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2019年10月28日

浅場の小物釣り

SEADY350 第3期予約 おかげさまで予約定数に達し締め切りました。
ご予約された方々、ありがとうございます。 すでにメーカーに発注完了しております。
第4期募集は来春予定。 その前に3期の予備在庫放出も恐らくありますので、予約しそびれた方はブログ更新チェックお願いします。


最近ホビーが いまのところプロアングラー用としてだが 新しいドライブユニットを発表しましたね。



ドライブのスピードとかそういうところではなく操作性のアップグレード その利点は要するに、片手のハンドル操作で局地旋回ができるという事だな。
今までのバックの時の紐引きの手間がなくなったうえに、他のカヤックでは絶対マネできない局地旋回とか、船体の向きとは違う方向に進めるとか、とんでもないことになっている。

実用上この追加性能がどの程度のメリットになるかは少々疑問というか オーバースペックというか、ますます構造複雑で壊れたら海上で修理できないというか、なのだが、確かにこれはさすが先行大手のホビーとうならせられるものではある。所詮ホビーもほぼ船体以外中国製パーツで組まれたものにせよ、そのパーツ自体は独自開発 オリジナル性に富むもの。 この間当ブログで、バックがついただけでなんでドライブが5万円以上値上がりするんだよ、と文句を言ってしまったその直後ではあるが、このドライブだから旧型より5万高くても納得な気がする。 ただし、、、、実際は各モデル35万円前後になってしまったバック付きのモデルからさらに値上がりしそうですな。 いよいよ16FTあたりは40万、乗り出しで50万円が見えてくるんじゃなかろうか、、、
中国製激安カヤックが市場を圧巻している今、ホビーはこの独自開発力を使い ハイエンド向けの製品作りを加速させそうな予感。

元が船外機の腰下の構造を採用しているプロペラ系はなかなかこういうびっくらこくような新型は出てこないでしょうなあ。
まあ、むしろ今のシンプルさ しっかり初期整備を行えば丈夫で長持ちなネイティブ社系のプロペラ。 これはこれで軽トラみたいなものなんでこのままであってほしい。 あ、しっかり整備で思い出したが、ネイティブ社が自社ドライブの構造説明、完全分解整備を説明した動画を閲覧不可にしましたね。 一般的な分解整備 グリースアップの動画はそのままにもかかわらず。
推測だけど、やはり当方が気付いたことにネイティブも気付いたんじゃないかな?
激安プロペラドライブ系は見た目はいろいろ出だしているけど内部構造はほとんどみな同じ、
が、激安プロペラドライブ系はきちんと構造を理解した人の監修の上でで組み立てられていないので、本来の性能が出せないとか、壊れる可能性がかなり高い。 逆に言うと、きちんと整備組み立てしなおすと、激安系でも十分な性能を発揮してしまう訳だ(あくまでドライブの話。船体は別。 激安足こぎは船体が使い物にならないのが多いから)
で、ネイティブはドライブの構造や整備のポイントを完全に理解できる動画をアップすることで、送りたくもない塩をたっぷり敵に送ってるのに気付いたのかなあと。 なんせ中華激安カヤック軍の城攻めにあってるのはネイティブのほうだから。

あ、ついでだが、これからは ホビーのフィンドライブ系の激安も増えてくると思いますよ。
自分もすでに3年前から激安系フィンドライブをサンプルで取り寄せテストしています(なんせ製造番号2番のを持ってるくらいだから着目始めたのは相当早いと思う) 特にバージョンアップしてからはほとんどホビーと同じ構造だ。
プロペラ系とおなじで、どうやらホビーも世界中で特許はとっておらず、米国や一部の国でしかとってないようだしね。
ちなみにフィン系の中国メーカーはVer1もVer2も中国で特許所得済みだそうだ。 恐ろしや、、、が、ビジネスの世界では普通に行われていることで、ここをもってしてパクリがどうこうなどと言ってはいけない。 自分も本業のほうでパクリされたこと1度や2度ではないですわ。

ただし、 以下の情報 これはぜひみなさん拡散して欲しいのだが、
フィンタイプは目下のところホビーと比べるとだいぶ劣りますぜ。
バックができないのは無論だが そういう問題ではなく フィンドライブそのものの性能が低い。
まず第一に、
ドライブのギアやワイヤーと言ったメカニズムが生み出す抵抗の問題ではほとんどないのだが、漕ぎ心地がけっこう重い。 特に高速域はとんでもなくと言っていいほど重い。 当然ターボフィン相当のフィンがついてる割にスピードは出辛い。 原因は2つ。

*おそらく フィンの素材や設計が悪い。 ただのゴムなんでね。 自分は開発者じゃないから正確な根拠は言えないが 経験で確実に言えること、 昔のGTフィンとかはラインが擦れたりすると切れてしまいやすかったんだけど、1-2cmの切れキズをテープやゴムとかで補修するだけで、猛烈に負荷があがったり速度が落ちたりしたもんです。 要するに、ただ何となく似た形のフィンを作ってもそうそう同等の性能は出ないという事。
*もう一つは 船体の問題。 フィンドライブがどの程度水中に浸かってるかってのが重要で、船体が最適化されていないと極端な性能低下が起こる。 まあ、プロペラのキャビテーションみたいなもんですね。ただ、プロペラのキャビテーションはプロペラ位置が浅いと起こる訳だが、キャビテーションさえ起きなければ浅いほど負荷も落ちる。 そして若干深くてもたいして変わらない(理論上は深いと負荷があがるだが、2馬力船外機の多くの先人情報かつ当方実験で極端でない限りたいして変わらんという事が実証済み)が、フィンドライブのほうはもう少し設定にセンシティブではないかと思う。 

船体設計のほうは激安メーカーにはなかなかハードルが高いかもねえ。 プロペラ系と同じでなかなかソルトでのフィッシングに対する理解のあるきちんとした設計の船体を作れる、相応の技術蓄積を持つメーカーってのがないからな。
ただし、手漕ぎですごいのはあるぞ。できればアンパラカヤックスで販売したいくらいだが、手漕ぎはもう完全に価格競争が底値に達してしまってるので、もう大量仕入れで数を売って体力勝負見たいな感じになってるから、自分とこが5台10台仕入れても送料通関費用すら元が取れませんわ。 
話がそれたが、そういう優れた手漕ぎを作ってるとこが足こぎを作り出したら面白が、今のところフィンドライブの激安系は自分なら買わんな。 そもそもバックできないし。



さて、実は2日前 日南大嵐 志布志北岸凪  のパターンでまた出かけたのだが、、、足こぎ話が長くなったので 手短に報告。

日南大嵐 志布志北岸凪  のパターンだが、この日は一ついつもと違うことが
風が南西から、つまり湾奥から吹いており、 太平洋側ではないにせよ陸からの風のメリットがないこと。
なので、万一に備え ゴムボートで出艇。

現場の風は予報通りほぼべた凪
が、風から見ると不自然で不気味なくらい、30cm以下位だが周期が非常に短い波が立っている。
これは予報通り 志布志湾北岸を除き 湾奥 湾西岸 南岸は相当荒れてるという証拠だろう。
現状全く問題ないが 万一に備え今日は浅場で小物遊びで決定。
ま、オオモンハタは深度10mで良型釣れるし、運さえ良ければね。

浅場の小物釣り
平アジ系幼魚  近所のスーパーでも人気食材  意外とうまいもんね いわゆるマアジのアジ子とは違う味わい
浅場の小物釣り
まだブリ子もいます。 ただし50cm近くなってきてるので もはや小物とは言えない。
浅場の小物釣り
このオキナヒメジ系 普段は写真も撮ってもらえない雑魚扱いなんだがよく釣れます。40cmオーバーでもリリースしてた。
が、でかいのはとんでもなくうまいのに最近気づいた。 このサイズはリリースだがでかいのは今後キープ決定してます。
浅場の小物釣り
40cmちょいのオオモンは最近ほぼ確実に釣れるね。
浅場の小物釣り
同上のカンパチもいます。 ただ、個体数は圧倒的に減ったな。
浅場の小物釣り
オオモンもう一丁
浅場の小物釣り
沖縄ではめったに釣れない平アジ系が簡単に釣れますな。 ロウニンアジ40cm-50cmが釣れる。 しかもビックらこくほどこいつもうまい。
浅場の小物釣り
これはテンスかいな? たまに釣るんだけど、アマダイかー って期待する分 落胆が激しい魚。
浅場の小物釣り
小物釣りなんで 当然サビキ付き。 こういうのはいっぱいかかってきます。
浅場の小物釣り
締めくくりはサイズアップオオモン。

 最近こんな感じの釣果が続いてるなあ。 自分としてはまあまあ良好な釣果だと思ってるんだが、これが続くのはやはり無理して深いところに行かないからかな。 
ただ、狙いの底ものはほとんどオオモンが占めており、マダイの個体数はこの海域ではやや少ないそうだし。
大物への期待がいいまいちですなあ。堅実ではあるが浪漫がないというかね。
残念ながら深度30M40M以上でこれはすごい魚影 ってポイント未だに見つかってないのよね。 そもそも海底地形図を見ればわかるが50M60M深度で複雑な地形なところ自体に乏しいし、その深度をマメにめぐって海図に載らない細かい根を探せるほどの海況もなかなか巡ってこない。
今週水木あたりにそういう海況になりそうなんだけどね。 
ただ、これはまだ行ったことのない大隅半島南端 佐多岬方面にとまりで行くチャンスでもある。
却ってこういう有名なエリアに行くほうが魚は釣れなかったりするんだろうけど やっぱり一度は行きたいから。
どうしようかな。 結果は次回に。













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この記事へのコメント
こんにちは。22日に志布志北岸湾奥でお会いした者です。好天が続いていますね! 佐多にいらっしゃるのでしょうか。 釣行記を楽しみにしています。
私は昨日、近所でイシダイ1.5kとイシガキダイ1.6kとれました。今日も行けるとこ多いので迷ってたら、昼になってしまいました。。

ブログ面白いです。洞察が鋭いですね。またお会いできたら幸甚です。
Posted by はたお at 2019年11月01日 12:16
コメントありがとうございます。志布志湾は良くゆくのでまたお会いするときもあるかと。 イシダイは潜りで? 私も釣ってみたいものですが、急物はジグに反応しないんですよね~
Posted by 足こぎ足こぎ at 2019年11月03日 21:16
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