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2019年04月19日

また大物釣ってしまった

ででん

また大物釣ってしまった
大物自慢ということで のっけから写真を、、、
1Mとプラス5cm位かな。 縦向きに写真撮るとサイズがわかり辛く 大きさが掴みにくいだろうけど、このサイズになると進行方向に対しお魚横向きで写真を撮ろうとしても左右の頭としっぽがカメラに収まんないんですよ。


さて、前回ブログ更新よりはや3週間、釣りに行ってなかったわけではない。 2回ほど行ったが苦戦に次ぐ苦戦。
まず、海況が厳しい。 
宮崎県 つまりサーファー天国で波の荒い太平洋側であるのでそれはある程度覚悟はしてた。
ただ、日南市は沖4kmくらいのところに島があって堤防の役目を果たしており 周辺海域は半ば湾内と同じ。 おまけにその湾内にもう一つ堤防型の島があるところもあり、もはや池、その周辺に出かける限り、よほど無茶な天気でない限り荒れることはない。
で、海況もあまりよくなかったし、その辺で釣れれば願ったりかなったり、内湾風地形で頑張ってたんだが、やっぱそこでは釣れないんだな。
かといって、まったく釣れないわけでも、魚影がない訳でもない。 水深25m前後のエリア べたっとした砂地地形が多いんだが、まとまった魚影はないが結構分散して反応はあった。がその魚影をなかなかものにできないのである。
 魚がいないのか腕がないのか、いよいよこれはもしかして魚の反応ではないかもしれないとか思いだした頃に ぽろぽろっと時合が来て カサゴ イトヨリ ヒメジの小型サイズが釣れたりする感じ。
苦し紛れにありとあらゆるしゃくり、様々なジグを使ったりするのだが、全く歯が立たない。もしかしてこれは好海況に恵まれない限り、毎回こんな感じの釣果に甘んじることになるってこと?なーんて嫌な予感がして来ていた今日この頃。

他に海況いまいちの日に出かけれる場所を早急に開拓しないとつらいな、これは。 沖縄県で言えば東の金武湾 西の名護湾がある訳だが。
引っ越し前の自分の想定では志布志湾がその役目を果たしてくれるんでは?と思ってたのだが、、、、 この志布志湾、湾と言っても非常に風が強い。

本土の冬は北西の風である。そして宮崎南部は年間を通して北西の風が卓越する。 
一言に北西の風と言っても周辺地域で色々ある。 険しい九州山地で冷やされ山から吹き下ろす日南エリアの風。同じく海岸いっぱいまで山岳地帯の大隅半島肝属山地から吹き下ろす風、 そしてその二つの山風に挟まれる感じで、錦江湾から比較的遮るものもなく直接大陸より吹き抜けてくる風が志布志湾に吹き込む。
同じ風の強いエリアにせよ、やっぱり風上に山があるほうが穏やかになるので、結果的に志布志湾の風が1番強いという日が多く、
さらに性質の違う風が都井岬を軸に回り込みぶつかる。結果として以前当ブログで話した、GPV気象予報すら外れる複雑な風の吹き方につながってるんじゃないかと思われる。 波のほうはやはり湾内、日南付近と比較すれば全然穏やかなんだが、、、、

行くのに小一時間かかるし、遠浅でまともにジギングできそうなエリアは2km沖だし、なによりその2km どう考えても平坦な砂地だし

という事で後回しになっていた志布志湾。 
昨日出動。 この日は日南エリアは相当波風がつよく、逆に志布志は風が穏やか。波も波裏を選べばOKレベル。

この日 一つ心に決めていたことがある。
今回は浅場も多く そしてほとんど砂地、 苦戦が予想されるが、

使うジグはシルバーのみ しゃくりもミディアムピッチせいぜい間合いを入れる以外は凝ったしゃくりはしない。
ここのところ新しい環境で浮かれて基本をおろそかにしすぎたんで基本に戻る。

私見だが、何かを習熟するうえで一番のバカで愚かな愚策は、きちんとした軸足となるものを決めず、あれがよさそうだ、これがうまくゆかないから今度はそれ あの人が釣れると言ったから今度はそっちを と あれこれふらふら変えてゆくこと。
いろいろ試すのが悪いという訳ではない。 が、釣りというのは諸条件によって相対的にその日の釣果が変わるもの。
特に慣れないポイントや釣り場環境で渋い釣果を食らうとついしゃくりやジグサイズとか色を疑ってしまいがち。
が、そのようなことを正確に判別するには相当そのポイントに通わねばならないわけで。
それよりまずは、相手となるその釣り場を知ることのほうが重要。
そのためには 秤となるものが必要で、それがシルバージグであったり同じしゃくりの繰り返しだったりするわけ。
物差しのほうが動いてたら永遠に相手に対する客観的な評価なんてできないでしょう? ここでいう動く物差しとは ジグだったり自らの腕の事ね。
ポイントで何が釣れるのか、時合いが来たらどの程度期待できるのか を客観的に把握するのが先ということ。
4-5回も通うと大体のところは把握できるし、ジグをいじくるのはそれからで良い。


といことで シルバージグをぶら下げて まずは浅場でキャスティングしながら沖へ
やっぱり砂地で浅く広く魚の魚探反応が出るなあ、、、
泰然と1時間半 同じパターンのキャストでは何も釣れず。 

そのあとジギングにスイッチで泰然と 2時間 同じパターンのしゃくりでは何も釣れず。 
まあ、大潮だから、昼が近づかないと釣れないでしょ とも思うのだが、ついつい気分は やはり砂地はダメなのかとか やはり沖縄と違い魚はえり好みが激しいのかとか、、、いかんいかん そういうのは後で!

お、 ついに砂地できた ジグをぽりぽりぽりぽりと噛む感触がタマンを思わせる

また大物釣ってしまった
やったー マダイだ。 タマンで45cmはたいしたサイズじゃないって感じだが なんだかマダイだとうれしいな。 というか 家に帰って食ってみたら激うま。 見た目はフエフキ系と共通点多いけどやっぱ違うのね。

ずっと同じような地形 同じような魚影を追い 同じジグで同じしゃくり、
つまりこれはまぐれか時合いが来たかのどちらかなのは明らか。
よって急いで近くの魚影の濃さげな岩礁へ移動。 
続いて
また大物釣ってしまった
 オオモンハタ。 オオモンの味は他のハタ系と比べ淡泊だが、頭の煮付けはゼラチンが多くてうまいね。

続いてコトヒキ
また大物釣ってしまった
やっぱり時合だ。

おおむね時合いラッシュも過ぎたように思え、昼から海からの風が強まる予報、
丁度風を真横に受けて帰路に就くところにいたので、真後ろに受けるよりましだがやや危険。
斜め後ろに風を受けて帰るところに移動 その後帰路に就くといい頃合いだな。

と、その斜めに受けれる場所、海図的には深度変化もなくなーーんにもないところなのだが、
底が岩礁っぽく、深度も1Mほど浅い。
これが広範囲にわたっておりベイトも多い。
底ものはベイトの陰に入ってるのか良型の魚影はほとんど見えないのだが、
ジグをしゃくるといろんな魚がジグを追うのが見えてくる。中層も何かいるよね。


これって当たり発見?
ほどなく
また大物釣ってしまった
65cm位だがサワラ? まだサゴシ?

底ものは相変わらずすっぽ抜けたりで取り切れないが、魚探反応は今だ上々。 このポイント広いよな。
そしてサワラもう一本追加。
また大物釣ってしまった
こいつは海にお帰り頂く。1匹はうれしいけどでかいんで2匹目はいらん。 リーダーボロボロにするし。

と、この辺で風も吹いてきて撤収のころ合い。
風に吹かれて陸に帰れるので、横にジグを引きながらのんびり帰れるな。

が、のんびりというあてはこの直後外れるのだ。

ちゅぽ っとハタ系か何かのそれなりの良型を思わせるあたり。
先ほどのサワラでボロボロにされたリーダーとフック使ってるし、船首が斜め下を向いていたので慌てて方向調整してと、よしよし 重みあるし引きは弱め、60cm位のハタだねこれは

、、、、方向修正して船の抵抗が軽くなっても竿が重い  もしや5kgクラスのハタ? 
もしやエイ???  いや しっぽ振ってるよね。

とここでお目覚め  猛烈なドラグ放出、、、、 あ、これは 多分ブリ、、、
どうやら前回に引き続きメータークラスだな
多分取り切れない リーダーボロボロ  フックのラインは半分切れかかってたし、、、
しかも最近使うフックがとても小さく そして安もんになり  いつも通りウルトラ軽量タックル(ラインはやや太め PE2号 リーダー8号の沖縄仕様) という事で 強度ネガティブマックス状態

ところが何度ドラグ放出してもラインは切れない フックオフもしない よほどかかりどころが良いらしい。
が、巻いても巻いても引き戻され、15分は格闘、 魚はドラグを出すたび底に到達するのだが、海底が砂地なだけに障害物がない。 底に達して横にカヤックを引っ張る。 なので魚探映像は底付近に太い横線1本。

本来ならもう少し粘れば魚もばてるだろうし、ゆっくり大物とのやり取りを楽しむのだが、残念ながら、さらに風が強まり、
しかも、、、100m以上沖に引っ張られてるやんけ。 
陸までかなりの距離でこれ以上沖にはゆきたくない。
あきらめるか? ちょっとドラグを締めればラインブレイクは確実だが、
ここでダメもとで一つアイディアが浮かぶ

まだいろんな方向に頭を向けて走りはするが、さすがに15分の格闘で魚は弱ってるし、このままラインは50mほど出されたまま、うまくカヤック船首を風下に向け、魚が妙な方向に走らない程度にプレッシャーをかけて強引に同じ方向に頭を向けさせて引っ張るってのはどう? さすがに漕ぐことは無理にせよ、風下時速3キロ近く出せそうだし。

いざやってみると、最初2-3回妙な向きに走られてラインブレイク覚悟したが あとは目論見通り。魚は何とか方向転換しようともがくが 風が強くカヤックの足が速いので抵抗できない様子。 陸に向かい500mほど流されて、頃合いを見てラインを巻き 魚影が見えてくる。
でか!
この間よりややでかいよこれは

という事で冒頭のブリ タモに入るサイズじゃないんで、カヤック横に平行に誘導し、しっぽをつかんで一気に引き抜く。 アジ マグロ系はしっぽ掴みやすいよな。

さて問題はここからで、 このサイズの持ち帰りには魚のカヤック上での解体が必要条件。
 頭としっぽを切り解体さえしてしまえば メータークラスも50cmクラスのクーラーボックスで持ち帰れる。
しかし、今の海況では、解体は両手ふさがるし、波を妙な向きから受けるのは、、、
沈のレベルではないが用心に越したことはない。
とすると とりあえず魚は鰓を切ってカヤック上に転がしておき 魚が傷まないよう可能な限り急いで陸まで一気に行くしかない。

一気と言っても結構風を後ろにして急いで漕ぐのは危険ですからね。
こうなるとSteady350できたほうがはるかにケツのすわりが良いしよかったなあ
などと思いつつ ぐらぐらケツを揺られなんとか解体可能な陸近くまで到着。

ちなみに
そもそもレボ16より日単位の体力消耗が低く楽な スペシャルチューンSteady350
どのカヤックよりキールが深くケツのすわりが良いいSteady350

じゃあなんで最近いつもレボ16なのか というと、
単純に緊急時風上にパドルで漕いで帰る場合16が有利だから。
どっちかというと船の安定性が問題になるのは風下方向に行くときで、これはアウトリガーつけてれば、大抵の場合肝は冷えるが我慢すればなんとかなる。 しかし風上だけは船が細くないときついし、我慢も何も前に進まなければ海保しかないから。
慣れない海域なんでね。 16以外のカヤックはSteadyもレボ13.11 アウトバック ペスカドール ネイティブ どれも似たり寄ったりであんまり気にしても始まらないが、自分の場合、一応16持ってるわけだし 16の風上への強さは別格なんでね。 活用してるだけだ。

さてさて
宮崎での初回釣果から 回を追うごとに尻すぼみな釣果になってきたが、ここで盛り返しができた。
これからリサーチする方向性も少し定まってきたかな。

宮崎って海岸線の磯、岩が90度の角度で切り立ってる地形が多いんですが、海の中もおんなじなんですね。 海面に頭を出してる岩礁とか、海面下は同じように切り立った壁、一気に15m20m30mくらいの深度になってるところが多い。
で、自分の場合 沖縄で学んだ法則、 壁際は釣れない。 磯釣りの人は好きな地形だろうし あくまで自分の法則ですけど。
やっぱり壁際であれば少し離れて傾斜がなだらかになったところ、傾斜の根っこ廻りがよく釣れる。

砂地は未知の領域なんでもう少しシルバージグ作戦継続しないとね。それで時合い任せではダメとなったら別のジグ、てんや鯛ラバなど順を追って一つ一つ試して行こうと思います。


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Posted by 足こぎ at 13:40│Comments(2)今日の釣り
この記事へのコメント
大物おめでとうございます!

ところで、カヤックの取り扱いの方はどんな感じですか?
1月、2月の頃からGWはカヤックの練習でもしようか、と思っていましたが、
まだまだそういう状況ではなさそうですね。
カヤック保管場所を確保し、取り扱い体制が整うのは
梅雨明け頃?夏以降になりそうですか?もっと先になりそうですか?
Steady350の入荷を楽しみにしています。早く業務を再開されるのを心待ちにしております。
Posted by ヒロポレ at 2019年04月23日 00:06
カヤックのほうは、本業のほうがまだ軌道に乗ってないので、、、 もう少し後になりそうですね。 場所は何とかならんこともないんですが、基本カヤックはほとんど利益でない値段で売ってるんで、無理して急ぐ理由もないというか、、、すいません。
試乗とかのご希望は対応しますのでよろしくどうぞ。
Posted by 足こぎ足こぎ at 2019年05月15日 11:43
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