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2020年12月16日

STEADY-2 360 お渡し間近

まもなく STEADY-2 360 発売です! 
現在テストおよびマニュアル作成中 準備でき次第購入可能
PayPayが使えるようになると思います。

STEADY-2 360 お渡し間近

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寒いなあ、、、 本来冬場はこれでもかというくらい晴れ晴れと続く九州南西エリア。 朝晩は霜こそ降りないにせよ5度以下は普通で結構冷え込むが日中平均は15度。 ギラギラと強烈な太陽パワーと合わさり、晴れの日の犬の散歩はシャツ1枚で済むくらい。 むしろどんより曇りの日が多い沖縄より大隅のほうが温かいくらいだ。(あくまで晴れの日中の話ですよ)
が、今年の冬はなかなか晴れになってくれず、 いやこれは語弊があるな。 別に雨続きとかの天気ではなく、曇り時々晴れとか晴れ時々曇りとか 要するに九州の いや日本の平均的な冬の空というかね。 どんよりした空に晴れ間が見える感じ。
これではギラギラ太陽パワーの恩恵は殆どなくなってしまい、 さらに当方の住む内之浦は田舎なんで、下手すりゃ東京より冷え込む、確実に横浜より寒い。
晴れ晴れ晴れが続いてくれないと海況もよくならないし、はやく普通の晴れ晴れになってほしいものです。
どのくらい晴れ晴れ晴れかはぜひ当方ブログの昨年冬あたりの記事写真を見てほしい。途方もなく青い青空が映ってるはずなんで。

ちなみに晴れが少なく海況が悪い、と言っても実は九州南西部太平洋側はそこまで大しけにはならないんですよね。 むしろ単純に平均波高という意味では春秋より低い。無論、寒くなると朝方の予報に出ない海岸限定の爆風が吹くし船が出せるほど凪ぐわけでもないが。
あ、そうそう 最近ついに このトリッキーな一般予報はおろかGPV気象予報にも出ない爆風を一定確率で予測してくれるサービスに加入しました。 GPVをご存知の方ならSCW予報もご存じだろう。 その有料版だ。 SCWの詳細予報はGPVより詳しくはあるが、結局海岸で吹く爆風までは対応できていないのはGPVと同じ。 がSCWの有料会員になると、局地の10時間予報が見れる。
https://supercweather.com/

数日前も 一般予報を見る限り、大隅太平洋側に行けそうな予報の日があったが、経験上 風向きなどを見てるとどうも午前中はべた凪とは程遠い海況になりそうな予感がして、急きょこのSCWの有料会員登録をしてみた次第。 案の定SCWの無料閲覧ができる範囲ではべた凪予報だったが、有料の局地予報では朝方の大隅太平洋側は爆風だ。 なので、新しく入荷した STEADY-2 360 の最終実用テストを兼ねて予報が良好な錦江湾鹿屋側へ。 ま、ここはアジしか釣れないけどね。
STEADY-2 360 お渡し間近
いつもと違う顔ぶれで それはそれで楽しかった。
なにより錦江湾とはいえそれなりに荒れててSTEADY-2 360 の実用実釣テストには良い日であった。
幸い内之浦湾のビーチ際だと新しく入荷した STEADY-2 360 の走行テストができるくらいの日はちょくちょくあったので、これでテスト終了。
目下大急ぎで各部の確認、改善点を洗い出し そしてドライブシステムの分解整備に忙しい日々ですが、今週中にも今回予約の皆さんへ随時船体のデリバリー連絡を開始します。(予約者の皆さんへ お話しした年末年始のデリバーの問題起きる可能性ありです) ちょっと改善というより 改造 チューンアップの事で乗り出しには関係ない件で、いくつか実釣でテストをしなければならないことがあるので、付随するマニュアルのお渡しは遅れると思います。

なお、基本STEADY-2 360は pro415 のショートバージョンではありますが、案外415からよくなってる改良点が多く テストで大きな問題はなかったけれど、やはり改善点もありますよ。 それは中国製激安カヤックである限り避けれないこと。

そしてだから、いつも言ってるように、しっかりと正しい整備知識がないお店からは買ってはならないのです。
 この間も別の激安カヤックショップのHPを見てたら、(そこはどうやら相当まめに当方ブログをチェックしている形跡があるところなんだけど、) 激安品ですから きちんとドライブを分解して、しっかり内部のボルト ギアのボルトなんかも緩んでないか確認し しっかり締めろ、だって~~~ ウソこくなよ たのむよ、 騙されて乗り出し前にしっかりボルト締めたユーザーのドライブに不具合やパフォーマンス低下が出たら、当然買った側に客観評価は期待できないから、結局カヤックの品質が悪いって話になって、それがネットで拡散しちゃうんだよ、、、って話。
 もう何度も当ブログで言ってますけど、ほんとに販売側できちんとこのプロペラ系のドライブの整備方法を知ってるお店ってないみたいね。 ネイティブウォータークラフトが言ってるように、ギア各所のボルトはそれぞれ適正トルクで締めないと 緩ければギア滑落で破損、締めすぎはパフォーマンス低下を起こすわけ。 おまけにこの位置のパーツの個体誤差が激しく、適正トルクというのが数値化できない。 全ドライブの全ギアの各ボルトで締め付け方が変わるという事。 そしてさらに問題を難しくしてることがあって、もともとこういう海外の工場って、全くそういう整備知識や配慮なしでただ組み立ててしまうのだけれど(これはカヤックに限らずね。当方実際本業で海外工場にいろいろ発注するから断言できるが ここ10年で機械ものの製造レベルは上がっても検品などのレベルはぜんぜん上がらない) 最近激安足漕ぎが広く購入されるようになって、ドライブの問題にメーカー側が少し気を使いだしたわけ。 が、その気の使い方が不完全で整備なしで使えるレベルには全く達しておらず、結局当方のように全ドライブ分解整備をする側はにとってはむしろ手間が増えただけ。
 具体的に一つ例にとれば、上で述べた適正トルクなんだけど、最近入荷するドライブは一様に締めすぎないように対策がとってある。 一応適度なトルクのところでボルトにゆるみ止め液を塗ってあるんだけど、そもそも締めすぎないという事は緩い訳で、ドライブギアはシャフトとの接合部分にセレーションが切ってあってあるとはいえ(わかんない人はググれ)前後運動のため左右に回るから、元から緩いボルトをゆるみ止め液で固めるだけでは不十分な個体も多い訳だ。 
まあ、以前のようにがちがちに締めすぎ、緩すぎは減ったし ゆるみ止め液の使用量も心持増えたようだが、が、実際のところね、全品分解すると、結局ゆるみ止めが効いてない個体 相変わらず締めすぎやよく締めてない個体やら 挙句にボルト自体を忘れてる個体までやっぱりある訳よ。 逆にゆるみ止めがちガチで じゃあそれはOKとはならないから 無理くり外すのにインパクトドライバーが必要になる個体もあるし  要するにすべてが不完全で無駄な手間が増えるだけ。
 ギアのボルト忘れは今まで2回しかなかったけど カヤック全体のトータルで言えば非常に多いよ。
例えばドライブのこの写真のボルト。
STEADY-2 360 お渡し間近
おおむね1ダースに1個はボルト自体を入れるの忘れてるな。頻繁に起こるから忘れるなよと毎回言ってるんだけど、 ドライブ自体はカヤックメーカーがドライブのメーカーに発注してる訳で、一向に改善しない。 まあ、上記のように検品の甘さ そういうもんだと達観してるので、既に前回発注時にここのボルトの予備を大量に送ってもらってるから困りはしないんだけど。
あとこういう部分のオイルシールやサークリップ入れ忘れとかね。
STEADY-2 360 お渡し間近
Oリングも大量に使ってあるから入れ忘れなんかもあるし不可避の破損分も含めれば問題はリング20個に1個はあるな。
販売側でも一見見落としやすいし、購入側には何が足りないのかもわからないだろう。
こういう事態が生じた時、幸い自分の本業(エンジンチューニングパーツ企画販売ですよ)の関連で必要なものが重複するんで、わざわざカヤックメーカーに問い合わせなくても 何が適合するかとか、パーツ入手に困んないですけど、、、そういう問題じゃないよな。 ちゃんと検品しろよ!

 もちろん当方が販売するカヤックのドライブは全品分解整備済み。 単に分解チェックし組付けた訳でも、オイルを封入しただけでもない。 今後購入者さん自身で整備するときに、この整備を難しくしているボルトのトルク問題に気を使わなくて済むよう、
まさしく 普通にボルトが締まってるかチェックし、万一緩んでる場合もトルクに気を使わず普通に締め付ければOKなように改良対策済みになっている。 また、構造上どうしても傷みやすい防水のための各所Oリングは買い足せるように用意してあります。

 あれ、結局宣伝の話になったな。




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Posted by 足こぎ at 12:47│Comments(0)今日の釣り
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