てぃーだブログ › カヤックで GO FISHING › 今日の釣り › マグロ 久々に釣った
にほんブログ村 釣りブログ カヤックフィッシングへ にほんブログ村 釣りブログ ソルトルアーフィッシングへ にほんブログ村 釣りブログ ロックフィッシングへ ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

2020年03月13日

マグロ 久々に釣った

STEADY350はラスト1台在庫あり
そのあと次期予約募集は当方の都合でまだもう少し後になります。




 昨日の釣り、波高は広域で良好1M以下
午前中は北風 微風の予報なので出艇場所は志布志湾北岸がベスト 
がしかし、午後からやや南に風が回り5m/sを超す模様
そもそもこの季節のこの地域 午前中の風予報でいかに微風の予測が出ても海上は昼まで爆風なのはほぼ確実。
とすれば、午前より午後の風が穏やかな予報が出てる近場の大島湾内に、少し遅めの時間に行くほうが得策だ。
ただ、この大島湾内地形、如何に波の穏やかなエリアと言えど、九州本島と大島の間は2kmほどの距離があるため、風が強いと湾中央エリアはそれなりに荒れる。 大島周辺から太平洋側を伺いジギングする分にはそれなりに釣れるが、湾中央が荒れて、本島側で釣りをするとなると、水深が浅く砂地が多いため釣果はあまり期待できなくなる。 実際のところこの冬、このエリアで想定外の爆風を食らい、大島側に渡れず、早い時間に撤収のパターンを2回食らってる。
今回はどうだろう? 前の2回よりましな気がするが?  この冬、大型ブリがかかった時を想定し、自分の持つ最大クラス75cmのクーラーボックスを毎釣行持参しているが、いまだ肝心のブリには出会えず、そもそもこのクーラーのサイズが活かされる釣果すらも殆どあがっていない。 近所のスーパーでは地元産のブリがずらりと並ぶ季節になって来てるし、そろそろ沖の岩礁でしゃくればガツンと来るんじゃなかろうか?


 もはや朝方凪いでいることは全く期待していないのでこの日は10時前に出艇。 こういう日はゴムボのカヤック340で出るに限る。
 そしてやはり沖は爆風。 、、、、いつもよりましか。 平均6m/sくらい。 あまり突風はない。 これであれば初期の目論見通り、大島の周辺で、風向に合わせ移動しつつ釣りする分には問題なさげ、、、のはずだったが、なぜか予報的には波高10cm位のはずが、湾中央では1Mを超えている。これではまた大島側に渡れないではないか!
 仕方なくまたもや本島側でちまちまと。 まあ、ゴムボだし極端な爆風ではないのと、波も30-50cmなので、なんとか釣りは出来る。 そして、この日はエソとチビカサゴが釣れること釣れること。 くそー 活性高い日なんだ。 
活性高いおかげか、この後 良型オオモンと、アカハタとしてはマックスサイズ40cm超をゲット。
だが、波風は収まる気配なく、ついに午後1時を超える。
もうあきらめて帰るかな、と思ったあたりで、パッと空が明るくなり、急に波も風も収まる。
よっしゃ後半2時間勝負。
早速大島周辺の岩礁で、、、まずはブリでなくて、ちょっとシーバスロッドにサビキをぶら下げてアジサバ狙い。これも半年くらい釣ってないんでね。スーパーには地物がいつも並んでるのに、、、特に最近買った地物のマサバは脂がのってうまかったし、この一帯はアジサバ実績ポイントでもあるので。
ちなみにこのシーバスロッドにサビキのジギングサビキスタイル、最近は釣行中ジギング中も含め7割くらいの時間帯でこれを使って釣りをしてるかもしれない。
基本ジギングサビキを使う際の最大の問題点は、移動中ロッドにサビキが絡むということなんだ。 移動中絡んだサビキをほどくうちに船の下の魚群はなくなるかもしれないしね。 そこでロッドが水平に近い角度になるようにロッドホルダーを取り付け、ジグが水面下に沈んだ状態で移動することにしたわけ。(ジグが水面上にぶらぶらしてると、波を超える振動でジグが踊ってしまいロッドに絡む)当然長いロッドのほうが長いサビキもキャストしやすいため、短めのボートキャスティングロッドより普通の8FT以上のシーバスロッドのほうが良い。 MやMHよりMLがおすすめ。MLクラスでも40gくらいのジグなら普通に投げれるし、60gも力を入れなければ可能。 また、バーチカルなジギングでも深度30mくらいまでなら使える。もとよりシーバスロッドはよくしなる傾向があるので、しゃくる時もあまり持ち重りせず結構楽にしゃくれる。特に魚影が散らばる傾向が強い平べったい地形だと、横に広くキャストしたほうがはるかに効率がいいため、縦のしゃくりとヨコのしゃくりでロッドを持ち換えるより、1本で全てできるに越したことはない。
という事で、深度30.40mでも、大物狙いの時間以外はしばしばこのシーバスロッドでジギングをすることが多い次第。 まあ、サビキは結束部から切れやすいから無理が効かないけれど、普通に良型オオモンなら問題なく釣れるしね。 


しかし、どうやら今日もアジサバは釣れなそうだという気配がして来て、時間も限られてるし、残りの時間はブリ狙いをするか、と、普通にジギングロッドに持ち替えようと思った刹那、
なんだかカメの息継ぎのようなアーチを描くものが魚探に映る。 気配としてはどうやら水面下数メーターにぶら下がっているシーバスロッドのジギングサビキに反応している模様。 うーん、カメにしてはアーチが乱れてるな。(息継ぎなどで上下するカメの場合大抵きれいなアーチを描く) 念のためジグを落としてみるか? そのままシーバスロッドのジグ投下。
既に水面下10Mくらいのところまで登ってきた魚とジグが重なったところでジグをとめる。 こういう瞬間自体は中表層の魚が魚探に映りジグを落とした時とかもある訳で決して珍しくはない。 まあ、成功率は極めて低く、年に1回くらいやね。

パク、 あ、成功。

フッキングを入れたら、あれ、あまり魚探映像ではサイズが巨大とは思えなかったが、結構な重み、そしてズキューーーン。 ものすごい勢いで引き出した。 青物だな、ブリか?
いや、ヤバイ、ラインこそPE2号だけどサビキだし、取り切れないよ。 まさか小さな40gのジグにこんなのがかかるとは! しかもジグにつけたフックがこれまた小さい。 かかり重視のメジャクラZOC 2号。 針先が鋭くアマゾンだと安いんで愛用してるが、針が細くて、曲がるより折れることも多い。
ファーストランの走りからして、ハタとかの底に走る魚の可能性は低く、時間をかけてやればランディング成功可能性ゼロではないが、、、サビキの結束部は到底持たないであろう、、、一応サビキもメジャクラのジギングサビキLサイズだけどね。何度か底もの大型らしきのがかかったとき結束部できられてるから。

しかし泣いても笑ってもこのタックルでチャレンジ以外に道はない。 まずは魚が疲れるまでボートを引っ張ってもらう作戦だ。
幸いファーストランでは魚は上斜め方向に走っているらしく、さほど負荷を感じることなく、引っ張ってもらいながらリール巻取りも可能。
早速ぼんやりながら青白い魚体が見えて来た。
 さほど巨大ではないがブリサイズだろう。 ヨッシャー 取ってやるぞ!
当然ながらこれで勝負ついたなんてことはなく、セカンドランの始まり。 今度は普通に斜め下。 もう巻取りなんてレベルではなく、ドラグを出されて引っ張られるだけ。 幸いというかカヤックより流されやすいゴムボなため、みるみる船が加速、ドラグを出される時間が魚が走る時間より短くて済み、ロッドもペナペナなんで、ある意味その際の負荷分散には役に立ってる模様。 1回のランで走る時間が長いのだが、その走りを3-4回しのいだところで船の動きが鈍り、魚がお疲れの気配。 ここまでは何とかサビキが持った。 これからが勝負。波の上下に合わせ、ラインが緩んだ瞬間や、少し上向きに魚が動いた瞬間を狙い慎重に1回2回転と巻き取ってゆく。
が、5メーター巻き取ったくらいで必ず魚は再度抵抗をはじめ同じ5Mくらい一気にドラグ出ししてしまう。
さらに魚の引き方にも変化が徐々に表れ、だんだん引く方向が下に向き出した。 おいおい今更底に張り付いてラインブレイクなんてするなよ! やむを得ず ドラグを少し強め、巻きのペースも上げるが、結局底から10Mくらいまで巻き上げては底まで2-3mの深度に戻るの繰り返し。
一向にリールのライン巻取り量が減りも増えもしないこんなやり取りを10分だか15分だか、まあ、もっと長かったかもしれないが続ける羽目に。 随分体力のある魚だね。 ほんとにブリなのか?
がそこで 
 はた、と思いついた。
これって下に引いてるというより 魚自体の重さで下に引いてると感じるだけじゃね?
まだ魚は一気に10M近い距離を戻せる体力がある訳で、完全にグロッキーという訳ではないが、船を引っ張り続ける体力はもうないと。
もうあと5分も今のやり取りを続ければ、おそらく魚は確実にグロッキーになるだろうという感触はあるのだが、だんだん深度の浅くなる根や陸も近づいてきており、ラインだってそこまで持つ保証はない。
ここは一気に勝負をかけるしかないと判断し、ドラグはそのままだが継続的に細かいポンピングで巻取り、魚に方向転換させないようにテンションが抜けないようにする。
中層まではそれでも魚は頭を逆に向けようと抵抗 数メータードラグが出ることも。 方向転換するたびにサビキが引っかかる嫌な感触があり、針がかりするなよと念じること数回(サビキの針が下手にかかるとそこの結束部から切れちゃう)。
ようやく中層を超えてすんなり上がりだして勝負あったの感触。すんなりというか ずっしり漬物石でもあげてる感じだけどね。
 しかし、再び魚の青白い魚体がぼんやり見えだした頃に、想定以上の再度の抵抗タイム。
これがなかなか激しく前後左右、再度ドラグを緩める羽目に。 おいおい 未だ何の魚かわからないこの刹那にラインブレイクだけはやめてくれよ! しかしよく2号の針で持ってるもんやね。これだけ動かれたら小さな針は外れそうなもんだ。
結局これもなかなか収まらないため、再度ドラグを強め、空気を吸わせるしかないと判断。
ようやく魚の正体が見える深度に、、、あれ、、、ブリじゃない。 
、、、、、、マグロだ。 が、問題は何マグロ?  こんな島影の岩礁にマグロっているか? イソマグロ? 宮崎にもいたっけ?

無事タモ入れにいたりイソマグロではないことがわかり一安心、では何マグロだっけ? えーと胸ヒレが小さめのやつはクロマグロともう一種類いたよな。
ひとまず写真をば、 デッキの狭いkayaku340なんで、魚を写真映りのいい位置できれいに撮ってあげられません 許してくれ。
マグロ 久々に釣った
大きさ的には80㎝くらいだが、丸々太ってえらく重い。実際重さも11kgあった
この写真の向きから見るとほっそりして微妙にクロマグロ(ヨコワ)と違うように見えるが
マグロ 久々に釣った
ほら、パンパンなのよ。
船上で頭を落とそうとしたら猛烈に脂が出てきたのでやっぱりヨコワかと思ったけど、家に帰って調べたら コシナガマグロであった。
あまり大きくならないマグロだそうなのでこれは十分成魚サイズ。
そして、成魚サイズが幸いしたか、脂の乗りは最高レベル ハラミは殆どトロだ。 背のほうも皮側半分近くが中トロ状態。
マグロ 久々に釣った
ほ~~~れ この通り。 クロマグロのシモフリと違い筋っぽいサシに見えるが筋は残らず全て口の中で溶ける。 激うまです。
赤身のほうも 赤身というか ピンク身だが、これもキハダなどより味は濃厚で酸味もない。 見た目と味わいともによくハガツオの身に近い。
重さ11kgだったので、近所に配ってもしばらく飽きるくらいトロが喰えるわ。

この後は相変わらず小物は釣れるが、持ち帰りはヨコスジフエダイと良型アカハタもう一匹のみ。 が、マグロがあるんで全然問題なし。
帰りの浅瀬でやたらと魚の反応が出るので探ったらカマスがワラワラ。いくらでも釣れそうだったが、今日に限ってはそんなに釣っても帰ってからの処理が大変なんで、3匹釣ったところで終了。
マグロ 久々に釣った


久々に翌日の肩が筋肉痛。 できれば1か月に1回くらいこういう大物を釣りたいですな。 
マグロなんて狙って釣れるものではないから、この勢いで次回はブリ狙い!  




PVアクセスランキング にほんブログ村


PVアクセスランキング にほんブログ村
同じカテゴリー(今日の釣り)の記事
釣れてます
釣れてます(2022-07-12 21:16)


Posted by 足こぎ at 17:54│Comments(2)今日の釣り
この記事へのコメント
こんばんは
その週末は黒潮寄ってたのか、日南の別エリアでも水温が20度高くありましたよー
マグロ!!
カヤックで釣る夢の魚ですわ
翌週土曜に同じエリアに行きましたが、水温は低下してるし西風爆風で散々でした^^;
Posted by ひげじ at 2020年03月23日 00:08
そろそろ朝方の冷え込みもゆるみ、風が北から吹くときは、志布志湾なら朝から凪ぐ日も増えてくるのではなでしょうか? 去年の4月ごろそんな感じだったと思います。まぐれでたまに釣れるマグロはありがたいのですが、やはりシーズン中のデカブリを釣らねば!ですね。頑張りましょう。
Posted by 足こぎ足こぎ at 2020年03月23日 19:58
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。