2019年12月06日
STEADY350 予備在庫購入者募集
STEADY350 第三期在庫分完売しております。ありがとうございました。
予備在庫が2台ありますので その分の購入者募集です。
@注意点@
1. 第三期購入者の皆さんの商品に致命的な問題があった際の予備在庫です。 よって、この2台の予備在庫のうち 1台目は購入希望された時点ですぐにお渡しできますが、もう一台は来年度1月中旬以降のお渡しになります。
2. 商品については 必ず こちら
価格は こちら
を確認してください。 配送については今回西濃運輸のみの受付となります。 配送料金は上記リンクの価格は予約購入者向けの価格とあってますので、各エリア2千円ほどプラスになります。 ご了承ください。
3.購入連絡は上記のリンクに連絡先も書いてありますので そちらからどうぞ。
4. 今回は分解整備バージョンかSPドライブチューニングバージョンの選択となります。

アマゾンで25000円以上する超高級カートもまだ在庫あります。 アマゾンで C-Tug Cart を検索。 こちらは多めに仕入れていたので、どなたでも購入できます。 OEMでベルトにメーカー名がないだけで半額の税込み12800円
STEADY350だけでなく 全てのカヤックに。 水面に浮いた状態で脱着可能なうえ、地形走破力も良好。
ということで、無事予約をいただいていた皆さんにはカヤックをお届けできました。 ありがとうございます。
8割がたの皆さんには スペシャルドライブチューニングコースを選んでいただくことになりました。
よかったよかった。 もし無整備自己責任バージョンの予約ばかりだったらどうしよう、、、と、 これが心配だったのよね。
もちろん価格が安いから心配だったんじゃないですよ。 むしろ一つ一つのドライブの整備の手間を考えれば 整備なしの物をバンバン買ってもらい、バンバン壊れてバンバン予備パーツを買ってもらったほうが商売としてはいいんですよ。
心配だったのは こうして当方がいくらギャーギャー警告しても、いやどうせネット商売のために大げさにあおってるだけでしょ、とか解釈されて、
整備しなきゃ本来の性能を発揮できない、そしてバンバン壊れるリスクばかり高い未整備ドライブを、適当に油だけ点しなおして使おうという、
つまり 手っ取り早く言えば、当方以外で激安足こぎを買った大多数の人たちがやってることと同じ発想の人が、STEADYを購入してしまうという事が心配だったわけ。
本来アメリカの高価なトップブランドと同じ内部パーツを使ってる訳なんで、ちゃんと当方に整備依頼してもらえれば性能は断然上がる。 そして その高価なトップブランドでも買ってすぐ起こると言われている様々なトラブルをほとんど未然に防げるわけですのでね。 ただ、整備の内容的に到底一般の方には無理な作業も含まれ、その作業の多くは多分普通のカヤック屋さんにも無理だ。
基本内燃機エンジンをばらして組み上げる程度のスキルと工具を持つ人でないと難しい作業もある。 それなのに未整備バージョンばかり売れたら、やれ壊れた やれ性能がどうした、と、ネットに上がってる他の激安系と同じような評価 扱いになってしまう訳で、それが心配だったという訳。
ちなみに今回まとめて多くのドライブの分解整備を行なわせてもらったおかげで 具体的にどの程度どういうリスクがあるか、どの程度の性能的ばらつきがあるか、どういうところの問題が何割くらいの性能低下を起こすか など結構細かいところまでわかった。
分解整備バージョンは組んであるパーツを正しく組みなおすだけだが、それでもほぼ全バラシで組みなおしだし、SPチューニングVERは一定の決まったレベルまで性能底上げが必要なんで、今回必要に応じてパーツ交換と、ドライブによっては完全バラシもやってますからね。
そのうえで言えば
まず手っ取り早く、整備なしで使えるレベルに達してるドライブは、0%。
整備なしで実際遅かれ早かれ海上で漂流するようなトラブルが起きるレベルの物は7割程度。
実はネイティブなんかでよく問題になってる浸水トラブルに直結するOリングやシール類パーツの破損は3割くらいか。
細かいことは説明省略するがこういうパッキン類ってのはばらすときより組み込んだときに破損しやすい=浸水するかどうか使ってみなきゃきゃわからない。
こういうやつよ。

ちなみに全バラシとは
もちろん上下ギア ベアリングの取り外しはもちろんの事


当然スクリュー周りのギアユニットもバラすわけ。

当然ここまでばらすのにはサイズの合ったベアリングリムーバー ギアリムーバーとそのほかの特殊工具がいるので、普通のカヤック屋さんには無理かも という話になる訳。 実際この手間のせいかネイティブ社もこのパーツは基本Assyで(セットでの意味)売ってるものね。
もちろん これは当方のバラシスキルを自慢するためにばらしてるのではなく、 実際このスクリュー周りのギアユニット内に、ドライブユニットの漕ぎ心地に個体誤差を生んでしまう部分があって、そこがクソ重くて修正が必要な個体があるからばらしてるわけ。 おおむね個体誤差の4割はこのユニットに影響されてるんで。
それも単純に調整し直せば治る場合もあるが、そこは激安系。 なんといっても作業が雑。発生確率は1割くらいだが ほんとに組付けが下手でベアリングが逝かれてるのもある。 また、いかれてなくても ドライブ内ってのは内燃機関のクランクケース内とは違いますんでね。 何が違うって、熱いエンジンオイルがケース内で循環して、最終的にフィルターに濾される、という機能が一切ない。 しかもドライブのケース内はどうしてもアルミ鋳造時のかすとかがそのまま残ってますので。 つまり、浄化機能がないというからには、例えばベアリングに絡んでしまったゴミなどは、永遠にそのままゴミとして絡みっぱなし、ガラガラベアリングの回転を阻害する要因となってしまうわけ。
分解整備バージョンでは破損がなければ( 実際は上記のように3割がたパッキン類は破損していたわけだが、)あとはそのままだが、SPチューニングVERはそうは行かない。 ベアリングだけが動作不良やチューニングのミソではなく、同様のことが起きうる部分は他にも多数あるがそのベアリングだけをとって言っても 実際3ユニット ベアリング交換のドライブがあった。
と、まあ こんな感じで ドライブに関しては、トラブルシューティングに必要なケーススタディーの蓄積は十分積みあがったかな、と思ってるのだが、 まだまだ油断はできませんね。
以前当ブログでも言ってることだが、 形を変え品を変え 必ず別の問題が起きるはずなのである。
もちろんこれはドライブだけでなく、船体側でもそうだ。
構造的なものはわかってるつもりだが、組み立てるのは当方ではないからね。
良い例がこれ


ご覧の通り このカヤックはSTEADY350ではない。
現在問題の洗い出しや必要整備をさぐりながらテスト中の、、、、仮に STEADY―PRO 415 とでも言っておこう。PRO415はそれなりに速い、350と比べると相当速いし それに鬼のように安定してるし 直進性能もよい。 なかなか隙のない設計上の完成度は高いカヤック。
しかしひじょーーーーに重くでかいですからね 万人向けではない。 でかさ 重さがちょっとでも気になる人は350のほうが良いかもしれない。
それはともかく 上の写真2枚 ラダーコントロールハンドル下部部分と 後ろのラダー構造 これを見れば、本当に構造をわかってる人なら何かが問題になると気づくはずだ。
恐らくカジュアルなカヤッキングにはさほどの問題にはならないかもしれない。
が、本気のカヤックフィッシング、ハードな海況では大問題だ。
そもそもこれではせっかくのカヤック本来の性能が発揮できない。
まあ、解決策はすでに完全に答えを求めてあるし、こういう次から次へと起こる問題があるからサンプルテストが重要な訳だからいいんだけど、またまた、メーカー担当者にくどくどと原因 根拠 解決法まで説明しなきゃいけないとなると面倒だな、、、。
STEADY350は後部ラダー構造が違うため 全く同じ問題は起きないが、類似の問題は今後起き得るし、逆にその調整のポイントを応用すればパフォーマンスアップにもつながるし、マニュアル内のラダー整備の部分を更新しとくに越したことはないと思う。
このマニュアルですね、近々ブログのメニューを新たに加えて そこでマニュアル更新状況を告知するようにしようと思うんです。
現在 VER.3.1 ですが、 3.2に更新しました、とかね。で、新しいマニュアルが欲しい方はメールでコンタクトしてもらえばお送りする、みたいな感じで。 当然 STEADY350購入者だけのサービス。 必ずやるんで第3期購入者の皆さんもそれ以前の購入者の皆さんも更新をチェックしておいてくださいね。
あとは、当方が行う定期メンテナンスサービスの案内もメニューに加えようかなと思ってます。
結局必要な工具や作業のハードルの高さ 用意することになる消耗部品から言えば 当方がそれなりに安価な整備コースを提供できればそのほうが購入者各人様にメンテ作業してもらいより良いかもしれないと思うので。 場合によっては半日仕事になるんであまり激安には出来ないけど、今回SPチューニングVERでやったように、ある程度のレベルのパーツ交換はいちいち追加料金はもらわずやるようにすればお得感は出せるかな? と思う。
あ、、、釣り??? ぜんぜんいけてないっすね。
PRO415のテストのため、ギリギリの海況の日に1回出かけただけ。
日南は相変わらず海水温20度以上だし、そろそろ大荒れの海況も一息ついてくれそうなんではないかと期待してるんですが、、、。
予備在庫が2台ありますので その分の購入者募集です。
@注意点@
1. 第三期購入者の皆さんの商品に致命的な問題があった際の予備在庫です。 よって、この2台の予備在庫のうち 1台目は購入希望された時点ですぐにお渡しできますが、もう一台は来年度1月中旬以降のお渡しになります。
2. 商品については 必ず こちら
価格は こちら
を確認してください。 配送については今回西濃運輸のみの受付となります。 配送料金は上記リンクの価格は予約購入者向けの価格とあってますので、各エリア2千円ほどプラスになります。 ご了承ください。
3.購入連絡は上記のリンクに連絡先も書いてありますので そちらからどうぞ。
4. 今回は分解整備バージョンかSPドライブチューニングバージョンの選択となります。

アマゾンで25000円以上する超高級カートもまだ在庫あります。 アマゾンで C-Tug Cart を検索。 こちらは多めに仕入れていたので、どなたでも購入できます。 OEMでベルトにメーカー名がないだけで半額の税込み12800円
STEADY350だけでなく 全てのカヤックに。 水面に浮いた状態で脱着可能なうえ、地形走破力も良好。
ということで、無事予約をいただいていた皆さんにはカヤックをお届けできました。 ありがとうございます。
8割がたの皆さんには スペシャルドライブチューニングコースを選んでいただくことになりました。
よかったよかった。 もし無整備自己責任バージョンの予約ばかりだったらどうしよう、、、と、 これが心配だったのよね。
もちろん価格が安いから心配だったんじゃないですよ。 むしろ一つ一つのドライブの整備の手間を考えれば 整備なしの物をバンバン買ってもらい、バンバン壊れてバンバン予備パーツを買ってもらったほうが商売としてはいいんですよ。
心配だったのは こうして当方がいくらギャーギャー警告しても、いやどうせネット商売のために大げさにあおってるだけでしょ、とか解釈されて、
整備しなきゃ本来の性能を発揮できない、そしてバンバン壊れるリスクばかり高い未整備ドライブを、適当に油だけ点しなおして使おうという、
つまり 手っ取り早く言えば、当方以外で激安足こぎを買った大多数の人たちがやってることと同じ発想の人が、STEADYを購入してしまうという事が心配だったわけ。
本来アメリカの高価なトップブランドと同じ内部パーツを使ってる訳なんで、ちゃんと当方に整備依頼してもらえれば性能は断然上がる。 そして その高価なトップブランドでも買ってすぐ起こると言われている様々なトラブルをほとんど未然に防げるわけですのでね。 ただ、整備の内容的に到底一般の方には無理な作業も含まれ、その作業の多くは多分普通のカヤック屋さんにも無理だ。
基本内燃機エンジンをばらして組み上げる程度のスキルと工具を持つ人でないと難しい作業もある。 それなのに未整備バージョンばかり売れたら、やれ壊れた やれ性能がどうした、と、ネットに上がってる他の激安系と同じような評価 扱いになってしまう訳で、それが心配だったという訳。
ちなみに今回まとめて多くのドライブの分解整備を行なわせてもらったおかげで 具体的にどの程度どういうリスクがあるか、どの程度の性能的ばらつきがあるか、どういうところの問題が何割くらいの性能低下を起こすか など結構細かいところまでわかった。
分解整備バージョンは組んであるパーツを正しく組みなおすだけだが、それでもほぼ全バラシで組みなおしだし、SPチューニングVERは一定の決まったレベルまで性能底上げが必要なんで、今回必要に応じてパーツ交換と、ドライブによっては完全バラシもやってますからね。
そのうえで言えば
まず手っ取り早く、整備なしで使えるレベルに達してるドライブは、0%。
整備なしで実際遅かれ早かれ海上で漂流するようなトラブルが起きるレベルの物は7割程度。
実はネイティブなんかでよく問題になってる浸水トラブルに直結するOリングやシール類パーツの破損は3割くらいか。
細かいことは説明省略するがこういうパッキン類ってのはばらすときより組み込んだときに破損しやすい=浸水するかどうか使ってみなきゃきゃわからない。
こういうやつよ。

ちなみに全バラシとは
もちろん上下ギア ベアリングの取り外しはもちろんの事
当然スクリュー周りのギアユニットもバラすわけ。
当然ここまでばらすのにはサイズの合ったベアリングリムーバー ギアリムーバーとそのほかの特殊工具がいるので、普通のカヤック屋さんには無理かも という話になる訳。 実際この手間のせいかネイティブ社もこのパーツは基本Assyで(セットでの意味)売ってるものね。
もちろん これは当方のバラシスキルを自慢するためにばらしてるのではなく、 実際このスクリュー周りのギアユニット内に、ドライブユニットの漕ぎ心地に個体誤差を生んでしまう部分があって、そこがクソ重くて修正が必要な個体があるからばらしてるわけ。 おおむね個体誤差の4割はこのユニットに影響されてるんで。
それも単純に調整し直せば治る場合もあるが、そこは激安系。 なんといっても作業が雑。発生確率は1割くらいだが ほんとに組付けが下手でベアリングが逝かれてるのもある。 また、いかれてなくても ドライブ内ってのは内燃機関のクランクケース内とは違いますんでね。 何が違うって、熱いエンジンオイルがケース内で循環して、最終的にフィルターに濾される、という機能が一切ない。 しかもドライブのケース内はどうしてもアルミ鋳造時のかすとかがそのまま残ってますので。 つまり、浄化機能がないというからには、例えばベアリングに絡んでしまったゴミなどは、永遠にそのままゴミとして絡みっぱなし、ガラガラベアリングの回転を阻害する要因となってしまうわけ。
分解整備バージョンでは破損がなければ( 実際は上記のように3割がたパッキン類は破損していたわけだが、)あとはそのままだが、SPチューニングVERはそうは行かない。 ベアリングだけが動作不良やチューニングのミソではなく、同様のことが起きうる部分は他にも多数あるがそのベアリングだけをとって言っても 実際3ユニット ベアリング交換のドライブがあった。
と、まあ こんな感じで ドライブに関しては、トラブルシューティングに必要なケーススタディーの蓄積は十分積みあがったかな、と思ってるのだが、 まだまだ油断はできませんね。
以前当ブログでも言ってることだが、 形を変え品を変え 必ず別の問題が起きるはずなのである。
もちろんこれはドライブだけでなく、船体側でもそうだ。
構造的なものはわかってるつもりだが、組み立てるのは当方ではないからね。
良い例がこれ


ご覧の通り このカヤックはSTEADY350ではない。
現在問題の洗い出しや必要整備をさぐりながらテスト中の、、、、仮に STEADY―PRO 415 とでも言っておこう。PRO415はそれなりに速い、350と比べると相当速いし それに鬼のように安定してるし 直進性能もよい。 なかなか隙のない設計上の完成度は高いカヤック。
しかしひじょーーーーに重くでかいですからね 万人向けではない。 でかさ 重さがちょっとでも気になる人は350のほうが良いかもしれない。
それはともかく 上の写真2枚 ラダーコントロールハンドル下部部分と 後ろのラダー構造 これを見れば、本当に構造をわかってる人なら何かが問題になると気づくはずだ。
恐らくカジュアルなカヤッキングにはさほどの問題にはならないかもしれない。
が、本気のカヤックフィッシング、ハードな海況では大問題だ。
そもそもこれではせっかくのカヤック本来の性能が発揮できない。
まあ、解決策はすでに完全に答えを求めてあるし、こういう次から次へと起こる問題があるからサンプルテストが重要な訳だからいいんだけど、またまた、メーカー担当者にくどくどと原因 根拠 解決法まで説明しなきゃいけないとなると面倒だな、、、。
STEADY350は後部ラダー構造が違うため 全く同じ問題は起きないが、類似の問題は今後起き得るし、逆にその調整のポイントを応用すればパフォーマンスアップにもつながるし、マニュアル内のラダー整備の部分を更新しとくに越したことはないと思う。
このマニュアルですね、近々ブログのメニューを新たに加えて そこでマニュアル更新状況を告知するようにしようと思うんです。
現在 VER.3.1 ですが、 3.2に更新しました、とかね。で、新しいマニュアルが欲しい方はメールでコンタクトしてもらえばお送りする、みたいな感じで。 当然 STEADY350購入者だけのサービス。 必ずやるんで第3期購入者の皆さんもそれ以前の購入者の皆さんも更新をチェックしておいてくださいね。
あとは、当方が行う定期メンテナンスサービスの案内もメニューに加えようかなと思ってます。
結局必要な工具や作業のハードルの高さ 用意することになる消耗部品から言えば 当方がそれなりに安価な整備コースを提供できればそのほうが購入者各人様にメンテ作業してもらいより良いかもしれないと思うので。 場合によっては半日仕事になるんであまり激安には出来ないけど、今回SPチューニングVERでやったように、ある程度のレベルのパーツ交換はいちいち追加料金はもらわずやるようにすればお得感は出せるかな? と思う。
あ、、、釣り??? ぜんぜんいけてないっすね。
PRO415のテストのため、ギリギリの海況の日に1回出かけただけ。
日南は相変わらず海水温20度以上だし、そろそろ大荒れの海況も一息ついてくれそうなんではないかと期待してるんですが、、、。
Posted by 足こぎ at 21:28│Comments(0)
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