釣れてます

足こぎ

2022年07月12日 21:16

第5期予約中止
円安で利益が出ません。 連絡いただいていた方々には申し訳な限りです。 円相場次第ですがいずれにせよ来年度には必ず改めて案内します。


 さて、春先釣れない釣れないと嘆いていたのだが、九州南部に住んで3回目の春シーズン、思えば毎年梅雨明けまで不安定な釣果が続いているのに気づく。
これは何か原因を探さねば、と当然考えるのだが、すでにブログでも語ったように、現在自分がメインとする釣法は 生き餌を使う いわゆる泳がせ釣の一種である落とし込み釣りだ。 ある程度生き餌任せでテクニック介入度の低めの釣り、そしてあらゆる釣法の中でおおむね最高な魚の反応が得られる釣りである以上、テクニカルな点でやれることは少ない。
 が、唯一、思い当たる節があるとすれば、
それは、大量にわく小型ベイトの季節 であるということだ。

特に4月ごろの錦江湾はすさまじく、海面はあたり一面ルアーサイズの小鯖だらけといっても過言ではない。もちろんサバ以外の小魚も多い季節だ。 既に7月現在 そのような小鯖のラッシュは終了し、新子のサバがたまに連れてもサイズは20cmを超えるようになってきている。 しかし、サバやもっと大きくなるブリカンパチ以外の新子のさかなは当然ほかにもたくさんいるわけで、イワシや小アジなどが代表格。

つまり、急に春先釣果が落ちた原因を 餌に使うベイトのミスマッチと仮定すると、 うまく説明がつくような気がするのである。

で、泳がせのえさに使う魚を小魚に変更して、現在に至る結果を言えば、釣果はおおむねV字回復といってもよい。

餌変更直後のシーズンはちょうど子サバラッシュの時期で 小鯖はなんにでもくらいついてくるし餌の確保には困らなかったが、

あら? みっしりサビキの廻りについてくるサバの写真撮ったんだけどな、、、
魚探画像のほうは分かりやすいかな


サバラッシュの後に、ハガツオの若魚ラッシュが5月ごろ来て、それ以降は餌に使う小魚が小あじやイワシになる。
が、ここで問題発生。 10cmくらいのアジってあんまり落とし込み釣に使う太いハリスの仕掛けでは釣れないし、今まで自分が併用していた大アジ用のサビキもあまり違いがない。 
そこで当然細くて小さいサビキを使うという理屈になるのだが、一定数かかった先からフィッシュイーターに食われたり切られたりするケースが増えるのは仕方ない。 それから、餌確保のポイントもどうやら若干違うと思われ、狙う小魚が小あじになって以来、結構釣り方 ポイント探し ともに苦労はあった。
が、その苦労のかいあり 釣果は上々。 そして釣れた魚が吐き出す小魚を今までよりよく観察すると、やはり出てくるのはルアーサイズが圧倒的に多い。
この件はもう少しケーススタディーを積み重ね ある程度考えがまとまったらまた紹介します。

釣果の写真は、だいぶブログ更新してなかったのでたまりすぎたので省略。

大物の写真だけ紹介

なんといっても大隅で釣れる大物の数 ナンバーワンは


大隅名物 サメ 両方とも1M20cmくらいだな。
もうね、泳がせ釣の上達とリンクしてか毎回釣れます。 釣れない日がないので、タックルも基本ライトジギング系のものは使わない。
と言っても根が荒くない場所が多い大隅のカヤックフィッシングはそれほどヘビーなタックルが必要なわけでもないけれど。
じっくり時間をかけてやり取りすればほとんどの場合カヤックに横付けし、仕掛けを回収できるところまで行ける。
なんせ毎回ですし多い日は2度3度かかりますからね。 そのたびにライン切ってたらばかばかしいですし、それに、なぜだか落とし込みの仕掛けってサメにかみ切られることがとっても少ないのです。 
必然的に大物とのやり取りが上達してしまい、


メーターオーバーのブリとのやり取りなんか余裕ですわ。好調で2釣行に1回は釣れるな。 まあ、デカブリは釣れてもあまりうれしくないですけどね。
頭としっぽ落としてもなおクーラーボックスに入りませんし、でかいクーラー持参で持ち帰れたとしても 大隅の春夏のブリ(冬ほどではないが結構通年釣れる気がする)は脂のってないし、セリに出したとしても二足三文。
うれしくないという点ではこいつも同じ

にべ、、、、手を広げるよりでかいしカヤック上に半分しか乗んないので計測不能。 いや だからブリもニベもなんで1M超えちゃうかな? 80cmくらいまでのにしてくれないかな? 70-80cmなら持ち帰ってさつま揚げの材料にしたり結構使い道があるんで。

うーん、自分にとって釣れてうれしい魚ってハタ系かマダイがメインなわけだけど、 ハタ系は種類によって差はあるが、一番釣りやすいオオモンハタはでかくて2kgちょっと 60cmはゆかないし、マダイはオオモンよりでかくなるとは言え釣れるものの平均サイズはオオモン同様。 思えば自分が釣る魚はそれらのサイズの上をいくものは、いきなり1M超えちゃうわけで、、、持ち帰りでうれしい魚で70cm 80cmってのはあまり出会いがないな。 

まれに つれてはいますけどね。

なんだかすさまじいメタボなホウセキハタ。 6kgだって。 これ まだセリに出した際の清算受け取ってないんだけど ちょっと楽しみ。確実に諭吉超えますんでね。

あとは いつものオオモン多数、
一般には珍しくないが 自分的には初のコロダイくらいか 3kgクラスのデカさ


それから5月ごろからクロホシフエダイがたまに釣れる。 クロホシよりシロホシなシブダイ(正式名フエダイのほう)が釣りたいけどな。 イサキも来るな。

中サイズ以上のサイズのアジより小あじは釣れる場所を選ぶし、この泳がせのマッチザベイト、を意識するようになって、今まであまり釣れなかった魚が釣れたり、あと、今まで釣れなかったポイントで釣れるようになったり、とにかく奥が深いものを感じる今日この頃。


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