匹もつれず撃沈。
ジギングも小物数匹と、かろうじて ぴったりクーラーサイズ 良型52cmのオオモンを釣ったから救われたものの、

かなりストレスのたまる釣行になってしまった。
相変わらず自分は長距離運転が嫌いで、30分以上運転するポイントにはいきたくないんでね。このポイント45分かかるんだよな。
アジサバイワシが案外難しいこともわかったし、今度は近場の大島浦湾内でねちねちやってみるか。
既に予約ポンポンいただいてます。
予約受付締切日が早まるかもしれません。
コンテナに入る量の制限で入荷数は決まってますので後日追加はできません。
前回もそれで5-6件お断りをさせていただくことになったので、気になる方は連絡お早めに。
試乗会参加募集もやってます
カヤック購入予約していただいた方は試乗会参加無料ですので、九州地区近隣の方は是非ご利用ください。
さて 昨日は午前中はベタなぎ お昼から爆風の予報。 もはやこれがこの地区の定番なんではないかと思う。
いわゆる風を除く 空の天気 怪しい雲が増えるとか視覚的に遠めから事前に察知できるようなサイン、そういうのはあまりなく、風向きが変わったと思ったら爆風になる感じが多いね。
午前だけだし出かけるとしたら大島の影の湾内で、タイやイトヨリ カサゴ サイズは出なくともうまい魚を釣るというのが妥当なところだが、前回こけたカタクチイワシのサビキ釣りもしたい。
ということで、例のオオモンハタ大漁だった遠浅ポイントへ出動。 ここなら探さなくともベイトはいっぱいいる。
浅瀬の狙いであとはハタやタイが少しつれれば文句ないので今日もさして高速移動を繰り返す予定はない。
それに帰りは爆風を背にする可能性が高く、それではと、今回もそういう時にレボ16以上の性能を示すSteady350で出動。
このSteady350の安定性について ブログで何度も触れてるが、結構眉唾だとか大げさだとか思ってる人もいるんじゃないか?
確かにゴムボートではないんで安定性といっても限度はありますよ。が カヤックの中では相当優れてるのは事実。
カヤックを知らなくても、かんたんな物理的な原理原則がわかれば なるほどと思える根拠を2つだけ挙げておこう。
まず、ネイティブ系ドライブであること これ大きい
説明するより見たほうが早い。

ホビーのドライブと並べてみた。
ホビーのカヤックにはセイルキットが装着可能だが、セイルで風上に走るときはまず、ラダーをラージラダーにしないとケツが風下方向に滑って安定しない、そしてフィンドライブは漕がずに立ててやると、ヨットのダガーと同じ役目を果たし風上に走りやすくなる。(あくまで漕ぐためのフィンであるから しなしな なんで、相当量の揚力が抜けてしまう。 よってヨットのダガーほど効率は良くないんでラージフィン&ラダーでも風上左右50度より角度が浅いと非常に遅いですけど。 )
まあ、とにかく この水中にフィンが出てる=ダガーと同じ仕事をする=安定性が良く風上走行に強いというわけだが
で、隣のSteadyのドライブはどうかな? 実際海で装着した状態だとSteadyのドライブはもう少し下にもぐります。
そしてプロペラ基部のフィンは下方向だけでなくシャフトの通る上部もフィン形状に成形されてるのがわかる。
さらに、そのフィンの総面積は、ホビーのノーマルフィンと同等までは行かないが十分効果を期待できるサイズと言えないだろうか? しかも、Steadyのフィンはしなしなしないので
*まさしくダガー的な効果がある。
*また、下部プロペラ周囲を中心に重量があり これも安定性を高めている
ということだ。 また、ホビー レボ16にダガーボードも持ってる人ならご存じかと思うが(ほとんどいないか)
ダガーをつけると安定するだけでなく、流される方向も横移動傾向が強まったり、あとは風上斜めに向けて進むとき明らかに効率が良くなるのを体感しているであろう。
当然Steady350も極太で短めの船型の割に 風上斜めが楽に漕げます。 楽であって速くは無いけどね。普通のカヤックだとまず風が強い時は船首が風下に流され、風上に向くこと自体が大変なわけだが、レボ16やSteadyはその辺が比較的楽だということ。
こういうダガーというかフィンというかそういったものの効果は見た目より大きく、例えばゴムボートなんかでも正式名は忘れたが、船首に取り付ける正面固定のラダー状のパーツがある。 これをつけると風下に頭を向けやすく、左右に頭を振りやすいゴムボートが風上方向を向きやすいそうだ。スパンカーと似た効果があるということ。 風にせよ水にせよ、それらとフィン=翼の推進力。 ほとんどのカヤックがたらい船船底形状であるため、カヤックの世界では語られることも、カヤック選択の基準として考慮されることもないが、こと足漕ぎカヤックにおいては考慮すべき様々な挙動が存在するということだ。
昨今いろんなプロペラドライブを持ったカヤックが市場に出てますけど、ほとんどのドライブはこのフィン面積が狭く、さらにネイティブ Steady系のドライブより無駄に水中へ頭を出している(ドライブが浅瀬でぶつかりやすい)構造をしているようだ。 こういうのはダガー効果がほとんどなく、そして 固定方法も差し込むタイプ2点固定が多いね。 ドライブ自体は軽量かもしれないが、こういう差し込みタイプは浅瀬でぶつけると一気に負荷が、水上でカヤックが何かにぶつかるとものすごい荷重がかかる、その負荷がドライブにかかる。 壊れる場合も多いだろう。
が、ネイティブ Steady系であれば、以前ブログでも話したように、膝上くらいまで来ても大丈夫、実際自分自身釣行でパドルは一切つかわない。
また、万一の時を想定し浅瀬でドライブのホルダークリップを外しておけばぶつかってもドライブは上に持ち上がるだけ。 このクリップ外したままでも普通に漕げますしね。 何から何までいいこと尽くし。
欠点は、車載時かさばること、あとは一般のカヤックだと、前述のように風が強いときに微速スローに風上斜めに漕ぐと、船首が風で風下に向き、風上に修正するラダー操作に苦労するわけだが、Steadyの場合風下で風上に向きたがるという逆のことが起きる。これは風上時のメリットと一心同体ですけどね。
あとは、余談だが、トイレが超楽。 ドライブの上下のスペース確保で大きい開口部があり、しかも手すり付き。(ドライブ本体)まるでおまるですから。 トイレのしやすさは 何気にカヤックアングラーが忘れるべきでないポイントNO2くらいに重要なこと。
そして毎回触れている、他の足漕ぎカヤックにはないSteadyの船尾にある大きなキール。
列挙したこれだけの根拠から見ても、荒れ気味の海況や風上への挙動が一般的なたらいカヤックと同じわけがないという意味は伝わるであろうか?。
ということで実釣。
、、、あ、あと 広大なトランクスペースね。 これも眉唾だと思う方がいるだろう。
まず、船首方向のスペース 60cm長程度のいけす型トランク。
この船首のトランクスペースってのは、基本海上でそうそう物の出し入れをするような使い道はできないですよ。 ドライブを超えて前に出ないと先頭まで届かないし。 なので、特にホビーのようにただの穴にふたをしただけのトランクだと海上では全く死にスペース、使い道はない。
Steadyのような形で水抜き穴もドライブ側についてるといけすに使えるし、(魚はタモを使えばいい)取っ手のついたバケツとかちょっとしたものもおける。 なお、このトランクとドライブの間にレールが取り付けてあるカヤックもありますが、ここは使い道は少ないですよ。 ドライブ乗り越えて魚探操作なんかしなできないいし、ロッドホルダーをここにつけるとキャスティングの邪魔、いけすを使うのにも邪魔。 まあカメラでもつけたい人向けかな。
で、問題は船尾側スペース
これ、これからカヤックを買おうと思ってる方は写真を見てトランクスペースのサイズを推測するくらいしか考えてないでしょ?
結論から言えば トランク長はほとんどの場合どうでもいいこと。 斜めにクーラーを差し込めばどんだけ長いクーラーでも積めますから。
まあ、クーラー斜めだと均等に冷えないとか魚がどうこうとか言ってる方の記事をどっかで読んだ記憶があるが、そういうのことは知りませんぜ。
だがトランク長より重要なことがあって、
シート側のトランクススペース横幅はそこそこあったほうがいい
あまり深くないほうがいい あまり深いとさすがに氷とか寄ってしまい、夏場とか少しね。
で、もう一点は、、、、写真見たほうが早いな

シート位置は標準よりやや長身の自分に合わせ、かつ漕ぎやすさ重視でかなり後ろに寄せた位置
まず、シート下にジグ入れとかナイフが入り、シトーすぐ後ろはバッテリーの上にタックルバッグを積んである。
で、ポイントはメンテナンスハッチ部分。 ここが空いてるが、この位置にカートが来る。で、ご覧の通りクーラーが最後尾に入ってます。
斜めに入ってないって? そうなんですわ。3か月くらい前から コンパクトさ重視で2000円台でかった55cmくらいの背の高いクーラーを買った。 キャンプじゃあるまいし、一釣行で氷が持てばいいわけだし、内寸52cmも確保できて、頭尻尾を切ればメータークラスも入る。
おうちの中(風呂場)で洗うときもコンパクトで楽。
あとこういう安もんレジャークーラーは背の高いペットボトルサイズだからね。ビッグな魚も縦に入れれます 横に入れると氷や他の魚でつぶれるでしょ?縦入れなら65-70cmクラスも三日月形のまげて詰めれるし、その上に ミドルクラスも縦並べて入るし 縦入れができる方が絶対いいけど、ほとんどの釣り用クーラーは背が低く横に長いのが多い。 大物を横たえたイメージには合致するが、実用上はどうかな? 自分はダイワクーラー、Iglooを経てここにたどり着いた。
おっと話がそれたが そういうわけで小さめのクーラーにしたんで すっぽりトランクに入っちゃってるが、これを斜めに入れてると仮定してください。 で、ホビーとかのトランクだとね、 あー、写真は後日アップしますわ、で、ホビーは 上から見るとトランクスペースにシートの背もたれが覆いかぶさってるわけですよ。
つまり、トランクのそこの幅は死にスペースに近いんです。 クーラーとか背の高いものは置けない。 上のSteadyのようにバッテリーの上にタックルバッグはバッグが背もたれでぐしゃっとつぶれるが入る。 でも固めのタックルバッグとかEVAバッカンとかは入らないですよ。 このBASSPROSHOPの黄色い防水タックルバッグも この入らない問題にさんざん悩んでいろいろ試した挙句ようやく見つけた代物。 ギリギリカートもはさめます。
さらに問題なのはクーラーが斜めでしょ? ズリズリとシート側に圧力がかかってるわけですよ。後ろを向いてタックルバッグを取ろうとするとクーラーに押されてカートごと全体前に来てちょっとバッグがつぶれすぎたり転げ落ちたりするわけ。 あとクーラーサイズが60cmくらいだと、バッグをつぶしてスポーンととトランクスペースに入っちゃう。 当然背もたれに干渉するから元の斜めに戻さねばですが、 クーラーは船尾側を持ち上げなじゃ斜めに戻せない、海上でそこには手が届かないですからね。 戻すの大変です。
で、一度上のSteadyの写真に戻っていただきたい。 まずトランクスペースにシート背もたれがかぶってないでしょ? しかも間にメンテナンスハッチがあって、クーラーを斜めに入れようがすっぽり入れようが、クーラー位置はハッチより前には来ないわけ。バッグやカートをずりずりしないんです。
もちろんネイティブ系を始めSteadyに似たようなトランク形状の船はいっぱいありますんでね。 何を買うにせよ単なるトランクの長さではなくこういう点をチェックポイントとして加えてほしいと思う次第。
あと、余談ですけど、こういう道具一式絶対に、しっかり固定しようと思わなこと。 ロッドとかにバンジコードや紐付けてカヤックに結んだり、クーラーボックスをトランクに固定したりバッグをバンジーで固定したり、多かれ少なかれ何らかの固定をする人がほとんどかと思う。
が、私はそういう人を
命より道具を大切にしたいケチンボ
と呼んでいる。
水の抵抗というのは強大なんですよ。 沈したときこういう高価な道具がひっくり返ったカヤックにぶらぶらぶら下がるわけです。 そんな状態のカヤックをひっくり返しなおすの大変ですよ。 たとえ復旧ができたとしてもですね、ロッドとかは引き揚げれるかもしれないけど、クーラーとか大物は引き揚げに苦労しますぜ。 大荒れの海で沈した挙句にそんなことするゆとりあるわけ? 全部結び付けないなら、沈したとき海にごみを散らかすかもしれないが、命より道具を大切にするとか、、、命を落としても仕方ないですよ。 どうしても道具をなくしたくないなら各道具にフロートでもつけとけばよろしい。 もしかして沈の後カヤックと離れてしまったときとか、ぷかぷか浮かんだその道具が浮き輪になってあなたの命を救ってくれるかもしれない。 とにかく命より道具を大切にしたいケチンボはだめだと思いますね。
あらあら 釣りのことを書く時間が、、、
まあいいか。数行で語り終えるないようなんで。
だってベタなぎの海 潮も午前中は満潮を挟み、お昼ごろから魚が釣れそうな時間帯は暴風開始。
あれほどいたベイトも少なく、カヤックについてきたカタクチや、20cm超のアジの群れ サバの群れはサビキでは1匹もつれず撃沈。
ジギングも小物数匹と、かろうじて ぴったりクーラーサイズ 良型52cmのオオモンを釣ったから救われたものの、

かなりストレスのたまる釣行になってしまった。
相変わらず自分は長距離運転が嫌いで、30分以上運転するポイントにはいきたくないんでね。このポイント45分かかるんだよな。
アジサバイワシが案外難しいこともわかったし、今度は近場の大島浦湾内でねちねちやってみるか。
Posted by 足こぎ at 20:12│Comments(0)
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