てぃーだブログ › カヤックで GO FISHING › 今日の釣り › 大隅半島ええとこやね
にほんブログ村 釣りブログ カヤックフィッシングへ にほんブログ村 釣りブログ ソルトルアーフィッシングへ にほんブログ村 釣りブログ ロックフィッシングへ ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

2020年06月19日

大隅半島ええとこやね

STEADY350  STEADY-PRO415 予約受付開始は6月末~7月前半予定。
その前に415の情報アップする必要があるんですが、 ちょっと本業が忙しいんで今しばらくお待ちを。


 自分が大隅半島に越したのは必ずしも釣りだけが目的という訳ではないのだが やはり場所柄釣果を期待しますわね。
今のところ出艇ポイントまで自宅から数分でついてしまう内之浦湾内しか浮かんでいませんが、毎回それなりに釣れてます。
釣れる魚は定番のオオモンハタがメインで、そこは宮崎時代と変わらないんだけど、時期的に産卵期前後の魚種が多いのもあるだろうが、明らかに宮崎側と比べてベイト類の数が半端なく多い。
そのおかげかブログ用にいちいち写真撮ったりしてないが、 小物や昨年宮崎であまり釣ってないアジサバの類もよく釣れる。
 海況のほうも、明らかに日南周辺より波風穏やかな日が多く、ええとこに引っ越したなと思ってます。日課の犬の散歩についてはつくづく海岸線に絶景エリアが多い日南が懐かしいけど、、、、、、犬のほうは散歩中なにかとかまってくれる年寄りが多いほうが、景色のいいとこより楽しいらしいから、ま、いいか。
 ただ、残念ながら既に梅雨入り。 なんせ梅雨時の雨量が多いエリアなんでね。 海は凪でもなかなか釣りに出ることは出来ません。
今月はまだ、6月初旬と昨日、2回しか出艇できてない。

 さてその2回の釣果  6月初旬のほうは
その前の釣行に引き続き、湾内南側エリアを調査。 この日は海況絶好だったので、距離的に無理しない程度に湾外の近くまで行ってみる。
荒れやすい湾内と湾外の境目も余裕でOKなくらいのべた凪だが、まあ、さすがにそこまで行くのは大変だし時間もかかる。恐らく夏場以外はここまで凪がないと思うので(内之浦湾は北東にひらけた湾で、壁になる陸地も標高があるため南寄りの波風にめっぽう強い)、近いうち一度は行っておこうと思うけど。
 湾外はものすごく地形もよさげで、ゴムボのほうで行ってみたいのはやまやまだけど、まずは無理のない近場で何が釣れてどう釣るかを把握するのが先かなと思う。

という事でサイズを期待しなきゃかなり湾奥でもオオモンが釣れる。
大隅半島ええとこやね
やはり湾奥は湾奥、今回も岩場の魚影が薄かったりする。 
志布志湾や日南の大島内側は、完全に湾奥的な地形ではなく、外海にひらけているためか潮通しもある程度良く、深度10m、20mの砂地にもあちこちにちょっとした岩場、地形変化があったりした。 そのためかちょっとした岩礁周りの砂地でよい魚探反応があったり、良型オオモンが釣れた。 
 内之浦だと陸間近の急斜面の岩礁以外は殆どのっぺらな砂地っぽい。 如何にも湾奥な地形。 とはいえやはり岩礁のヘリの砂地との境目、25m.30m深度を中心に攻めるしかないわけだが。 ある程度砂地にも単発で魚影は見えるけどね なかなかヒットしてくれない。 今後の課題。

しかし湾内の南岸は定置網だらけで釣りがしにくいな。 定置は海底地形的に岩礁と砂地の境目の駆け上がり近辺に設置されてるので、つまり一番釣れそうなエリアを避けて釣りをしなきゃいけないという理屈になる。 あまり定置に近づくと海中のロープにジグを引っかけたりするだろうし、それはマジで漁師さんに対し迷惑をかける。あまり近づかないに越したことはない。
 オオモンやマダイは案外岩礁と砂地の境目だけでなくその周辺の砂地をけっこううろついてるしね。無理に岩礁にはこだわらないでおくとするか。 まあ、砂地は根がかりしないし いつもと違う魚を期待できるし ものは考えようだ。
とか思ってると、いつもは釣れないコトヒキが釣れた。
大隅半島ええとこやね

徐々に湾外に近づく。 やっぱり湾内のせいか、相変わらずベイトが多いわりに良型はさほど魚探に映らないというか、そもそもぶわぶわっと多数の魚の影が魚探に映る事すらまれだな。
その割には釣れるんだけど
大隅半島ええとこやね
良型オオモン

そして待ってました デカゴマサバ  最近スーパーでよくでかいゴマサバ見かけるんで自分も釣ってみたかった。 身が分厚くて シメサバに最高です。
大隅半島ええとこやね

さて、湾外近くのヘリのとこまでは来てないけど、普段の釣行ではこの辺がマックスな距離という頃合い。
残念ながら魚探反応は相変わらず地味。 湾奥より少しましなくらい。 
そうなるとあとは周辺の薄い魚探反応を丁寧に拾って釣るのみ。 
薄い魚探反応という事でかなり悪戦苦闘したが、ようやくズゴー~ン
お、この狂暴な暴れ方は 久々のマダイやね。しかもビッグ。
大隅半島ええとこやね
良かった 苦労が報われた。
大隅半島ええとこやね
オオモン追加

場所的に長居するほどのところとも思えず、かといってこれ以上湾外側へ向かうつもりもないので、ここは早めに切り上げて、
恐らく何もドラマは起きないと思うが湾中央の完全に砂地エリアを通って帰ることに。
大隅半島ええとこやね
平和な海やなあ、、、、 日南では1年間この安心感なかった気がする。

案の定何もないのだが、途中例の、魚探が深度探査できないほど濃厚なベイト反応。(本来深度40-50mあるのだが、魚の陰に入ろ、深度10mと表示してしまう) 恐らく小鯖だなと思ってサビキをしゃくるとワラワラと。サイズがキビナゴとかよりでかいんで数匹キープするだけで立派な夕飯のから揚げメニュー1人前になる。

結局それ以外ドラマはなく、湾奥に近づき 岩礁のある所でまたオオモン2匹追加。
大隅半島ええとこやね

なんだかんだでこの日も釣果はまずまずであった。

--------------------------------------------------------------

さて、今度は一昨日の釣果。
まだまだ内之浦湾調査続行。 今回は湾の北岸。 前回同様無理のない程度に湾外近くまで行ってみることに。
既に湾の南側のほうが魚は釣れるんじゃないかという感触はあるんですけどね。
それは実釣での感触でもあるが、 実際それ以外の条件から推測するに、。岩礁周りの海底地形や深度、定置網設置場所やその数、その他漁船 遊漁船の停泊位置 分布数などを見ても圧倒的に南岸が有利に見える。

が、ものは考えよう。
すでに北岸でも釣果は出てるので釣れないわけではないし、定置網ではそもそもハタ系はあまりかからないし、本業専業の1本釣り船はここにはいないし、岬側を除き遊漁船も少ない。 つまり、北岸側はかなり捕獲圧が低いと考えられる。 うまく足こぎカヤックの特性を生かし、魚影薄いとはいえ岩礁周りをネチネチ攻めればそれなりの釣果が出るんじゃないかという気もする。こちら側は 網や漁船に気を使うこともないしね。

あ、その前に。
当方が最近使うカヤック、レボ16ばっかになってるのが気になってる人はいるかな?
湾内調査がひと段落するまでは行動範囲の広いカヤックでなくてはならないためだが、
実はこの点で言えば STEADY-PRO415であれば十分レボ16の代わりができる。 乗り心地はレボ16より格段に上だし、(おしりや腰が痛くならないという事)デッキが広いので物を置くのが楽だ。(レボは、エサ釣りはしないのでスペース不足とまではいわないが やはり狭く、デッキも低いので良くポロポロものを落とします。 )
が、ここ内之浦の出艇場所は急斜面で掘れたずぶずぶの砂浜だ。 小型軽量カヤックでも出し入れに苦労するレベルの場所なのです。
楽にカヤックを運搬できる方法の工夫と、その対策が明確に出来上がるまでは、当然ホビーやネイティブの釣りに向いたカヤック同様、重量のあるカヤックよりも少しでも軽いカヤックで出かけざるを得ないわけですわ。

当然カヤック運搬のカートのチョイスは重要、これはバルーンタイヤのカートで対策となる。ほんの4-5年前まで3万円とかしてたバルーンタイヤのカート、2-3年前までは安物はタイヤのクオリティーが低く買う気もしなかったが、最近は高級カートと同様のタイヤを装備したカートが1万円以下で買える。
まずはこれは絶対必要。 ただし言っておくが、バルーンタイヤカートは実際使うと異様にかさばる。 写真しか見ずに買うとえらい目に合うよ。
基本よほどの傾斜で しかも掘れてないビーチであれば 当方販売の幅広プラタイヤのカートとか、ノーパンクでないゴムタイヤ装備のカートの空気圧を落として使うとかで十分対応できるので、ほんとに自分に必要かどうか、そこはよく考えましょうね。

が、そもそもバルーンカートが必要になるような出艇場所だと、実際はカヤック用のカートだけでは対策は不十分だ。
バルーンタイヤによってタイヤは砂にめり込まなくなるので劇的に楽に運べるようになる。 タイヤが砂に受ける抵抗は殆どコンクリートのスロープと同程度にまで低減される。 さらに、ある程度の距離を運ぶなら、別途荷物運搬の背負子やカートを用意して、クーラーやドライブを別に運ぶ工夫をすればよかろう。 特にアルファタックルから超幅広プラタイヤ装備の砂地用カートが販売されているのでお勧め。ここで言うカートはカヤックカートではなくて一般の荷物を運ぶ手で引くカートだよ。

ただ、根本的に対策としてはそれでは不十分と申し上げているわけ。
何が不十分かというと、肝心な運搬に携わるエンジン役の自分の足がズブズブに砂地に沈んだり滑ったりしているので、力の損失がはなはだしい。まあ、傾斜 抵抗次第で変わる部分だがわざわざバルーンカートが必要と思えるレベルの悪条件だと、この損失ゆえに上記のカート対策で得られたメリットは半減以下に成り下がるレベル。
どうも内之浦に限らず、日常的に出艇できるエリアはそういう悪条件のところが多そうという事で、今回はその点も対策を考えた。
答えはこれ。

大隅半島ええとこやね

 雪国で使うスノーシューというかカンジキの安くて錆びるところがなくて、脱着が楽で無駄にでかくない奴。脱着楽は重要ね。
2000円くらいで買える。
かかとを浮かせられないので脱着の時はお腹の出てる人 体の硬い人は面倒かもだが、その効果は驚異的だ。傾斜がきついので進行方向を向いて背面で運ぶのはさすがに無理だが、それでも息も切らさずコロコロと運べる。
写真ではわかんないか? 一応急斜面の砂地で撮った写真なんだが、全く砂にはまらないバルーンタイヤの跡、カンジキを使わず突っ張って、完全に掘れて埋まった足跡、そしてバルーンタイヤ同様沈まないカンジキの跡(カヤックを引っ張って力を入れた時の跡です)が写ってるのだ。
これで対策は十分なはず。 次はpro415で出艇する予定。 

長くなったので釣果は駆け足で

大隅半島ええとこやね
大隅半島ええとこやね
目的の場所に至るまでやはり魚探反応は薄いまま。
なんとか中型オオモンと1.5kgの良型は確保。 
結果的に釣れてるけど やっぱり魚探反応が薄いのはいやだなあ、そのうちボーズを食らいそうだ。

そして目的地に到着。 湾外の岬までまだ1kmはあるが、地形的には外海の岩礁に近くなってくるエリア。
まあ、この辺が日常的には妥当なラインだろう。
さほど良くはないがそれなりに岩礁らしい魚探反応もちらほら
大隅半島ええとこやね
うれしい尺オーバーアジ
大隅半島ええとこやね
その他ポロポロ釣れる。 一番でかいアジは42cmもあった。
うーん でも狙いはハタ系の良型

大隅半島ええとこやね
ようやく来てくれた良型
サイズダウンだがもう一匹追加
大隅半島ええとこやね

この日は午後雨の予報だったし、まあ、それなりに調査は出来たのでこれにて帰ることにした。

ちなみにだが 実はこの日一番釣ったのは こいつ アカヤガラ
大隅半島ええとこやね
全て1mを軽く超える個体ばかりで5-6匹も釣っただろうか?
さすがに1.5mくらいのやつはそれなりに重量感もあったが、前回ブログでも言ったように、こいつをクーラーボックスに入れると、他の魚迄ぬめぬめになるから全くウェルカムではない。 というよりカヤックの上にも上げたくないので写真の状態ですべてリリース。
こいつは砂地でぽつぽつ点在する良型の魚探反応エリアで5から10回しゃくった後一息ジグをステイさせる刹那、場合によってはさらにジグをぶら下げた状態にしておくとよく釣れる。
決して評価の低い魚ではなく、むしろ大型は高級魚という事で、自分で食したりセリに出してみたりしたいとは思ってたが、ビニール袋を持参するの忘れたんでね。
次回のお楽しみだ。 ブログではアップしてないが毎回内之浦湾ではよく釣ってる魚なんで、喰ってうまくてセリでも値段がつくなら一気にメインターゲットに昇格だな。 引きがもさっとしてて、ファイト中上に上がってきたりくるくる回るからサビキに絡みやすく釣ってて面白い魚ではないのがたまにキズだけど。









PVアクセスランキング にほんブログ村
同じカテゴリー(今日の釣り)の記事
釣れてます
釣れてます(2022-07-12 21:16)


Posted by 足こぎ at 09:31│Comments(5)今日の釣り
この記事へのコメント
日南界隈のエリアでお聞きしても宜しいですか?
幸島前のビ-チからエントリ-可能でしょうか?
又、幸島⇔鳥島間や幸島⇔築島間での釣りをやられた事あれば注意点など(潮が速いとかそれほどないとか)教えて頂けますか?m(__)m
Posted by 漕志 at 2020年06月20日 17:58
一言で言えば基本よほどの凪の日にしか出艇できないとこです。凪の予報が出ても常に爆風が吹くと覚悟して出かけるところですね。一見湾内っぽいビーチですが、サーフポイントにもなってるのでわかるように、築島幸島間は爆風地帯で荒れやすいです。
築島の漁港スロープが使えなくなったので幸島のビーチからしか出せません。渡し舟が出てるなんちゃって堤防があるとこの隣の砂浜です。
非常に荒れやすく風予報が殆ど外れる難易度の高いエリアですので、いつ荒れても退避できるようにうまく島の風裏波裏になるところに隠れながら釣りをするのが基本スタイルになります。風に悩まされはするものの島影をうまく使えば釣りになりますし、ポイントが近いのでいざというときの退避も迅速に可能なのはメリットです。
幸島北岸と幸島鳥島間は穏やかな時が多いですが幸島北東側がサーフィン向けの波が立ちやすく、南東側は完全な外海ですから、外海からの周期の長く大きなうねりが本島と幸島南東側の間に集約されやすく波高が高くなりやすいです。つまり島の両側の退避着岸地点の手前が荒れる条件が揃う可能性があり、そうなると帰り路の手前が命がけになります。 築島のほうがずっと立ち回りやすいのですが、上記のように出艇場所がないので、幸島から相当な距離と荒れた時に戻れないリスクを冒しを横断する必要があります。築島幸島間は遠浅ですから風が吹くとマジで荒れますよ。(島の間のビーチはいつも波がブレイクしてるから退避不可能) それから当然狭い水路のところはどこでも時間帯により猛烈な潮流になる時がありますから長めの足漕ぎか手漕ぎの本格的なシーカヤックでないと相当移動に苦労する場合もあるでしょう。
凪中の凪かゴムボートでない限り築島鳥島ともに、そのの西側で完全に外海側に出てはいけません。
このくらい書きますとお分かりになるかと思いますが、一般論として、天気予報解析や不意の事態にどう対処すべきかを習熟している方が、何度も通い少しずつ自分で安全圏を確かめながら出かけるややめんどうなタイプのポイントかと思われます。
総じてこの日南南部エリアから都井岬周辺は単に波が高いというより、風が妙な吹き方でかつ強烈なので、あまり人に聞いた情報程度だけで出かけるところではないと思います。
もしこのエリア一帯を習熟されていないという事であれば、大島に守られた非常に安全な栄松ビーチか志布志湾の高松海水浴場をお勧めします。
幸島築島周辺と同じくらいの釣果が出ることも多いですし。
Posted by 足こぎ足こぎ at 2020年06月20日 19:56
丁寧に詳細迄解説頂き有難う御座います
足漕ぎでも本格的カヤックでもエキスパ-トでも無いので比較的な安全な箇所で実績を積みたいと思っています。
県北側や志布志湾近辺、県内外その他の箇所...
私には情報収集も必要と思っています。
またお聞きする事あるかと思いますのでその時は宜しくお願いします。
Posted by 漕志 at 2020年06月20日 20:29
ご無沙汰してます。
大隈半島、魚影の濃さが違いますよね
内之浦は数回出たことありますが、おっしゃるとおり、砂の柔さが半端なく、カヤック担いで車に戻るのが大変でした
でも爆釣なり青物が釣れたり。宮崎からするとうらやましい環境です^ ^

ちなみに、幸島ですが荒れやすいですよね
朝一良くても途中から爆風だったのは何度かありますね
Posted by ひげじ at 2020年06月24日 21:12
内之浦は日南周辺と比べると風はウソみたいに穏やかです。 釣果はどうでしょうね、、、自分の場合釣果安定はしていますが爆釣にはまだ至っておらず。 カツオ マグロやブリ狙いなら日南のほうが良いかもという気もします。 むしろ内之浦ではマダイとかヒラメとかにべ、あとは自分用のアジサバを釣れるようになると、つまりここにあった釣り方を見つけるといいんではないかなんて考えてます。 あと、ベイトがよく釣れるので それを使ってエサ釣りもやってみたいですね。
Posted by 足こぎ足こぎ at 2020年06月28日 20:04
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。