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2020年08月17日

ジギングで大漁だけど、、、

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 暑いなあ、、、 ヒートアイランドな大都市や盆地はともかく、 田舎の気温ってこんなに昔から35度だ 37度だ などと容易に上昇してたっけかな? 大隅半島は梅雨明け以来 とくにここ1週間 雲のない快晴が続いてるんだけど、釣りに出る以外で外に出るのは苦痛でしかない。 この季節ですのでビーチ際で水にも入らず散歩したり寝転がってる人も多いが、熱いだけでしょ、それ、、、、。
 その点 海水面が近いカヤックは きちんと日焼け対策と水分補給さえしてれば意外と酷暑の日でも我慢できないほど暑くはない。 
一年で一番海況が安定する季節で、しかも今シーズンは今のところ近くに台風が来ない。
 よって( 高い外気温と水温の差のためか 午後から天気予報で出ない沖だけの爆風のパターンは多いが、)毎日が釣り日和。 

 実は前回の記事以降も数回釣りに出てるのだが、ある壁にぶち当たっていて、まとまった記事を書くことができず放置だったのです。
特に釣果が出ないとかそういう問題ではなく そこそこ釣ってはいました。 
が、最近始めた泳がせ釣りで少々壁にぶち当たっており記事がまとまんなかったので。


内之浦では永遠につれまくるアジ子 さば子 カマス  これが相変わらずよく釣れるので、 
このポテンシャルの高い海にせっかく越してきた以上、せっかくだから、これを生かさない手はないということで、泳がせ釣りを始めたわけ。
で、たまに釣れる小魚で泳がせるなら、以前のブログで書いたように、大物対応のジギングサビキのサビキ針に小魚をぶら下げれば、タックルチェンジの手間も省け十分釣れるという話。
そして、しばらくやってみると、これがどうやら世間一般に言われているように、ジギングより釣れかねない勢い。

秋冬にこういった餌になる新子はいないわけで、ならばと積極的に小魚を求めポイント探しをしたら、サビキを落とすごとに永遠につれまくる場所が数か所。内之浦すごいな。 もともと泳がせや小鯖小あじ狙いをする前からジギングサビキはやっていたわけだが、狙ってはもちろん まぐれでもこれだけ釣れる場所に遭遇したことはなく、また、こういう場所がどこにでもあるとも考え難い。
 
ただ、問題はその餌確保ができる場所と 本命の釣れる場所で、これが1km2kmの距離があるだけで、カヤックだと30分1時間かかってしまうわけです(寄り道一切なしで移動はまずやらないですからね) そうするとせっかく確保した餌も普通のバケツに入れるだけだと全部死んでしまう。どうしても小魚は岸に近い浅めのところに多いのでね。 沖でもアジ子鯖子は釣れるが圧倒的に少ない。
ぶくぶくを使ってもやはり1時間もたつと多くは死んでしまうね。 おそらく餌が釣れた時により慎重に扱うことで若干の効果は上がると思うが、根本的に大きな生簀がないところでいかにえさの生存率を上げるか、いろいろ工夫して試しているが、そこはやはりスペースの限られたカヤックの上、それに、道具もとにかく少しでも減らすのが快適なカヤックフィッシングに必要な法則なんで、、、これが第一の壁。

で、せっかくの餌を死んだからと言って使わないのは罪だ、ということで 死んじゃったやつも仕掛けにかけてみるのだが、やはりあたりの数に明らかな差が出てしまう。 というより、いまのところ断言できるほどの試行は重ねていないが、どうやら死んだ餌ではジギングより効率が悪そうだ。
いや、死んだ餌でも結構食ってくれる魚もいる。
それは、
ジギングで大漁だけど、、、
にべ
ジギングで大漁だけど、、、
にべ
ジギングで大漁だけど、、、
そしてにべ
写真以外でも数匹。 むしろにべに関してはジギングより死んだえさのほうが釣れるといえるかもしれない。
ゲームフィッシュの対象魚としては、サイズもでかく、基本砂地の魚なんで底に張り付かれるリスクも低めで、大物とのやり取りを慌てずに思う存分楽しめるナイスな魚だと思うし、食べてもおいしい。身もうまいが特にアラだしが素晴らしい。
しかし自分のメインターゲットはロックフィッシュのでかいやつか回遊系の類だし、食べる分としては1匹釣れば10食分20食分とれちゃうし、残念ながらセリ値に関しても、もとより高い魚ではないけど、にべの本場宮崎ですら200円~400円/kg はするが、ここ内ノ浦漁協ではその10分の一しかつかない。 つまり5kgのにべが100円ですよ。要するに複数釣ってもリリース対象魚になっちゃうわけです。 
つまり、終日にべ釣りってのはいまいちテンションが上がらないからやりたくない となる。

結局 本来終日泳がせ釣りができるほどのえさの確保が可能にもかかわらず、実際はほとんどの時間ジギングをしているということになるわけ。
結局生き餌の鮮度を保つ工夫は現状あるものでさんざん試したが、単に死んでしまわないようにするだけでなく、弱らせないようにする必要がある以上新たな大掛かりな道具なしでは解決できない壁(道具は増やさないので行きどまりだ)な気がするので、あとは小魚をつってすぐ泳がせにチェンジできるよう沖でもっとアジ子さば子が釣れるようになるテクニックを磨くしかない。彼らは群れでいる魚だからね。1匹つれれば絶対に群れがあるはず、魚探反応的にもそれは明らかだけど、なぜか沖では鈴なりでかかってこないのよね。 やっぱり捕食者が多いところでは警戒心も強まるのかな?


第二の壁は
ジギングで大漁だけど、、、
やはり泳がせってでかいのがかかるんで、どうしても幹糸をぶち切ってゆく魚や、前にも話した枝針がファイト中魚体に掛ってサビキをボーズにしてしまうパターンが結構起こる。 
誤解してほしくないが、今までと同じターゲットであればこのジギングサビキでの泳がせ釣法で問題はほとんどないんですよ。 これ迄の釣果を、見れば明らかなように、たまにメータークラスのブリとかかかるけど ほとんどの魚は3kg以下くらい。自分のメインタックルも超ライトなロッドとPE2号の組み合わせ。太めのジギングサビキとロッドリール 釣れる魚のバランスはとれていると思っていた。
こうしてブログに記録が残るので それを見れば明らかなように、これまでのこの自分の釣り方ではほんとにでかすぎて取り切れなかったなんて魚との出会いは、それそのものが極めてまれ。 もっとでかい魚を釣りたかったら根本的に今の釣り方を変えるしかない、つまり大物用のでかいルアーをそろえるとか 今回のように泳がせをやるとか 、というのは以前からとっくにわかってたこと。
そして今までは安定した釣果重視をあえて選択していたわけ。
しかし 釣行の翌日はほとんど内野浦漁協のセリに行くわけだが、そこでよく生け簀に定置網にかかった大型高級魚が入ってるのを見ることになる。5kgクラスは普通に見かけるし、この間10kgと15kgのチャイロマルハタが泳いでたな。 
やはりこれも世間一般に言われているように 泳がせで狙う魚のサイズには上限なし というかね。 どうやらえらい大物も食いついてくる模様。横に走る魚ならまだしも力づくで引っこ抜かないと底に張り付き万事休すの10kgのハタ系や真鯛はさすがにこのタックルでは無理。
とすると、もうこれは泳がせ用のタックルを1本追加で持ってゆくしかないかな、と考えてる次第。 まあ、壁というほどではないことなんだが、カヤックフィッシングでは道具は最小限てのが非常に重要なんで。 ただでさえ太刀魚がスパスパラインをかみ切るので予備のジギングタックルを追加せざるを得なくなったうえにこれか、、、、
そういえば、幹糸をぶち切るのが大物のハタならいいんだけどねえ、、、
ジギングで大漁だけど、、、
サメも多いからな。 泳がせの魚をロッドにぶら下げて移動してるとよくシュモクザメの小さめのやつが数匹カヤックにしつこくついてくる。 あまりに近寄るのでロッドでビシバシたたいてやるんだが、すぐ戻ってくるのよね。


というわけで ここ数回イマイチリズムが取れないぎくしゃくした どっちつかずの釣りとなってしまい 結果はあきらか、メインターゲットのオオモンハタがいまいちつれていない。
そして昨日。 ちょうど海況も絶好なので、内之浦から離れ、少し南部に出張。 多分内之浦ほどベイトはつれないと思うので、一応泳がせタックルも持っては行くが、基本シンプルにジギングで攻める心つもり。

ジギングで大漁だけど、、、
早速オオモンと あとはネリゴ これはもう終日ラッシュ状態。 群れがあれば必ず何投かすれば釣れるんで以後いちいち写真は撮ってない。
すでに40cmオーバー 45cmくらいの個体も多く、もうダッシュ力に関しては10cm以上大きな魚並みの力強さ、釣ってて飽きない。 ただ、前回のような2歳クラス(55~60cmくらい?)と違い脂は乗ってないから持ち帰る魚ではないわな。ま、スーパーで並んでるのは高いけど、、、

ジギングで大漁だけど、、、
ツムブリ 55cmくらいだけど 夏だし 脂がのってると思えないのでリリースやね。 冬に期待。

ジギングで大漁だけど、、、
オオモンダブル ジギングサビキならではですな。
ちなみに今日のオオモンはすべてサビキに食いつく。珍しいなと思ったら、オオモンの口からシラスが出てきた。 やっぱマッチザベイトってやつ。
沖に徐々に移動しつつ釣りをしていて、アジ子さば子がサビキにかかるのを今か今かと待ってたんだけど、ちょうど目的地点に達したところで1匹さば子がつれる。
ナイスタイミング! わくわくして仕掛けを落とすと、さっそく鯖子が暴れもぐもぐとした手ごたえ。
が、さんざん食いついたり引っ張ったりするんだが、フッキングできない。 そのたびに餌だけ取られたかな?と思うのだが、なぜかまだ小鯖は針についてる感触が、、、 どうせ1匹しかない餌 ここは引き上げて様子を見ずに今しばらく待ってみるか、、、
そしてようやく 確実に食った感触とともに大きくロッドがしなる、、、ん? よく走るがいまいち軽いね?
ジギングで大漁だけど、、、
うーーん ハガツオかあ、、、 うまい魚だけど これはジグで釣れるね。 カツオの後ろに写ってるのはジグで釣った大きなカマス。ぬつ切りにして餌にするかと思ったんだけど、全然つれなかった。 せっかく釣れてくれたのに すまん カマス。

その後もジギングで安定してオオモンハタとネリゴが釣れる
ジギングで大漁だけど、、、
またダブル
ジギングで大漁だけど、、、
高気圧に覆われた夏の晴れの日ってゆっくり巻いても底物は目が出たり腹が膨れやすい気がする。
ジギングで大漁だけど、、、
この写真の40cm前後のやつ このほかにも数匹釣れたんだけど、普段はリリースするサイズも持ち帰る羽目に、、、
まあ、値段はちゃんとつくサイズだけど、できるだけ長く釣りをしたいんでね。 前述のセリを見ててつくづく思うんだけど、定置網とかほんと稚魚から何からネコソギなんですわ。 豆アジとか50Lくらいの大きな木箱に毎日何箱も。 それにマメアジはまだ食材としての需要があるからまだしも、40cmくらいの食うとこのない太刀魚とかコロッケサイズにもならないイカとかね。 
 もしかしたら現代の科学技術を駆使すれば、幼魚が入らない網の開発とか可能かもしれないが、問題はたぶんそれだけでなく、ネコソギでとらないと元が取れないほど魚のせり値が安いのとかもあるだろうし、 (田舎のセリではスーパーで1匹800円で売ってある魚でも、100円以下が普通だもんね)自分にはまだ何が原因で何が良くて何がよくないのかよくわからないんだけどね。


ということでほとんどの時間 餌釣りに浮気せずジギングだったこの日は 前回ブログ記事の日と同じく またオオモンがたくさん釣れた。
思えば前回ブログ記事の日も 何度か泳がせチャレンジをした後のジギングの日だったな。
今のところジギングのほうが釣れてるじゃないか、結局釣りで一番まずいのは釣法にせよポイント選びにせよあちこちに中途半端に手をつける事という法則を地で言ってるって気がする。 
それでも自分が泳がせをしたがる理由は 上記の魚のサイズへの期待もあるが、 やっぱり生きのいい餌を泳がせたときの魚信の多さというかね。魚探反応のいいところで泳がせるとほとんどすぐに何らかの反応があるんですわ。 多くの場合食い逃げされちゃうだけなんだけど。 それは自分のあわせのまずさもあるし、そもそも食い逃げする側のサイズも小さかったりするんだろう(すでにサバ子カマスは20cm超まで成長してる個体が多い) 
そのなかなか釣果につながらない答え探しのプロセスが新鮮で楽しいし、結果が出る日が楽しみだから しばらくはあちこち浮気しつつで釣りをする予定。

それにしても好海況がこれからも続くな。 次はゴムボートを出して 近場でベイトをつって一気に沖に出てみようかな。












 


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Posted by 足こぎ at 18:19│Comments(2)今日の釣り
この記事へのコメント
こんにちは
泳がせ用の生簀として、しばらく鮎の船?を使ってたことがあります。
長距離移動は抵抗で遅くなるので、長距離移動中はカヤックの後ろに載せて、それ以外は横に繋いで
立てると水が抜けない構造になってたので、便利でしたよ

荷物がかさばるので何回かしか使いませんでしたが、活き餌キープにはいいと思います
Posted by ひげじ at 2020年08月20日 19:07
実はSteady415PROのほうにはオプションで 仰る鮎の引き船と同じような形の生け簀があります。 カヤックにロープを付けて引っ張れるのは無論ですが、これがぴったりと巨大な415の後部スペースに収まるようにできているため、スカッパーホールを使ってビルジポンプを装着するのも容易です。415のトランクスペースは(つまり生け簀サイズも)長さ80cm位あるので、恐らくポンプを付ければ生き餌どころか、ハタ系ならそれなりのサイズも生かして持ち帰れると思われます。
これを当方所有しています、が、やはり長いこと頻繁にカヤックに乗ってますと準備撤収を速やかに行えることが重要になって来て、荷物を増やすのは絶対に避けたくなるので。
そのほかの方法を考える方向で行きたいと思ってます。
Posted by 足こぎ足こぎ at 2020年08月25日 22:25
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